先進農業支援センター竣工祝賀会が盛大に!
読谷飛行場転用基本計画の一環として整備してきた先進農業支援センターの竣工祝賀会が、同施設内花卉集選花場で多くの村民、関係者が出席し盛大に行われました。
同施設は、平成8年に行われた『沖縄米軍基地所在市町村に関する懇談会』の提言に基づき、読谷補助飛行場の跡地利用として整備が進められ、農業従事者の育成、高収益型農業の振興、流通販売開拓に関する研究及び支援を目的に、センターハウス、育苗施設、平張り施設等を約10年の歳月をかけて整備してきました。
祝賀会で安田村長は「平成8年に行われた懇談会の中で、農業に従事する青年たちが、当時の岡本首相補佐官や島田懇談会座長に、読谷飛行場返還後の夢を熱く語ったのがきっかけとなり、旧地主、国、県、その他多くの関係者のご協力で完成することができました。そして、今、夢が実現し、第1期の農業研修生やその従業員が経営研修等に勤しんでいます。本施設は、読谷飛行場のパイロット事業としての役割を果たすものと大きく期待しています。今後とも関係各位の皆様のご指導、ご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。」とあいさつしました。
原田正司内閣府政策統括官は「安田村長を始め、関係者の方々の本施設に対する熱い思いを聞くと、所期の目的が必ず達成されるものと強く思いました。また、本施設が読谷村における農業の発展を先導する重要な役割を果たすことを期待します。」と述べました。
舞台では研修生による余興や、鳩間節が行われ祝宴に華を添えました。