vol 37 めざせ 健康ゆんたんざ
ハイサ~イ! 村民の皆様こんにちは。私は住民保険課で国保保健指導の業務をしております看護師の島袋と申します。家庭訪問業務が主で「国民健康保険からの訪問です」と話すと多くの村民から「国保税は納めているよ」「税金の相談はしているよ」と、税の徴収員に間違えられることが多々あります。
では、国民健康保険の保健指導とは、どのような業務なのかを紹介したいと思います。
国保保健指導員は、村民の健康を保持・増進することを目的としており、訪問先で、体調のことを聞きながら、かかりつけ医のことや薬についての知識の提供、健康に関する相談をしています。
かかりつけ医を持つことは、むやみに医療機関を転々とせず、薬の重複や検査の重複を防ぎ、心身に弊害をおよぼす可能性を減少させます。薬に対する知識は、誰もが持っているわけでないので、解りやすく説明出来るよう心がけています。適正な検査・投薬で健康や医療に対する意識の高揚を図ることが、結果として医療費の抑制にもつながると考えています。
訪問時に話をしたことで「気持ちが楽になった」とおっしゃる方や、通院を中断していた方が、通院しはじめて血糖値やHbAIc(糖尿病のコントロールの指標となる)の値に関心を持ち食事に気をつけるようになったという方もいます。
また、生活習慣病予防の目的からも、住民健診や人間ドックの健診受診を勧めています。糖尿病等の生活習慣病は、自覚症状のないままに症状が悪化するので、予防するために健診を受けて頂きたいと思います。特に医療機関への通院がなく、健診受診が無い方は是非、受けて頂き自分の血圧やコレステロール、血糖値などを知り健康に関心を持って頂きたいと思います。
これからも、健康増進課の保健師、栄養士と連携しながら、生活習慣病予防対策に努め村民の皆様の健康づくりを支援していきたいと思いますので宜しくお願い致します。
住民保険課 看護師 島袋弘子