座喜味「永和の塔」に追加刻銘
慰霊の日の6月23日、座喜味公民館敷地内にある「永和の塔」で、永和の塔戦没者追加刻銘碑除幕式が行われ、197名の氏名が刻まれ、遺族らが戦没者の冥福を祈りました。
永和の塔は、これまで同区の軍人のみが刻まれていましたが、沖縄戦で亡くなった区民の名前も「生まれ島」に刻もうと、比嘉光雄区長を筆頭に、永和の塔追加刻銘実行委員会を立ち上げ、刻銘作業を進めてきました。
除幕式後に行われた慰霊祭で比嘉区長は「おかえりなさい我が古里に。みなさまの帰りをお待ちしておりました。」とあいさつしました。
今回刻銘された197名のうち、21名は「平和の礎」にも刻銘されていない可能性があることが分かり、実行委員会では県に刻銘を申請することにしています。
写真説明 新たに刻名された戦没者の冥福を祈る遺族ら