イザイホウやカンカー祭りを表現 ~画家・喜友名朝紀の世界~
8月22日、村立美術館で、企画展「画家・喜友名朝紀の世界」(主催:読谷村教育委員会・村立美術館)のオープニングセレモニーが開催され、村民をはじめ、多くの美術愛好家が会場を訪れました。
喜友名氏の作品は、嘉手納町野里(現嘉手納基地内)に古くから伝わる「子ども達の無病息災を願い、牛を集落で分け合う」という祭祀「カンカー祭り」や、久高島に伝わる「イザイホー」などの古式の祭事や神事に関する叙事詩的な祭祀世界が描かれているのが特徴です。
オープニングで安田村長は「先生の作品を眺めると、沖縄の祭祀や神事の様子が目に浮かぶようです。多くの来場者がカンカー祭りやイザイホーの世界観を感じていただけると思います。」と述べました。