三線歌謡の始祖「赤犬子」と大交貿易時代の先駆者「泰期」、壮大なドラマが感動を誘う「第33回読谷まつり」(同実行委員会)が11月3日、4日の両日にわたって盛大に開催されました。
10月28日には、オープニングに先立ち、むら咲むら闘牛場において第10回読谷まつり闘牛大会が開催され村内外から闘牛ファンが観戦に訪れました。
祭り初日、主会場となった運動広場では、小・中学校児童生徒による集団演技の他「しまうた」、読谷高校ダンス部の「創作ダンス」など多彩な演目が演じられました。
赤犬子琉球古典音楽大演奏会では、総勢300名余による荘厳にして華麗な演奏が行われたほか、各字に伝わる伝統芸能がステージに華を添えました。
2日目は、「受け継ごう、読谷の心」をテーマに子どもたちによる棒術や獅子舞、琉舞など多彩に披露されました。 大交貿易時代のロマンと勇姿を再現した、創作「進貢船」。泰期が乗った進貢船が会場に姿を現すと出演者と観衆の熱気が最高潮に達し、まつりのフィナーレを飾りました。
2日目はあいにくの雨に見舞われたにも関わらず、村内外から多くの方々が訪れ、連日大賑わいとなりました。