座喜味公民館近くに建つ村内最古の家屋「島まるみぬ瓦屋」の模型が、12月3日から9日の間、座喜味公民館で展示され、多くの区民や瓦屋ファンが訪れました。
「島まるみぬ瓦屋」は明治時代初期に座喜味区内に建てたれた民家で、1985年に解体されるところでしたが、昔の暮らしを伝える貴重な文化財として保存するため、座喜味区民の手により当地に移築されました。
模型を作成した島袋正昭さんは、同瓦屋の復元工事を棟梁としてとりまとめた経験があり、少なくなりつつある伝統的な木造住宅を紹介したいと、約半年をかけて造りました。
島袋さんは「伝統的な木造住宅には、目に見えない箇所に『匠の技』が駆使されています。瓦屋の模型とともに、梁などの模型も展示してありますので、『匠の技』も多くの方に見ていただきたい。」と話しました。