読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2008年6月発行 広報よみたん / 3頁

男女共同参画週間 ~わかちあう 仕事も 家庭も 喜びも~

 多様な生き方を選択できる社会平成11年6月に多様な生き方が選択できる社会をめざして「男女共同参画社会基本法」が制定されました。
 この法律の制定された日にちなんで、基本法の目的や内容を多くの皆さんに知っていただき、考えてもらおうと、毎年6月23日~29までを「男女共同参画週間」としております。

なぜ男女共同参画社会が必要?
 少子高齢化や情報化など国民のライフスタイルや価値観が多様化していくなかで、男女が、あらゆる場で個性と能力を発揮し、責任も喜びを分かち合うことができる社会、そうした「男女共同参画社会の実現」が必要とされています。

ワーク・ライフ・バランスとは?
 男女共同参画社会を推進するための国の施策に「ワーク・ライフ・バランス」があります。ワーク・ライフ・バランスとは、仕事と仕事以外の生活(家事・育児・ボランティア・余暇など)を調和させることをいいます。
 男女が共に働きかたを見直し、家庭生活、地域活動などに責任をもち、参加することで個々の生活全般の質の向上につながり、活力に満ちた社会につながります
 また、男性の積極的な家庭生活の参画は、女性にとって、精神的・体力的なゆとりとなり、仕事と家庭の両立が図られるとともに少子化問題も改善されると考えられています。
 しかし、男性が育児・介護などに関わるには、男性自身の意識改革も必要ですが、職場や社会全体の理解と支援及び仕組みづ<りが必要です。  男女が共に働きやすい環境づくりをめざして、みんなで取り組んでいきましよう。 読谷村の取り組みは?  読谷村では平成12年に「読谷村行動計画あやとりプラン21」を策定し、男女共同参画による村づくりを目指していろいろな事業を行ってきました。しかし、未だ固定的性別役割分担意識や地域の慣習等、改善すべき課題があります。  男女共同参画の実現のためには、行政だけではなく、村民一人ひとりの主体的な活動が必要です。男女共同参画基本法でも「男女共同参画形成に努める」ことが国民の義務になっています。  この機会に男女のパートナーシップについて考えてみませんか。 シェンダーチェック ※「はい」の数をチェックしてみよう □男性が洗濯物を干したり、スーパで買い物をする姿を見かけると気の毒だ、格好が悪いと思う。 □女性が仕事を持つのはいいが、家庭のことはしっかりきちんとずべきだと思う。 □「男のくせに」「女のくせに」という言葉をよく使うことがある。 □子ども達には将来、性別にあった職業についてほしい。 □学校の出席簿は男子が先、女性が後でも問題ない。 □地域の行事はしきるのは男性、お茶や食べ物を出すのは女性の役目だ。 □会議や打ち合わせで女性が積極的に意見を言うと、正論でもいやな感じがする。 □書類のコピーやお茶だしは女性がするのが当然だと思う。 □育児休業をとる男性は好まし<ない。 □痴漢、性的犯罪は本人に落ち度があったと思われても仕方がないと思う。 チェック結果 「はい」の数が多いほどジェンダー(男女らしさ)に縛られている人と言えます。ジェンダーに縛られると過剰な期待等からプレッシャを受け、その期待に応えられない場合、劣等感を持ったり、成長や個性を伸ばしにくくなります。男女がお互いに社会のパートナーとして認め、日常生活の中で自分で出来ることから意識し行動していきましょう。

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