読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2008年11月発行 広報よみたん / 10頁

教育の広場 読谷村幼児教育推進会議発足 読谷村幼稚園教育振興計画策定

 社会の変化に対応するため平成18年12月教育基本法が改正されました。平成19年6月には学校教育基本法の一部改正で幼稚園教育が義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして学校教育の最初に規定されました。幼稚園教育が益々重要視されていく現状で本村の長年の課題であった「幼稚園教育推進会議」が発足し「読谷村幼稚園教育振興計画」が策定されました。まさに程よいころあいだったと思います。社会の変動は乳幼児の生活にも大きな変化をもたらしています。好奇心いっぱいで自分から回りの環境に働きかけて成長していく幼稚園の生活は子ども達が安定し、充実した生活が展開できるよう保障された場でなければなりません。又、幼児は連続的に成長する存在でありますから幼稚園のみの充実でなく地域との連携、保育所や小学校との連携などが組織的計画的になされ幼児の生活の充実が図られなければなりません。そのような課題解決や本村の幼児教育の進行に関する施策を効果的に推進するために策定された、沖縄県幼児教育振興プログラムに基づき幼児教育の条件整備に関する総合的な実施計画である。
 具体的な施策及び目標は
1、幼稚園教育の教育活動の充実(1)幼稚園教育要領の理解と推進(2)幼稚園教育の資質向上①経験者研修②幼児教育合同研修会③幼保・幼小連携・交流活動④読書活動に関する研修、

2、3~4歳児保育の実施推進

3、幼稚園における教育環境の充実

4、預かり保育、子育て支援などの充実等があります。
 読谷村の幼児教育が一層充実し、子ども達のために様々な側面からの課題解決がなされるようにしていきたいと会議は進められています。

※読谷村の幼稚園教育や幼児の育ちについて今後連載させて頂く予定です。
  
読谷村幼児教育推進会議  大湾由美子

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