読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2008年12月発行 広報よみたん / 3頁

第34回 読谷まつり 三線歌謡の祖「赤犬子」と大交易時代の先駆者「泰期」が、今ここによみがえる 限りない可能性と夢を求めて今!村の創世・自立のとき

 大交易時代のロマンと勇姿を再現した、創作「進貢船」では、大陸・中国から新しい文化や文物を満載し帰還した泰期の乗った進貢船が、たいまつの炎によって導かれ姿を現すと、出演者・大観衆・会場は一体となり、熱気とパワーが最高潮に達し、まつりのフィナーレを華々しく飾りました。
 今年は村制100周年の節目の年を迎え、激動の時代を乗り越えてきた先人達の英知と努力に感謝し、多くの村民と共に100周年を祝うため、まつり2日目に「村制100周年記念祝賀」が開催されました。記念祝賀では、村制とともに歩んできた新100歳の方々や歴代村長を迎え、村の100年を振り返りました。
 その後、川口恭吾やキロロがステージで100周年記念コンサートを行い、その美声で観衆を魅了し、記念祝賀に華を添えました。
 また、村では村制施行100周年記念石碑を役場正面玄関左側に建立し、その除幕式が11月1日、まつりオープニングの前に行われ歴代村長や関係者が参加するなか行われました。
 歴代村長を代表して、第14代村長の知花成昇さんが「多くの村民が協力し、厳しい時代を乗り越えてきた努力の結晶が完成したことは非常にうれしく思います。これからも、すばらしい村づくりをしていこう」と代表して挨拶しました。

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