読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2009年2月発行 広報よみたん / 14頁

めざせ!健康ゆんたんざ Vol62 おいしいおやつ!でも与え方は大丈夫?~子どもの肥満に要注意!!~

 村民の皆さんこんにちは、今回は子どものおやつの与え方について考えてみましよう。
 おいしいものをはおばった子どもの顔は、満面の笑みと、この「つえない喜びを表現してくれますよ相。甘味のあるものは、人間が好む味覚といわれており、子ども達も毎日要求したり、あるだけのお菓子を食べ尽くすこともあるかと思います。しかし、そこで歯止めをかけないと、現代は昔と違って高脂
肪・高カロリーの嗜好品があふれている「飽食の時代」ですから、おやつにもそれなりの注意が必要
です。おやつの本来の目的は、子どもは胃の容量が小さく3度の食事では一日め栄養が摂りきれないので、おやつという時間を設けて一日の量を満たすのが目的です。2歳くらいまでの子どもは一日2回。2~3歳以上の子どもには一日1回のおやつを与える事が理想です。

《おやつを上手に与えるコツ》
①時間を決める(10時・15時)
②内容を考える(乳製品・果物・芋類)
③量を考える(片手ののらにのる量)
《効果》
・3度の食事で足りない栄養を補う
・肥満予防になる。
・虫歯予防になる。
・生活リズムが整う。
 「お菓子を与えているときは機嫌がとれるから」「ほしがるから」など、ダラダラと与えてしまうと虫歯や肥満の原因になります。この時期の肥満は大人になってからの肥満とは違い、脂肪細胞の数自体が増えるので要注意。肥満は、”脂肪細胞の数”と、”脂肪細胞自体のサイズ”に関係があるといわれていて、サイズは努力次第でもとに戻せますが、細胞数はなかなか減らす事はできないようです。つまり、大人になってから痩せにくい力ラダになってしまい、生活習慣病に移行しやすいという事も考えられるのです。
 みなさん、お菓子や飲み物が家中にあふれていませんか?「おやつも食事のうち」ということを忘
れず、子ども達の将来のためにおやつの与え方をもう一度考えてみましょう?

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