読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2009年5月発行 広報よみたん / 7頁

3 本年度の予算と実施項目 (7)快適・安全・潤いのあるむらづくり

〔写真〕「老人運動会」原本参照

(7)快適・安全・潤いのあるむらづくり
 読谷村の交通の骨格軸を形成する幹線道路の整備につきましては、引き続き中央残波線、伊良皆南線、渡慶次~波平線の村道整備を継続するとともに村民センター地区へのアクセス道路等についても読谷中学校の移転など、関係計画との整合性を図り、取り組んでまいります。
 これまでは、村民センター地区と公共交通空白地域の交通アクセスに不便な状況がありましたが、4月から読谷村コミュニティバスの運行を開始し、交通の利便性の向上を図ります。これにより、交通弱者の移動がスムーズになるほか、交通渋滞の緩和や交通事故の減少を期待しております。これまで行ってきた、役場へ訪れる村民へのタクシー利用助成(乗用自動車利用助成金)については、バスの運行に伴い、今月末をもって廃止いたします。 生活排水路整備につきましては、引き続き楚辺集落を重点的に整備してまいります。墓地の在り方につきましては、住宅地域へ混在するなどの問題をかかえており、墓地整備基本計.画に基づく公営墓地の整備並びに墓地区域の規制や誘導を検討してまいります。
 公園・緑地につきましては、適切な維持管理に努め、快適な住環境の確保を図ってまいります。また、花壇登録制度を活用した花いっぱい運動や植樹祭をとおした緑化運動を引き続き推進してまいります。
 上水道整備としましては、良質な水の安定供給を確保するため、村単独事業で送・配水管、工事や老朽管の切り替え工事を実施してまいります。また、前年度に引き続き、地域水道ビジョン(読谷村水道事業基本計画・基本構想)の策定に取り組んでまいります。
 下水道事業につきましては、比謝・大湾・大木地区の整備区域を拡大するとともに流域関連公共下水道の整備を継続してまいります。
 環境美化とゴミの減量化を目的として、平成20年10月から戸別回収を開始いたしました。今年度は、これまで以上に草木資源のリサイクルに取り組むとともに、生き瓶、(※)古布類や廃食油の回収方法の検討を行い、環境への影響を少なくする、取り組みを進めてまいります。環境行政に対する村民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
 防犯対策の充実につきましては、「ちゅらうちな一安全な村づくり」を目標に、各行政区・自治会・関係団体と連携を図り、飲酒運転の撲滅、地域における防犯対策の推進など、安全な地域づくりに努めてまいります。
 防災につきましては、改訂予定の読谷村防災計画に基づき、自主防災組織についての啓蒙活動や防災訓練等を行い、防災体制の確立に努めてまいります。
 老朽化が進んでいる火葬場につきましては、建設に向けて場所及び規模等を決定するための調査を行ってまいります。
 近年、本村においても地下水汚染が懸念されていることから農業用水等の安全確認のため水質検査を実施してまいります。

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