幼児期に本物の文化等に触れたり、本物の教育環境を整備する事は、子ども達の未知なる可能性を引き出す大きなチャンスです。
読谷中央幼稚園では、日頃から色々な歌や音楽に親しみ、自然に楽しく音感・リズム感・音楽を楽しめる心を養うため、リトミック、日本太鼓、マーチング、本格的な楽器を使った器楽合奏、村民音楽祭への出演等の音楽活動を積極的に取り組んでいます。
昨年七月に行われた、ドイツアーレンスブルク青少年オーケストラとの親善コンサートでは、フル編成のオーケストラをバックに園児たちが「山の音楽家」で可愛らしい歌声を披露し、多くの観客を感動させました。又、リハーサルでの団員達による楽器紹介、園庭での野外コンサートの親子鑑賞等、ドイツの文化に触れたり、色々な楽器が実際にどんな音が出るのか、間近で見て、聴くという貴重な体験ができました。
これからも本物の教育を行うためにも交流の場を広げ、国際社会を担う子ども達を育てる手助けを続けていこうと考えています。
手間暇をかけ、お金をかけてでも質の良い教育を行なう事が、これからの社会にとって、大きな投資になると、強く信じて、これからの読谷の子ども達に期待しています。
読谷中央幼稚園 園長 仲村実利