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広報よみたん 53/12 No.227 人口 農業に若い息吹きを 菊花に取り組む宮平青年(高志保)
広報よみたん 53/12 No.227 人口 昭和53年10月末日現在 世帯数 5,792戸 総数 26,097人 男 12,863人 女 13,234人 役場ー2216:2293 消防ー119 :3933 発行:読谷村役場企画課 農業に若い息吹きを 菊花に取り組む宮平青年(高志保) 豊かな農村建設をめざし農業に若い息吹を-。と土にとり組む農業青年は年ごとに増えている。 ここ(写真)宮平憲勇さんもその中の一人。宮平青年は高校卒業後、県農業研修所に学び、終了と同時に農業に取り組んだ典型的な農業青年。現在高志保伊保原で四五○坪のビニールハウスをフル回転し本格的な農業に取り組んでいる。 ハウスの中にま七千本の菊をはじめ、かすみ草、ピーマン等を栽培。その管理に汗を流す毎日だとか。 ことに菊は正月用切り花として人工的に日照調整。電照栽培でもって行き届いた管理が行われている。今、菊畑は草丈六○センチ程に成長し、かわいらしいつぼみをつけている。「正月には皆さんの家庭を菊の花で美しく彩るでしょう」。と計算通りの生産計画に胸算用ではじき出す。 宮平青年の菊づくりは今年から始めたもの。菊花の美しさに魅了されたのがそのきっかけ。「花はきれい、美しい、小さな生命力にこと知れぬ魅惑を感ずる」。と人一倍花を愛し農業が好きだという。 ※写真は原本参照