広報よみたん 54/10 No.237 人口 お父さんお母さんありがとう(読谷小学校)
広報よみたん 54/10 No.237 人口 昭和54年8月末日現在 世帯数 5,931戸 総数 26,356人 男 13,047人 女 13,309人 役場-2216:2293 消防-119 :3933 発行:読谷村役場企画課 お父さんお母さんありがとう(読谷小学校) 「すこやかに、たくましく、のびのびと育ってほしい」。と父母の願いが込められた、長さ十九メートルにおよぶジャンボスベリ台をはじめ、四○本の古タイヤを利用した飛び越し台、それに的あて板など、父母の汗の結晶が読谷小学校校庭に登場した。これは、同校PTAが夏休みに入った八月十九日から毎週土曜・日曜日に奉仕作業によって造られたもので、いわば、父母の心のこもった手づくりの遊具である。 ジャンボスベリ台はグラウンド東側の四○余りある階段をうまく利用して造られ、スベリ台を利用するには、必らず階段を上がらなければ利用できない仕組みになり、自然に子供たちの脚力が鍛えられようというもの。まさに、父母のアイディアの結晶といえよう。一方、古タイヤを利用した飛び越し台は、体育館横に設置されている。色彩豊かに化粧され、廃品利用とは思えない見事な出来ばえで、スベリ台と共に人気を呼んでいる。 これら遊具の譲渡式が、去る九月十九日の朝八時三○分からジャンボスベリ台の前で開かれ、幼稚園児を含む全校生徒が見守る中で開かれた。式は神村校長あいさつのあと、校長・児童会長・PTA会長が紅白のテープにハサミを入れ、堂々オープン。引き続き一年生から順序に長い長いジャンボスベリ台のスベリ始めが行われた。中には、コワイョ~と悲鳴をあげながらすべり下りる女の子もいて、快いスリリングを楽しんでいた。 ※写真は原本参照