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琉球・三味線歌謡の始祖『赤犬子』の魂が鮮やかに蘇る。大交易時代の先駆者・泰期をモデルにした創作『進貢船』ロマンと勇姿を再現
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読谷村議会(儀保輝和議長)は、十一月二日の臨時議会で、十月二十五日以降空席となっていた助役に前収入役の松田重信氏(五九歳) 、収入役に前総務企画部長の桃原英夫氏(五七歳)とする人事案件を全会一致で承認しました。当真嗣清前助役の任期満了に伴うもので松田氏と桃原氏の任期は十一月四日から四年問。 十一月四日、安田慶造村長から辞令を受け、「就任式」が行われました。 松田助役は「助役としての重責を認識し、村長とともに、村民のため誠心誠意頑張っていきたい」と語り。桃原収入役は「村長を支え、村民のため村財政の適正な運営をしていきたい」と決意を述べました。 松田重信氏(古堅区) ・国際短大二部卒。一九五九年役場入り。厚生課長、住民課長、税務課長、総務部長、議会事務局長などを歴任。九五年一月収入役就任。 桃原英夫氏(楚辺区) ・読谷高卒。一九六四年役場入り。九二年保険年金課長、九七年総務企画部長。
女性の特性を生かして積極的に村づくりに参画しようと、「第四回ふれあい懇談会・村長と語る女性のつどい」(主催=村企画分権推進課・女性政策担当)が一〇月二十三日に、村中央公民館で開かれました。 会場には村婦人会や生活改善グループなど村内の各種女性団体の会員二十名余が出席し、安田慶造村長と多くの意見を交換しました。 安田村長にとっては、初めての懇談会で「皆さんのご意見が聞きたい」と話す村長に参加者からは村内の道路事情や村としての「観光」の位置付け、児童公園の充実、懇談会の回数を増やしてほしいなどの意見が出されました。 村長は「実際に活動している人や役場の話を聞いて迅速に対応したい」と答えました。 今回で四回目の懇談会は、これまでに役場庁舎内への意見箱の設置を実現させるなどの実績も挙げています。
( )内は旧課 ▼総務企画部長 部長昇任 島袋強(農業推進課長兼農業委員会事務局長) ▼農業推進課長兼農業委員会 事務局長 山内順盛(生涯学習課長) ▼生涯学習課長 課長昇任 池原栄順(生涯学習課スポーツ振興係長)
当真嗣清助役(四九歳)が任期満了に伴い、十月二十四日で離任しました。 十月二十三日、村役場で職員や議員、各字区長などが参加して、離任式が行なわれ、在任中は新庁舎建設や村長代理を二度努めるなど激務をこなした当真助役は四年間の思い出を振り返るとともに、職員らに別れを告げました。 離任式で当真助役は、四年問の思い出話などを語り、「四年間は長くもなく、短くもなくいい期間だった。ここまで支えてくれた皆さんに感謝いたします。これからは一村民として外から応援していきたい」とあいさつをしました。 安田慶造村長は「山内徳信村政の締めくくりや新庁舎建設・移転など忙しい四年間であり、また二十一世紀に向けた業務体制づくりを指揮管理しながらスムーズにやった功績は村民が認めるところであります。たいへんご苦労さんでした」と労をねぎらいました。
嘉手納基地爆音防止共闘会議読谷支部長新垣徳三氏(会員五二名) から、去る十月二十二日、読谷村育英会に対し五〇〇万円の資金贈呈が行われました。 同支部は、嘉手納基地から派生する爆音から「静かな生活環境を取り戻す」ため十六年余の裁判闘争を進めてきましたが、今年六月に判決が確定したことから補償金の一部を読谷村の人材育成に活用してもらいたいとの趣旨で贈呈されたものです。 贈呈に先立ち新垣支部長からこれまでの裁判の経過が報告され、読谷村の支援に対し感謝の言葉が述べられました。 贈呈を受けた安田慶造村長は、地域の静かな環境を取り戻すために、長い間頑張ってこられたことに敬意を表され、贈呈された資金の有効活用を約束しました。 嘉手納爆音訴訟とは 極東一といわれる嘉手納米軍基地から昼夜問わず派生する爆音について、基地周辺市町村の行政・議会・各民主団体から抗議と改善要求が繰り返し行われてきたが国と米軍は、十分な改善を講じないため、基地周辺六か市町村の住民で嘉手納基地爆音共闘会議を組織し、一九八二年二月二十六日「嘉手納基地騒音差し止め訴訟」を提訴。 裁判闘争 爆音共闘会議読谷支部は、一九八一年―二月十六日に五三名で設立され爆音共闘会議(九〇六名)とともに裁判闘争を進めてきた。 一九九四年二月二十四日に一審判決、一九九八年五月二十二日に福岡高裁那覇支部にて判決。 提訴から一六年が経過、国側・ 原告(九〇六名、内五名が他界)とも上告せず判決が確定。 判決内容 一審判決と同様爆音と原告の健康被害との間の法的な因果関係を否定し夜問差し止め請求を棄却するとともに将来の損害賠償請求について棄却。 一方、過去の損害賠償についてWE値七五以上(一部除く)について被害認定し騒音被害地域の広範囲性といった沖縄の特殊性並びに国の環境基準に向けての義務懈怠を理由に「危険への接近」法理の適用を全面的に排斥した。
山に乏しく河川が未発達な中南部園にあって、読谷村は山-川-海の一体的な自然に恵まれた地域です。読谷岳から多幸山・座喜味城跡へと続く山地を、北風を遮る読谷村全体の抱護とし、また東の丘陵山地はその広さから多様な動植物が生育する自然的地域として、山地全体の保全を図ることが重要です。』 この山地に育まれた長田川と長浜川は、地表水の僅かな沖縄にとって貴重な水源であり、集水域の保全とあわせて、その水の有効利用を図ります。 またこの両川が流れ込むサンゴ礁海域は、海生生物の再生産の場であるとともに、自然度の指標でもあり、山-川-海と連続した海域保全を基本としています。 本村の自然は、山(読谷岳・座喜味城)→川(長浜川・長田川-比謝川)→海(サンゴ礁海域)を結ぶ水環境と対応する緑の環を形成しています。山と川と海とが連携する緑の保全、水の浄化と管理により、ニライカナイからの吉を迎えるにふさわしいイノー(サンゴ礁海域)と川の回復を図るものとします。 ①海洋レクリェーション等の海域撹乱の防止 ②養浜による自然海岸の回復 ③下水道整備の推進等によるイノーの保全 ④広域的な河川浄化運動の推進による比謝川の浄化・保全 ⑤緑地保全地区の指定及び住民参加による緑地等の保護
スポーツを通して運動不足を解消するとともに、会員間の親睦を深めることを目的とした、読谷村老人クラプ連合会(比嘉房雄会長)の第二十五回老人運動会が、十月十八日、運動広楊で会員三四〇〇人が参加して開かれました。 台風一過の秋晴れの下、参加者は競技を楽しみながらさわやかな汗を流しました。 ゴールマー(輪まわし)、まりつき競争やスプーン競争、むかで競争、おわんリレー、二人三脚などに元気いっばいに競技に参加しました。校区ごとの団体演技や小学生リレー、村婦人会の団体演技、応援合戦なども運動会を盛り上げました。 喜名老人クラプの仲間朝一さん(九二歳) 、岸本恵昌さん(九二歳)や都屋老人クラプの古堅宗盛さん(九四歳)が元気いっぱいに競技に挑戦し、参加者や応援団から大きな拍手を浴びていました。
十月十五日、読谷中学校の第一期生「あざみグループ」(吉田幸子代表外九名)が同中学校を訪れ、「母校の創立五十周年記念事業に使って下さい」と同記念事業期成会の山内昌源会長に五万円を手渡しました。 一期生は、一九五〇年三月の同校卒業生で「あざみグループ」(一〇名)を結成し、これまでに母校の行事など率先して参加しております。 同グループは、「母校の創立五〇周年記念事業に何か役たつことはないか」と思案した結果、今回の寄付金の贈呈となりました。
嘉手納署と嘉手納地区交通安全協会の主催で、地域の交通安全危険個所を示し、交通安全対策などに役立てる「ヒヤリ地図」の作成が九月二十七日、渡慶次公民館で行われました。渡慶次老人クラプ会員や多くの区民が参加しました。 参加したお年寄りは地図をにらみながら危険個所を示し「ここは気をつけた方がいい」「この道はあぶない」と赤や緑、青、黄色と危険な個所に一目で分かるようにシールを貼り付けました。 この「ヒヤリ地図」は公民館などに掲示して注意を呼びかけるほか、大人から子どもまで地域の安全対策に活用されます。