さあ!明日の21世紀は君達の時代だ!
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村では、十二月二十五日、地域振興券交付事業実施プロジェクトチームを結成しました。 若い親の子育てを支援し、個人消費の喚起と地域経済の活性化を図る目的で、十五歳以下の子どもや老齢福祉年金の受給者などを対象に一人あたり二万円分の地域振興券(商品券)が交付される。村の交付対象者は約一万人とみられる。 プロジェクトチームは商工水産課を中心に関係各課から五人で構成され、四月一日からの交付に向けて作業を進めています。 地域振興券交付事業の概要 全国の市町村が事業主体となって、期間を限って使える地域振興券(商品券)を発行することになりました。 この地域振興券を使ってもらうことにより、消費活動を活発化するねらいがあります。 【誰が対象者?】 交付対象者は次の要件にあてはまる人です。 基準日(平成十一年一月一日)において十五歳以下の児童(昭和五十八年一月二日以降に生まれた者)のいる家庭の世帯主や所得の低い六十五歳以上の者(昭和九年一月一日以前に生まれた者)、各種の年金・手当の受給者 【地域振興券の額は?】 十五歳以下の児童や六十五歳以上の者、その他の交付対象者について各々一人につき二万円分となります。 ただし、券は一枚千円券ですので一人につき二十枚です。 【使えるのは?】 ◆使えるもの 地域振興券(商品券)は物を買ったり、借りたり、役務を提供してもらったりした時に、その取引の対価の支払いに使うことができます。 このほかにも使えるものや使えないものがありますので、詳しい内容については、役場総務課か商工水産課(地域振興券推進室)までお問い合せ下さい。 □982-9200 ◆使える期間 地域振興券が使える期間は、読谷村が定める交付開始の日から六ヶ月間に限られます。 ◆使える地域は 地域振興券が使える地域は、読谷村の場合は、村内に限定します。 しかし、小売店や事業所等でも、村が特定事業者を募集する際に応募されないことも考えられますので、券が使えるかどうかを確認(シールやステッカー、ポシターなど)してから、買い物などをして下さい。 【注意すること】 地域振興券(商品券)の取り扱いについて、次のことに注意して下さい。 ・一枚千円の券で買い物をした場合、釣り銭は支払われません。 ・券の交換、譲渡及び売買は禁止です。 ・券を使うことができる者は、この券を交付された本人及びその代理人・使者に限られます。 一月十三日、村総合福祉センターで読谷村商工会(大城勝哲会長)の設立二十五周年記念式典・祝賀会と会員・村民新春の集いが催されました。 記念式典では、優良従業員や優良役員などの表彰や安田慶造村長、儀保輝和村議会議長、津波保光県商工会連合会長の祝辞がありました。 式典終了後は、会員や村民が一堂に会し、新春の集いが催されました。 集いは同会婦人部がかぎやで風や琉舞、日舞を披露しました。
「成人の日」の一月十五日、村総合福祉センタ□で「第三十五回成人式式典」が催されました。二十世紀を飾る今年、本村で新成人を迎えたのは五二二人(男二六二人、女二六〇人)で、華やかに成人を祝いました。 式典会場には、スーツや羽織袴姿の男性や振り袖姿の艶やかな女性らの新成人達で賑わいました。 式典で、安田慶造村長は「素晴らしい村づくりの担い手の一人として頑張っていただき、すてきな大人になってくさだい」と激励し、また、儀保輝和村議会議長や池原康司村青年団協議会会長、池原ケイ子村婦人会会長、伊波栄徳県議会議員が大人の仲間入りした新成人に祝福の言葉を述べました。 成人者を代表して大城隼人さんと玉城しのぶさんが答辞を述べました。また、琉舞「かぎやで風」や前川佳央さんが「声楽」を披露して式典に花を添えました。成人者には主催者から記念品が贈呈され、恒例の一〇秒スピーチでは一人ひとりがステージに上がり、成人として誓いの言葉、「社会人として頑張っていきたい」「仕事が欲しい」「読谷村で働きたい」「すてきなおとなになりたい」などを述べました。 なお、式典で、司会者からキロロに続き全国デビューする比嘉あゆみさん(楚辺出身)が紹介されました。 知的障害者の自立と職業訓練を行っている残波かりゆし学園(上地巌園長)の成人祝賀会・新年会が一月十四日、同学園で行われました。 今年、成人式を迎えたのは新垣理香さん、大城江利子さん、野波歩さん、神谷嘉鷹さんの四人で、祝賀会は、家族や園生らが出席し、上地園長や新崎盛繁理事長、安田慶造村長が祝辞を述べ、四人の門出を祝いました。 司会進行や余興、記念品贈呈など園生が行う手作り祝賀会。あでやかな着物や羽織はかま、スーツ姿の四人は、終始笑顔を見せていました。
〇「地区特性を活かした市街地整備」 読谷村では宅地化が全般的に及んでおり、幹線道路沿線での商業・飲食系の連続立地が進んでいます。現市街地に連続して既に人口密度が高まっている地区、道路沿線市街地、計画開発が予定されている地区を新たに市街地として編入し、各々にふさわしい用途による市街地誘導を行なうとともに、住環境や相隣環境の保護・調和をはかります。 この建築誘導とあわせて積極的に市街地整備を促進するが、地区特性を活かしたきめ細かい市街地整備を行うとともに、村民参加による地区別構想に基づき、総合計画等と連帯して、コミュニティの育成やむらづくり・まちづくり施策と結びついた地域整備の実現をはかるものとします。
"新年の光と風のなか凧をあげよう“と、「親子凧あげ大会」(凧の会、読子連、読P連、村おこし塾「太陽の衆」主催)が一月十七日、残波岬いこいの広場で開催されました。 大会当日は、絶好の凧あげの天気で、広場には、十一組・約六十人の親子が参加し、昨年講習会で作った凧を空高く上げました。手づくりの凧が審査対象の同大会は、凧の種類も大小様々で、カープヤーやマッタクーなどの伝統凧に加え、連凧や大凧、ドラえもんなどを形どった凧などアイディアを懲らした数種の凧が新春の空高く舞い上がりました。 審査結果は、次の通りです。 ▼ハイフライト賞 真栄田睦子・海来 ▼どでかい賞 上間政雄・雄太 ▼どっしり賞 知花慶三□愛美 ▼ミニダコ賞 新垣得ニ・悟 ▼連凧賞 真栄田敏光・千尋 ▼よく頑張ったで賞 仲井間智・勇太 ▼ ファミリー賞 東恩納照信・寛之 ▼ カープヤー賞 知花慶三・広樹 ▼ ァイディア賞 儀間繁・美来 石川ようこ□ あやな ▼団体賞 太陽の衆(村おこし塾) 暮らしの中に焼き物をテーマに第十八回読谷山陶器市(同実行委員会主催)が十二月十八日から二十日までの三日間、読谷山窯、北窯広場で開かれました。 陶器市は県内外に焼き物を普及させていこうと、毎年開かれている。今年は八窯元から茶わんや皿、コーヒーカップなどの生活、日用雑器など四万点から五万点を展示。市価よりも二、三割引きで販売されました。
読谷村消防本部(新城真栄消防長)による新春恒例の消防出初め式が一月六日、読谷村漁業協同組合ホールで安田慶造村長や伊波栄徳県議、村議員、自治会長ら多数の来賓を招いて、式典が行われ、優良職団員への表彰や展示訓練などが行われました。 今回は多発する海難事故に対応するため、県内で初めて第十一管区海上保安本部と合同で都屋漁港で実施されました。村消防団員の小製ポンプ操法や船舶火災、ヘリによる海難救助訓練などが披露され、事故防止に対する啓発を訴えました。
村が海外移住者子弟研修生として受け入れた平良美智子さん(二〇歳) =ブラジル、知花ルシアさん(一九歳) =アルゼンチンの二人の研修報告会が十二月二十五日、役場三階大会議室で開かれました。報告会には、松田重信助役はじめ役場関係者や受け入れ機関など多くの人々が参加しました。二人は、これまで研修してきた琉球舞踊「かぎやで風」や三線、焼き物などを披露し、参加者の喝采を浴びました。また、研修報告のあいさつでは、流暢な日本語で沖縄に来ることの決意や六ヶ月間の研修期間中の楽しいことなどを報告し、参加者に涙や「ミグトヤッサー」と感動を与えました。 私は平良美智子ともうします。プラジルからまいりました。父は西原町出身の二世で、母は読谷村の出身です。 沖縄に来る前は、両親と一緒にプラジル風てんぷらを売るお店ではたらいていました。 沖縄に来る前は本当に心配しました。なぜなら、日本語が全然分からなかったし、その上、両親や友達と長い間あえなくなるからです。しかし、親戚や友人達にはげまされたし、日本語が習え、両親の古里である沖縄の文化や習慣を学ぶ事ができる、このチャンスをむだにしたくないと思い、沖縄に来ることに決めました。 最初は日本の生活に慣れるかどうか心配でした。生まれた国の文化と沖縄の文化や習慣は全然違うので、慣れるまでとても難しかったです。けれど沖縄では沢山の素晴らしい経験をしました。 また、研修で色々な事を学びました。来たときには日本語はあまり話せませんでしたし、読むのもできませんでしたが、いぜんより話す事、聞く事、書く事ができるようになりました。沖縄で三味線も習って、色々な沖縄の歌を覚えました。パソコンのクラスでは色々なデザインやインターネットを学びました。インターネットはとても面白く、Eメールが使えるようになってから沢山友達ができました。 さらに、生け花やかみねんど、エイサー、焼き物、ぶくぶく茶についても学びました。 このように、沢山の素晴らしい経験をしましたが、私にとって一番嬉しかったのは、沖縄に来てすぐ八月、琉球新報の踊りのコンクールで新人賞をもらったことです。ブラジルでは琉球舞踊をやっていたので、沖縄でもっと踊りの勉強をしたいと思って来ました。一生懸命に練習して大変でしたが、指導してくださった新垣満子先生のおかげで素晴らしい経験ができ、かんしゃしています。さらに、もう一つ嬉しかった事は、新人賞のじゅしょうしきで子供のころからの夢だったふりそでを着る事ができたことです。 沖縄で色々な事を学び、今はウチナンチュである事に誇りをもっています。プラジルに帰ったら、私は沖縄での経験を皆に伝えたいです。そして次の研修生に研修のアドバイスをしたり、皆に研修に行く事をすすめたいと思います。また機会あれば沖縄に戻り、勉強したいです。 最後に、読谷村の皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 十二月十八日、創立五十周年を迎えた読谷中学校(当山昇進校長)に軽トラックが届けらました。 これは、喜名モータース(喜名米和社長)が五十周年記念事業期成会( 山内昌源会長)に贈呈したもの。贈呈式では、同社の大城雪子さんから山内会長を介して当山校長に軽トラックのかぎが手渡されました。
私は知花ルシアです。アルゼンチンから来ました。私は二世です。父は読谷村ざきみの出身で、母はいえじま出身です。 アルゼンチンでは大学で会計学をせんこうし、まだ一年生でしたが、たとえ大学での勉強がおくれても、また、家族や友達とはなれても、チャンスをむだにしてはいけないと思い、沖縄に来る事をけっしんしました。 今日は、私が沖縄で経験した事や考えた事について皆様にお話ししたいと思います。 まず、沖縄の文化や習慣とアルゼンチンの文化や習慣が全然ちがうという事です。 たとえばアルゼンチンでは知っている人と会った時はほっぺたにキスしてあいさつをします。ここでは、初めて親戚に会った時、キスをしたらとてもおどろいてはずかしがっていました。その時はどうしてだろうと思いましたが、それはお互いがちがう文化の中でくらしているからだという事が後で分かりました。 また、沖縄に来てからさまざまな事を学びました。日本語、パソコン、琉球舞踊、三味線、エイサーなどです。とくに三味線やエイサー、パソコンは初めての経験でとても興味深く楽しかったです。 これらの経験を通して私は平良美智子さんという親友をえました。楽しい事も悲しいことも共に分かちあえた事で、沖縄での生活をこれほど楽しくすごし、研修をがんばることが出来たと思います。それに最初は文化や習慣のちがいになれていけるのか心配でしたが、先生や友達、親戚の方々に助けられ、はげましていただいた事にかんしゃしています。 この研修は私にとってとてもきちょうなものでしたが、研修制度にかんして、一つだけていあんしたい事があります。それは他の市町村の研修生達との交流のきかいをもうけてほしいという事です。他の研修生に会う事によって、お互いにはげましあったり、しげきしあったりする事が出来ると思うからです。 今回沖縄に来てから色々な事を学び、両親の沖縄に対する気持ちが分かって来ました。 ここに来てから私の考え方や生き方は変わりました。私の体にウチナンチュの血が流れている事を、今一番大切に思っています。私はアルゼンチンで生まれ、沖縄とアルゼンチンという二つの文化の中でそだちました。二つの文化をもてるというすばらしいとっけんのある日系人として生まれた事にとてもかんしゃしています。アルゼンチンに帰ったら、私はわかい日系人にこう言いたいです。日系人として生まれた事をむだにせず、私達の両親や先祖の大切なざいさんである沖縄の文化や習慣をいつまでも大切に守っていこうと。 皆様本当にありがとうございました。 ※報告書は、原文のまま掲載してあります。 第二十八回沖縄県公民館研究大会が十一月二十七日に、八重山、石垣市民会館で開催され、同大会において、本村中央公民館長の仲眞朝健館長が永年に渡る沖公連理事としての功績が認められ、個人の部でI〝沖公連会長賞〟の表彰を受けました。 また、同大会には、本村の各字公民館長も参加し、仲眞館長の表彰を讃えました。
「子どもの健やかな育ちを願って」をテーマに、第二回保育まつり(主催・村立保育所)が十一月二十八日に、村立南保育所で催されました。 このまつりは、村立保育所三十三年の保育をふりかえり今後、地域に開かれた保育所をめざして職員の意識の高揚、保護者の親睦を図り、二十一世紀の子育てを地域社会とともに楽しく手に手をとって連携の輪を広めることで開催されました。 まつりは、スナップやビデオで各保育所の紹介や読谷村の文化を継承していく教材として保母の研究してきた独自の手作り紙芝居「赤犬子」「クスクエーの由来」「泰期と進貢船」、また、「オオゴマダラの飼育のすべて」が展示され子どもたちや大人の関心を集め感動を呼びました。 給食のコーナーでは、今回は給食会研究会で継続してきた環境にやさしい洗剤を実際に造って配布したり、生命の源である食物が今や環境汚染に巻き込まれている現状や乳幼児を預かる保育所給食の取り組まなければならない問題として、環境カウンセラー「渡久地澄子さん」のミニ講演会が実施され多くの示唆を与えました。 園庭の舞台では、オープニングの「みなみ太鼓」をはじめ、保育所の年長児が得意のダンス琉踊、職員の人形劇、沖縄市の「仲地のぶひで氏」の大型紙芝居「キジムナー」の迫力ある観劇もありました。 最後は、「作ってあそぽう」とピカチュウの折り紙、クリスマスのリース、風船あそびなどで賑わいました。 参加された民政児童委員、法人保育園の方々のアンケートで次回は保育所関係だけでなく、子育てを共に考えていくために村全体に参加を呼びかけてほしいとの要望がありました。 (南保育所・知花勝子)
本村のボランティアとして日頃から活動に参加している方々の交流と親睦を深めると共に今後、本村のボランティア活動の推進に寄与することを目的に、12月6日、「よみたんボランティアの集い」(主催・村社会福祉協議会・村ボランティア団体連絡協議会)が130名の参加者で開催されました。 冬空に、青空が広がり、すがすがしい天気の中、平和の森球場でグランドゴルフが行われ、楽しい笑い声がグラウンドいっぱいに響きわたりました。 グランドゴルフをする傍ら、日頃ボランティア活動の体験話や失敗談を話し合いながら、「ボランティアは楽しいから続けられる」との声が参加者の中から聞かれました。 今回の集いも、若い方や年輩の方全員が協力し、交流と親睦を深め、集いを盛り上げました。