
人口 あけましておめでとうございます 昭和五〇年元旦
広報よみたん 50/1 NO185 人口 昭和49年9月30日現在 総数 23,709人 男 11,505人 女 12,204人 世帯数 4,780戸 電話-2216:2293 消防-119:3933 発行:読谷村役場企画室 あけましておめでとうございます 昭和五〇年 元旦 (写真古堅小校たこあげ大会から)
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広報よみたん 50/1 NO185 人口 昭和49年9月30日現在 総数 23,709人 男 11,505人 女 12,204人 世帯数 4,780戸 電話-2216:2293 消防-119:3933 発行:読谷村役場企画室 あけましておめでとうございます 昭和五〇年 元旦 (写真古堅小校たこあげ大会から)
新春を迎えて 読谷村長 山内徳信 村民の皆様へ! 明けましておめでとうございます。謹んで新年の御挨拶を申し上げます。 迎えました新年、一九七五年、昭和五〇年は村民の皆様方にとりまして、明るく希望のもてる年になりますよう心から祈念申し上げる次第でございます。 自然の草花は春の光りを浴びて、咲きほころびています。新春を迎えるに当って私達人間の社会も、この自然の草花の如く、清く美しく、明るく豊かな社会へと生々発展することを切に願いたいものであります。 顧みまするに去年は、村内外共に情勢の厳しい多難な年でありました。狂乱物価、インフレの波をもろに受け、苦難に満ちた年でありましたし、また、村政史上も難問題の多い年でありましたが、解決へと一歩一歩前進しつつあります。これひとえに村民各位の御理解と御協力の賜物であり、衷心より厚く感謝し、お礼申し上げます。 村民のみなさまへ! 今年こそ、村民の叡智と団結の力で難問題解決の年にしよう。 現在、読谷村のかかえている諸問題は、どれ一つとってみても複雑で難しいものばかりであります。今年村民の総力を結集して取組まなければならないものに「返還軍用地の問題」をはじめ本土復帰に伴なって法律制度の適用を受け「農業振興地域の指定」、「市街化地域の指定」、さらに第一次産業(農業)の振興のために「農業構造改善事業」等、沢山の問題が山積されております。 新しい時代に即応できる農業「食える農業」にする為には、農業の構造を改善しなければなりません。その為にも農業振興地域の指定をしていかなければなりません。この歴史的な大事業を達成するには、村民一人びとりの叡智と理解、協力の精神が是非とも必要であります。そのことを全村民に心からお願い申し上げます。 村民の皆様へ! 新しい村づくりは、皆の力で。 第二次大戦が終って今年で三〇年になります。その間、若い青年達が戦争にかりたてられずにすんだのは「憲法」のお蔭であります。村政の基本方針である「憲法の理念を村政に生かし、基本的人権を尊重し、平和を守り、民主主義を発展させ、村民主体の自治を確立を目指し、文化的で豊かな村づくり」を、村内の各地域、各職場、各家庭で主体的に創造的に実践されますようお願い申し上げます。 今年は厳しい年になることと思います。きびしい冬のつぎに春が来るのを信じお互いに励まし合い勇気をもって、この難局をのりきるために。 おわりに、新春を迎えられました村民各位の御健康と御多幸をお祈り申し上げまして年頭の御挨拶といたします。 新年の挨拶 読谷村議会議長 新垣秀吉 村民の皆様、明けましておめでとうございます。昭和五十年の新春をお迎えするにあたり本紙を通して村民の皆様に謹んで年頭のご祝詞を申し上げます。 去る年は激動する内外の諸情勢の中にあって特に石油危機によるエネルギー削減問題によって村民の日常生活に大きな悪影響を及ぼすという、私たち村民がかって経験したことのない異常事態をもたらし、建築資材の暴騰に始り生活物資の異常高騰、さらに追い打ちをかけるかのごとく大衆料金の値上がり等、全く予想もしなかった狂乱物価の年の暮れと あけましておめでとうございます 読谷村役場 村長 山内徳信 助役 安田慶造 収入役 池原恒徳 教育長 宮城伝三郎 総務課長 新垣喜一 企画室長 町田宗信 住民課長 知花幸栄 厚生課長 松田重信 税務課長 伊波宗盛 建設課長 比嘉徳栄 経済課長 上地芳雄 保健衛生課長 知花誠輝 水道課長 仲宗根憲栄 消防長 知花行雄
なり、なにひとつとっても満足のいく年ではありませんでした。強いて気安めを申し上げるならば、日本内閣における混沌とした政情の中で私たちキビ作農家の要求した一万八千円の額には達しなかったが五十パーセント値上げの一万五千円の告示がなされたことは満足ではないがせめての気安めになろうかと思うのでございます。私たちは狂乱物資の異常事態を再認識し消費を美徳とする生活態度を、今こそ節約を美徳とする生活態度にあらためる時期にきていると思うのでございます。 本村においては昭和四九年の年度頭初において色々な事業が計画されましたが、その中でも嘉手納村との合併、行政区の改善、農振地域、市街化地域の線引、返還軍用地の跡地利用計画等本村発展の基礎造りの最良の年になろうかと思っていましたが、残念ながら去る五月のアスファルト工場設置問題に端を発し、本村の村長以下幹部職員の方々が辞任するという最悪な事態が起り戦後、村民がかつて経験したことのない村政の混乱が起りましたが、このような村政の混乱した中にあって、村民の皆さんが冷静なご判断と深いご理解によって正常な村政を気道にのせることが出来ました。村民の心からなるご協力に対し敬意と感謝を申し上げるものでございます。 本村は現在、学校校舎、体育館、村道工事等が進められていますが、それ以外の計画事業については進展が見られない現状でごさいます。行政の遅れを早く取り戻し山積している諸問題をひとづびとつ解決していくにはやはり、行政機関と議決機関が一体となり村民のご協力によってのみ真の発展もあろうかと思うのでございます。本村議会においても激動する内外の諸情勢に対応するため最善の努力をもって議会の責務を果す所存でございますので村民各位の倍旧のご指導とご協力を賜わりますよう心からお願い申し上げ、最後に村民各位のご繁栄とご多幸を心から祈念し年頭の挨拶と致します。 昭和五十年元旦 新年のあいさつ 読谷村教育長 宮城伝三郎 あけましてお目出度う御座います。昭和五〇年の新春を迎えるに当って御挨拶を申し上げます。去年は年度当初から石油危機の煽りを受けて物価の高騰に悩まされ何となくそうぞうしく過ぎて行ったような感がいたします。今年も海洋博が開催される年でありますので県内が大揺れるのではないかと懸念されますがこの世紀の大事業を県発展の起爆剤にしたいものだと思います。教育界に於いても去年は教育職員の人材確保に関する特別措置法の制定により教員給与の画期的な優遇措置が実施の段階に入った事や教頭職の法制化等教育界にとって極めて重要な法律が制定されました事はいろいろと問題はありますけれども教育界にとって今年は明るい希望に輝く年になりそうです。この新しい教育法の制定が立法の精神に沿って此ん後の学校教育発展の礎となるようにしたものであります。 教育の基本は教師にあります。教育の成果は何と言っても直接教育にたづさわる教師の教育に対する情熱の如何に依ることは御承知の通りであります。 私達の後ろをうけつぐ青少年の教育を預る私達は昭和五〇年の新春を迎えるに当り今年こそはといよいよ心を新たにし、より一層頑張りましょう。そして一人一人の児童生徒を大切にし、児童生徒の個性を育て、持てる能力を思う存分伸ばすよう頑張りましょう。 山積する幾多の困難を自の力で克服して昭和五〇年こそは我々の家庭に又我が村に幸が訪れますよう祈念しつつ新年のあいさつといたします。 謹賀新年 読谷村議会 村議会議長 新垣秀吉 村議会副議長 伊波栄徳 村議会議員 知花繁治 〃 〃 当山真市 〃 〃 長浜宗繁 〃 〃 大城行雄 〃 〃 長浜宗安 〃 〃 松田正義 〃 〃 比嘉憲一 〃 〃 知名定弘 〃 〃 大城英三郎 〃 〃 漢那朝章 〃 〃 知念政仁 〃 〃 比嘉義雄 〃 〃 比嘉幸徳 〃 〃 松田昌盛 〃 〃 大湾哲彦 〃 〃 池原安夫 〃 〃 松田昌栄 〃 〃 伊波勇一 〃 〃 長嶺真一郎 〃 〃 山内真永 事務局長 屋宜光正
写真で見る74年の歩み 〔写真〕17目代村長に 山内徳信氏 前村長辞任にともなう村長の特別選挙が行なわれ17代目村長に山内徳信氏(宇座出身)が無投票当選した。(全職員に迎えられ初登庁する山内村長) 〔写真〕村行政をマヒさせたアスファルト騒動 日本道路KKが採石場跡に工場建設を計画し、地域住民の猛反対を受けた。その責任をとって前村長の辞任に至り村行政をマヒさせた。(デモ隊の実力排除にあう道路職員) 〔写真〕選挙のあたり年 たなばた選挙と柄打った参議院選挙を皮切りに各地で選挙ラッシュがくりひろげられた。(七夕選挙から) 〔写真〕漁民待望の庁舎が完成 大型冷凍庫等を有した近代的な漁協庁舎が完成した。都屋漁港は第一種の漁港指定を受け、漁業の近代化をめざし、活発な組合活動がなされている。(読谷村漁協協同組合) 〔写真〕基地開放 昨年一年間にボーローポイントの一部地域をはじめ、7施設約374平方メートルが開放され、その跡地利用計画が急がれている。この開放により村面積(34.47平方キロ)に対する軍用地の割合は60パーセントになる。(取りこわされる元米軍基地) 〔写真〕学校関係に建築ラッシュ 読中、古小の体育館をはじめ古中の防音教室等村予算(当初)の51パーセントにあたる8億2697万円を投じ近代的な学園へと整備中。(読中の体育館建築) 〔写真〕またもや空から鉄の雨 山内村長就任まもない7月30日またもや米軍弾薬処理場から鉄の雨が飛散し、地域住民を不安がらせた。同処理場からは一昨年も毒ガスもれ事故を発生させ1000人余の児童生徒がその被害を受けた。(処理現場で米軍に強く抗議する山内村長等) 〔写真〕県下で初の民俗資料館が完成 史跡公園と指定された座喜味城跡公園内に県下で初めての民俗資料館が完成。4月開館を予定に只今準備中。 ※写真については原本参照。
〔185号4・5ページの見開きのため、4頁に全文あり〕
輝かしい昭和五〇年の新春を迎えるにあたり謹んで新年のお慶びを申し上げます。 旧年中は多大な御協力を賜わり誠にありがとうご座居ました今年度も農協役職員一同豊かな村づくりに村民の金庫として尚村民経済の発展にまい進する所存でございます何とぞ一層の御指導御鞭撻のほどよろしくお願い致します。皆様の御健康と御多幸を心からお祈り申し上げ年頭の御挨拶といたします。 昭和五〇年 元旦 読谷村農業協同組合長 山城幸成 昭和五〇年の年頭に当り謹んで村民各位に新年のお慶びを申し上げます。 さて我が読漁協は終戦この方他村に比べ漁協及び漁協の振興が大きく立遅れ復帰を境に第一次産業としての重要性に目覚めその再建に取り組み一部事務所、冷凍製氷が完了致しました。又現在、漁港整備五カ年計画による第三次事業が着々と進められ、今年度の中旬には漁港の姿が大きく変貌するものと思います。そこで我々、役職員、組合員は心を新に今年をスタートの年とし、施設の機能力を限界まで活動すべく漁業近代化を計り漁獲高を上げ村民のタンパク質源の確保と経済基盤の強化、社会福祉に努める所存であります。特に今年度は復帰で取り残された諸々の難題を処理する年であり、昨今に勝る皆さま方の御尽力を賜わると共に村民各位の御多幸をお祈り申し上げます。 昭和五〇年 元旦 読谷村漁協共同組合長 古堅宗和 村民の皆様 明けましてお目出度うございます。 旧年中は我が老人クラブに多大な御援助をたまわり年々向上しつつあるのは村民各位の御協力のたまものと思い会員一同にかわり厚くお礼申し上げます。 今年も、老人クラブの運営指針に基に、会員が一団となり、老令化社会を各自が認識し、各年金、補助金の増額要請をさることながら、ただ是にたよらず、各自が家庭経済の一員となりこの激動する社会情勢と狂乱物価による苦難を自ら打開し老連としての本分をつらぬく覚悟であります。 今年も尚一層の御協力をお願い申し上げ併せて村民各位の御健康と御多幸を祈念致します。 昭和五〇年 元旦 読谷村老人クラブ連合会長 渡久山朝盛 あけましておめでとうございます。新春を迎え、皆様と共に幸多き年となるようお祈りしたいと思います。 旧年は、物価高騰、物不足騒ぎと日々の生活が落ち着かない不安の多い年でした。 今年は、海洋博を目前にしまして、社会情勢などいろいろと問題をかかえている年だと思います。私たちは、この激動する社会に対応していくため、生活の合理化を目ざして、浪費をなくし、かしこい消費者となり、明日への希望の持てる会活動をすすめていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。 昭和五十年 元旦 読谷村婦人会長 松田敬子 村民のみなさん、謹しんで初春のお喜びを申し上げます。 去る年は、村民各位の御理解と物心両面に亘る御援助を賜わり、全国青年大会をはじめ、他府県との交流等数々の会活動ができ誠に感謝にたえません。 今年は一段と旧年にまさり実質的インフレの波間に入るかと思いますが、私達青年は若い情熱で村政を見守り、地域コミュニーティを中心に会活動を向上させ、村民各種団体との連携を計りすばらしい村作りに努力していきたいと思いますので、皆様からの旧倍の御教示を心からお願い申し上げます。 昭和五〇年が村民にとってすばらしい飛躍の良き年であられますよう心から祈願申し上げ、初春の御挨拶といたします。 昭和五〇年 元旦 読谷村青年団協議会会長 仲宗根盛良 成人式典に参加しよう 第十一回村成人式が一月十五日、午後二時より村中央公民館ホールにおいて行なわれます。 今年成人を迎える人は昭和二十九年一月十六日から昭和三十年一月十五日までに出生した方です 村役場では、晴れて成人式を迎える方々がもれなく成人式典に参加しますようよびかけています。 尚、当日の午前中は記念植樹を行ないます。 工業統計量差に御協力を 昭和四九年度工業統計調査が十二月三十一日現在で全国一斉に実施されます。 その目的は、製造事業所について、生産のために使用された生産要素及び生産活動の成果などについて調査し、我が国における製造業の実態を構造的には握して、生産活動に関する基本資料を提供するものです。 同調査は、五〇年一月中に実査完了しますので対象事務所は御協力をよろしくお願いいたします。
〔イラスト〕ことしも(1975)運転には気をつけてネ!! 酒よい運転だめですゾー 年末年始の交通事故防止飲酒運転の追放 年末年始にかけて、飲酒運転による交通事故は多発の傾向にあります。 運転者はもちろん、家庭、地域、職場、酒類提供業者もそろって、酒を飲んだら運転しない。運転するときは酒を飲まない、「運転する人には酒を飲ませない」ことを徹底すること。 〔イラスト〕のんだらのるな のむならのるな 〔イラスト〕とんだハシゴざけ 飲んで道路をふらつかぬよう 〔イラスト〕追突事故多し 車間距離は・・・ ・・・充分にとりましょう ※各絵については、原本参照。 みんなの善意 歳末たすけあい 異常なインフレで県民の経済生活は大きくおびやかされています。 このようなきびしいとき村内には、病気や身体が不自由なため働きに行けず、経済的にもたいへん困っていらっしゃる方々がいます 読谷村を明るく住みよい村にするために、おたがいに助けあって行きたいものですね。 この意味において、今年も「年末たすけあい運動」が実施されています。 村民の皆さんの心からの小さな善意をおまちしています。 受付は、村役場厚生課です。 たばこは村内で買いましょう たばこ消費税は本村の大切な財源です。昭和48年度は3,274万9千円でした。 国民健康保険税第四期分の納期は昭和50年1月31日です。
今期きび価格一万五千円に -陳情団の皆さんごくろうさまでした- 今期のさとうきび価格はトン当り一万五千円と決定しました。これは、最低生産価格トン当り一万一千二百円に奨励金三千八百円を加算したもので前期より五〇パーセントアップとなっています。 だが、生産者要求の一万八千円を三千円も下廻り要求貫徹できなかったことは残念です。 今の超インフレ下で一万八千円の要求はキビ生産農家の最低の要求であったはずだが、これが認められなかったことは、今後のキビ作農家に大きな不安をいだかせるのではないか。 昨年の史上最高だといわれたキビ生産高も今日の狂乱物価によって帳消しとなった現在、今期のキビ価格決定には大きな期待がよせられていたはずだが、 また、キビ作農家の要求していた三ヶ条、①、糖安法第二十一条を生産費及び所得補償方式に改めよ、 ②、さとうキビ最低生産者価格を一万八千円にせよ ③、さとうキビ生産基盤整備を大幅かつ早急に実施せよ、以上三つの要求も、政府の厚いかべに立ちふさがれ、求は受け入れられませんでした。 尚、今期のキビ供給価格貫徹のため県内から一千人の陳情団が上京し、政府の関係各省庁に精力的な陳情を行なってきましたが本村からも安田慶造助役をはじめ、議会代表、山内真永氏農協側から嘉手納良正氏、外キビ作農家から八名、計十一名の方が本村を代表して精力的な活動を行なってきました。ほんとに、ごくろうさまでした。以下陳情団の氏名を紹介します。 安田慶造氏(助役) 山内真永氏(議会) 嘉手納良正氏(農協) 比嘉自源氏(喜名) 照屋寛一郎氏(座喜味) 上地誠徳氏(波平) 神谷嘉一氏(瀬名波) 津波清助氏(長浜) 池原隆盛氏(楚辺) 玉那覇朝行氏(大木) 松田文太郎氏(大湾)
11年ぶり2度目の優勝 中青協青年駅伝大会 中青協主催の第十二回青年駅伝大会が去る十一月二十四日に行なわれ、読青協代表の選手団は、その健脚をいかんなく発揮し、十一年ぶり二度目の優勝をかざりました。 この青年駅伝大会は地域青年がスポーツを通して青年の心のきずなをしっかりと結び、地域社会の発展に寄与し、青年の団結と融和をはかる目的で行なわれたもので、中部十三市村から一三〇名の青年団が参加し、中頭一周八万一千六〇〇メートルを十区間に分けて、その健脚をきそい合ったものです。 この日は絶好の秋日和となり、嘉手納ロータリーを出発した選手団は各地区代表とあってみごとな健脚ぶりを見せていた。読青協代表は第一区間においては五位で第二走者にタスキを渡たしましたが第三走者からは他村選手をよせつけず独走体制にはいり、そのままゴールインしました。タイムは四時間五〇分十九秒の好タイムで二位を十六分も引き離し、みごと十一年ぶり二度目の優勝でした。 同駅伝大会は各区間とも沿道の住民からあたたかい声援が送られ、マイカー族は「ガンバレヨー」の声援を送り、選手達を激励し、地域住民一体の大会は盛会の中に終了した。 尚、読青協代表で区間賞を受けた選手は、 第三区間 当山進(座喜味) 第五区間 松田敏夫(喜名) 第八区間 山内正一(ウザ)
最優秀賞に輝く 与那嶺貞さん(読谷山花織) 第十六回日本民芸公募展 第十六回日本民芸公募展において、高志保出身の与那嶺貞さんの出展した読谷山花織が、その優秀さを認められみごと最優秀賞にかがやきました。 この公募展は、大阪市の日本工芸館で開催されたもので全国から七〇〇点もの民芸、工芸品が出展され、県内からも二十点余が出展されました。 同展示会の特色は、あくまでも生活用品であるという根本的なものがあり、その点、読谷山花織が庶民の生活の中にとけ込む要素が充分に認められ、民芸、工芸品としての価値が高く評価されたものです。 現在村内には伝統的な読谷山花織を盛り上げている方が八十名もいます。その生産量は年間反物六〇〇反テイサージ五〇〇〇枚、および一〇〇〇本と年間販売額は約四六〇〇万円にも達しています。 村当局では伝統的な花織の地場産業化をめざし、現在第八期生の花織講習生を養成しています。 また、今年の二月を目標に読谷山花織事業協同組合を結成し、読谷山花織の地場産業化をめざしています。