
人口
広報よみたん 50年2月 号外 No.1 人口 昭和50年1月31日現在 世帯数 4,853戸 総計 24,029 男 11,649 女 12,380
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広報よみたん 50年2月 号外 No.1 人口 昭和50年1月31日現在 世帯数 4,853戸 総計 24,029 男 11,649 女 12,380
都市計画に関する公聴会開催のお知らせ! ≡≡≡≡≡住民参加で住みよい街づくりを≡≡≡≡≡ 私たちの住んでいる読谷村には住宅、商店、工場、倉庫などいろいろの建物が建っています。しかしよくみると、住宅は住宅、商店は商店、工場は工場どうしが集って街を形づくっていることがわかります。それは似たものどうしが集まって街を形づくった方がお互いに都合がよいからです。たとえば住宅地の中に工場ができると騒音や振動など公害問題がおき環境がそこなわれます。また、住宅地の中に高いマンションなどが建ちますと日照権問題などがおきてきます。 そこでこのようなことが起らないように建物を建てる場合、お互いに守るべき最低限のルールが用途地域の制度です。 この用途地域の決定は私達の生活と密接な関係があります。このため村民の皆さんと一緒に考えていくため、用途地域の素案を示し、住民の皆様の公共的、公益的な意見を反映させるための公聴会を開催します。 ≡≡≡用途地域の決定のため公聴会を行います≡≡≡ とき 昭和50年3月7日(金)午後2時 ところ 読谷村中央公民館 公述申出期間 昭和50年2月28日 午後5時迄 ≡≡≡≡口述人なることを希望される方へ≡≡≡≡ 公述人となり、意見を述べようとする方は、公述申出書を役場企画室へ提出して下さい。 ※公述人の選定について、公聴会の開催には時間等の制約があり、村長が公述人となっていただく方を選びます。 その結果は村より別途通知します。 公述申出書は別紙にて準備されております。
広報よみたん 50/2 NO186 人口 昭和50年1月1日現在 総数 24,029人 男 11,649人 女 12,380人 世帯数 4,853戸 電話-2216:2293 消防-119:3933 発行:読谷村役場企画室 おめでとう「はたち」! 晴れて581名が大人の仲間入り
再燃するアスファルト問題 今度は牧原に工場建設 昨年村政を大きな混乱にまき込んだアスファルト問題が、再び村内牧原の軍用地内に工場建設が着工され大きな問題をなげかけている。 このことは、去る一月二十八日、南部国道事務所用地課長等が来村し、牧原にアスファルト工場建設工事着工の知らせを受けたのがことのはじまり。 村当局では、さっそく工事現場の確認をすると共に工事現場、日本道路株式会社沖縄営業所、防衛庁、総合事務局、南部国道事務所を訪問し、アスファルト工場建設に反対し、工事着工に関する抗議文を手交し、これまでの経過を調べた。 それによると、昨年地域住民から猛反対をうけ都屋採石場跡へのアスファルト工場建設を断念した日本道路株式会社は再び本村親志原に進出のうかがいをたてた。しかし、同地域は弾薬庫の保安距離の関係で米軍は拒否したが牧原ならずばよいとのことで一月十六日の日米合同委で正式に承認されたとのことである。 使用形式は、「民公有財産一時使用承認書」で日米共同使用の形をとり、使用期限は昭和五〇年七月三十一日となっている。 問題となっているアスファルト工場現場は、国道五八号線牧原入口より一、〇〇〇メートル地点の軍用地内で、そこには、米軍消防隊、モータープール、犬訓練所等が混在し、アスファルト工場現場は、モータープールと犬訓練所の中間に五、八〇五平方メートルの敷地を確保し、去る一月二十八日から工事は着工されている。アスファルト工場建設に反対する村民の声は強く、去る二月一日伊良皆区、比謝区、大湾区、比謝橋区の住民代表の連名で「アスファルト工場建設に反対する陳述書」が提出された。村議会でも去る二月八日に始まった臨時議会で同問題が取あげられ、アスファルト工場建設に反対する陳情を全員一致で採択した。 〔写真〕「建設のはじまったアスファルト工場」原本参照 ※「アスファルト工事建設現場見取図」については、原本参照。 アスファルト工場建設に反対し、工事着工に関する決議 アスファルト工場建設問題は、読谷村民にとって極めて重大な問題であり、読谷村並びに読谷村議会は村民の意志を代表し再び関係当局に強く訴えます。 昭和48年12月日本道路株式会社は、当初読谷村字座喜味石廻原(通称都屋)にアスファルト工場の建設を計画、それをめぐって昭和49年度前半の読谷村は、村政史上かつてない大混乱に陥った。 日本道路株式会社は都屋への工場建設行為をめぐって、読谷村政を混乱させたことへの反省もなく利潤追求のみを優先する企業の本質をまる出しにして、昭和49年9月再び読谷村内親志原の軍用地内に工場建設を予定してきたが、読谷村は予定場所が嘉手納弾薬庫地区で火気厳禁の地域であり、又軍用地がその目的以外に利用されることは重要な問題であり村政を混乱状態に陥しれたアスファルト工場を読谷村内に認めるわけにはいかないと村議会でも確認をし関係機関に要請した結果、その計画は中止となった。 ところが、今度は国と企業(日道)が一体になり三度読谷村内牧原地内に国家という権力を全面に出し企業を擁護する形で工場を着工したことに対し、村民はいきどおりを感じ村民を不安におとしいれるアスファルト工場を容認することは出来ない。 今回のやり方は、まさに国家権力による村民の声を抑圧するものであり、治外法権的な基地内に逃げこみ、日米共同使用という形で法網を巧みに利用し。読谷村のこれまで続けてきた反対要請の意志を全く無視するものであり、怒りをこめて抗議する。 昭和50年2月10日、読谷村は臨時議会において「アスファルト工場の建設に反対する」ことを決定した。読谷村並に読谷村議会は、この決定にもとづき読谷村牧原地内へのアスファルト工場建設の即時中止を要請し工事着工に対し厳重に抗議する。 昭和50年2月13日 殿 沖縄県読谷村議会 議長 新垣秀吉 沖縄県読谷村 村長 山内徳信
のべ九〇人を動員 役場職員のキビ刈出し奉仕作業 製糖期の最盛期に入り、今村内各地では猫の手を貸りたい程の多忙時、その中にあってキビ刈出しの人夫が思うように集まらずキビ作農家は四苦八苦。 とくに老人世帯、母子世帯においては、労賃の高とう、物価高にあって、キビ収穫時は深刻な悩となっている。 その中で、村役場職員組合、自治労(大湾近常委員長)では、初の試みとして、今期製糖期から、キビ収穫に困っている母子世帯、扶助世帯を対象にキビ収穫の助っ人として活躍しました。 この目的は、世界的な食糧危機に直面しようとする今日、役場職員みずから、農業をみなをし、農家と連体し、農業を発展させ、共に行動を起こすことを目的とし、去る一月二十三日から二月三日まで延べ九〇人の職員労働組合が一日年休を行使して行なわれた。 初日は、波平一九〇番地の比嘉カマさんのキビ畑に動員がかけられ、日頃ペンを手にしている職員の手はカマに早がわりし、慣れぬ手つきにとまどいながらも三〇〇余坪のキビ畑は、またたくまに刈り取られ収穫のよろこびを農家とともにわかちあっていた。 今回の農家一体のキビ収穫にあたって若い組合員は「このことについてもっと早く気ずくべきだった。農業についてはまず役場職員自ら体験し、農業の尊さを学び、農業政策の推進をはかるべきだ」と額に大粗の汗を流しながら語っていた。 また、応援を受けた比嘉カマさんは「毎年収穫になると人夫の心配をしている。今年は役場労働組合員のおかげで無事収穫を済ませることができホットしている。」と収穫のよろこびを語っていた。 労働組合幹部は、「農家の方がよろこんでもらえたことは一応の目標が達成されたものだと思う。今後続けていくかは自治労県本部と話をにつめて行きたい。」としていました。 〔写真〕「役場職員による奉仕作業」原本参照
所得税・住民税・事業税の申告をお早めに 2月16日から3月15日まで みなさんが昨年一月一日から十二月三十一日までの一年間に得た所得と、その所得に対する税額を自分で計算して申告納税することになっています。 申告しなければならない人には申告用紙を発送していますので期限までにはぜひ申告して下さるようお願いします。
一月から国民年金の保険料が九〇〇円から一、一〇〇円に 国民年金は歳をとったり障害者となったり、母子世帯になった場合に年金を支給して、生活の安定をはかることを目的としています。 そのために、昭和四九年の一月に年金額が大幅に引き上げられ、さらに九月には、物価の上昇に応じて増額されました。 このようなこともあって、昭和五〇年一月より国民年金の保険料がこれまでの九百円から一千百円に改定されることになりました。 国民年金の保険料は、加入した人は必ず納めなければならない「定額保険料」と、「付加年金制度」の「付加保険料(四〇〇円)の二段階になっています。 より高い年金をお望みの方は、「付加年金」に加入してより多い年金を受けましょう。なお所得が少なくて保険料の納められない方は、そのまま滞納しますと、交通事故にあった場合など、障害年金や母子年金が受けられなくなったりします。 保険料を納めることが困難な人には、保険料を免除する制度があります。 くわしいことについては村役場年金係までおこし下さい。
再任された収入役の =プロフィル= 〔写真〕原本参照 ※収入役 氏名 池原恒徳 現住所 楚辺二〇六四の三番地 生年月日 昭和四年十月二十日生 経歴 昭和三四年読谷村役所書記を拝命し、昭和三八年建設課長、昭和四一年水道課長、昭和四六年一月収入役となり去る十二月三十一日任期満了となっていた。尚収入役の任期は四年です。
座喜味城跡をさくらの園に 成人者が記念植樹 成人の日に先だち、成人を迎える若者たちによる記念植樹祭がさる一月十二日の日曜日、午前九時からお昼までの午前中、座喜味城跡を中心にさくらの記念植樹祭が行なわれました。 この日は、今冬最低の気温、水銀柱もグット降り、十二度をマークしていた。成人者は寒いさむいと連発しながらも約七〇名もの若者がクワ、カマ、スコップを持参して参加した。 植樹を前に、宮城教育長から開催のあいさつがあり山内村長からは「成人を迎えることを共によろこびお祝を申し上げます。本日の植樹祭は大人になることを記念するために行なわれるものであるが、同城跡は国の史跡公園化が進み、村当局でも第一次公園整備計画が終り遊歩道も完成している。 この地で、記念植樹を行なうことは、みなさんの人生に最も意義深いものがあると思う」と成人者を激励していた。また、緑化推進委員会からも激励にかけつけ「人間と自然は切り離すことのできない関係にあり、自然を大切にし、緑をつくり育ていくことによって、今後のわたしたち人間の豊かな生活が保障されるものである」と、さすが緑化男らしく推進を強張していた。 このあと、さっそく記念植樹に移り三メートル余りのさくらの苗木がみんなに配られ各自おもいおもいの場所でていねいに植込みされていった。 さくらは全部で八十本も植樹され中には数本も一人で植樹する元気者も見られた。植込後はしっかりと支え木をつけ、たっぷりと水を与えて植樹祭は終りました。 今度植樹されたさくらは五年苗のヒカンざくらで三年後には美しい花をさかせるといい、座喜味城跡一帯が一躍さくらの名所となるのもそう遠くはないことでしょう。 〔写真〕「すくすく育ってほしいと願いを込めて-成人者による植樹祭」原本参照
ガソリンの無鉛化と農業機械について ガソリンの無鉛化が二月から実施されました。これは環境汚染防止対策の一環として行なわれるもので一般に広く利用されているしギユラーガソリンは無鉛ガソリンに切り替えられます。 このガソリン無鉛化に伴い農林業機械の使用については次の点に留意して下さい。 ①お手持ちの農林業機械のうち、四サイクルエンジンを動力源とする耕うん機、テイラー、防除機等について、無鉛ガソリンのみを使用しますと、排気弁座が急速に磨耗し、はなはだしい場合はエンジンが停止します。 ②このため、この種の農業機械については無鉛化されたしギユラーガソリン(二)に対してハイオクガソリンをおおむね(一)の割合で混合して使用することが必要です。 したがって給油を受ける際、この旨ガソリンスタンド側に申し出しなければなりません。 なお、潤滑油混合ガソリンを使用することになっているガソリンエンジンは(二)サイクルですから無鉛化されたレギュラーガソリンに従来どうり潤滑油を混合して使用して下さい。 詳細については、農協農機具センターにお問い合せ下さい。