1976年9月10日発行 / 広報よみたん / 2頁
納めないとソンです! 早めに納めて24万6千円の年金を
特例追納 保険料納付制度を知っていますか?
追納しないと十三万四千円ソンする
納めることのできる人
納めないとソンです!
早めに納めて24万6千円の年金を
特例追納 保険料納付制度を知っていますか?
国民年金は本土で昭和三六年四月から、沖縄県は昭和四五年七月から保険料を納めております。したがって沖縄県の国民年金は他府県に九年おくれてはじまりました。
御承知のとおり国民年金は保険料を納めた期間によって、六五才からもらう老令年金の金額がちがってきます。
沖縄の人が本土の人たちよりおくれた期間を一月に一八三円安い保険料を納めることにより、本土の人たちがもらう年金と同じ額の年金をもらうようにしたのが特例追納の制度です。
追納しないと十三万四千円ソンする
特例追納を納めた人と納めない人では十三万四千百円もソンすることになります。
特例追納を納めた人がもらう老令年金は二四万六千円、納めない人がもらう年金は十一万一千九百円ですので納めない人は六五才からもらう年金で十三万四千百円ソンすることになります。
納めることのできる人
特例追納は誰でも納めることができるかと申しますと、そうではありません。
納めることの出来る人は
一、昭和三六年四月から昭和四五年三月までひき続き沖縄に住所を有していた人。
二、昭和四五年四月一日に沖縄の国民年金法の加入者。
三、昭和一四年四月一日以前に生れた人。
以上の三つの要件を満たした人たちです。なお、納めなければならない人にたいしては、コザ社会保険事務所から納付書を送付いたしますので十一月末日までには銀行か郵便局で納めて下さい。
くわしいことについては役場保険年金課にお問い合せ下さい。電話二二〇一 - 二二一六
※「年金によって納める金額はちがいます(下記図表を参照)」は表のため、原本参照。