広報よみたん 56/10 No.258 人口 塩見祐一医師(村立診療所長)村立診療所に胃カメラ一式を寄贈「1日人間ドック」の診療科目をスタート
広報よみたん 56/10 No.258 人口 昭和56年8月末日現在 世帯数 6,273戸 総数 27,030人 男 13,330人 女 13,700人 役場-09895-8-2201 消防-119:8-3933 発行:読谷村役場企画課 塩見祐一医師(村立診療所長)村立診療所に胃カメラ一式を寄贈「1日人間ドック」の診療科目をスタート 村立診療所二代所長として就任以来、村民の健康管理に活躍なされている塩見祐一先生は、このほど胃カメラ一式を村立診療所に寄贈されました。 胃カメラは現代医学を代表する医療器機のひとつで、二二七万円と高価なものです。胃カメラの贈呈式は去る九月十四日午後七時から開かれた診療所運営委員会の席上で山内徳信村長へ目録の贈呈がありました。 村立診療所の医療器機に胃カメラが導入されたことにより、これまでレントゲン透視で要精査としてチェックを受けた患者は、これからは村立診療所で徹底的に検査を受け治療することができます。塩見先生は「胃カメラを駆使して村民の健康管理に努めたい。潜在的な病気は早期発見さえすればほとんどの病気は治るものです。勇気をもって診療所の門戸を開いてほしい。」と話していました。 塩見祐一先生は昨年十月村立診療所二代所長として赴任なされました。先生は現代医学のエキスパートと知られ、ことに内科の専門医です。医療器機を最大限に駆使しての診療は定評があり、検査のデーターを基に徹底究明し、専門的見地からわかりやすく患者に説明をし、納得ゆくまでのていねいな診療はそれぞれの患者から感謝されています。また、先生は、患者との対話を重んじ、患者の身になって診療にあたります。時には寝食を忘れる事もあって、凄じい程の診療熱意は絶対的な信頼を寄せられています。 尚、村立診療所では去る六月から「人間ドック」の診療科目をスタートさせました。入院せず一日ですべての臨床検査を行うことができます。検査の結果、潜在する病気を発見したら、徹底した治療を行うほか、健康管理上の注意なども指示しています。健康であるという喜びは、病気を患った人でないと分からない。病いの早期発見は笑える幸せな人生行路の橋渡しだともいえます。あなたは健康に自信をもてますか?。まずは「一日人間ドック」に入って健康度について確かめてみてはいかがでしょう。 ※写真「胃カメラを覗き込む山内徳信村長オッ!みえる、みえる」、「胃カメラを操作説明される塩見祐一先生」は原本参照