広報よみたん 1984年 No.293号 10月号 「護佐丸」25年ぶりに復活:50年ぶりにしし舞復活
広報よみたん 1984年 No.293号 10月号 村政の目標 人間性豊かな環境・文化村づくり 発行/読谷村役場企画課 ℡098958-2201 印刷/赤道印刷 ℡098973-3383 「護佐丸」25年ぶりに復活:50年ぶりにしし舞復活 座喜味区に伝わる組踊「忠臣護佐丸」が二十五年ぶりに復活、去る九月八日座喜味公民館で上演されました。 この日は敬老会も合せて行われ、二十五年ぶりの上演に区民多数が集まり、お年寄の中には目がしらをあつくする方もおりました。 又、組踊りとともに旧八月十五日に上演されていたという「しし舞」も五十年ぶりに復活、上演されました。 この日の上演に向けて、座喜味区の文化財保存委員会の努力は大変なもの、二十五年ぶりの「組踊り」五十年ぶりの「しし舞」とあって昼夜の猛練習を重ね、区民の協力を得て、ようやくその努力が実りました。 上演に先立ち「忠臣護佐丸復活実行委員長の真栄田三郎氏が「座喜味区に伝わる伝統芸能は区民の誇りであり、これを守り継承していくことは区民の責務です。 これまでの区民の御理解と御協力、又、各方面からの御支援に対し深く感謝申し上げます。」とあいさつをしました。 この後、「しし舞」「組踊」が上演きれた他舞踊も被露され集まった区民を魅了しました。 尚、組踊「忠臣護佐丸」は読谷まつりでも上演され、村民に被露されることになっています。 ※写真「50年ぶりにしし舞復活」は原本参照