【見出し】逢えてよかった浜美枝のふれあいトーク 【写真:2】
母であり、妻であり、主婦であり、そして女優である浜美枝のふれあいトーク「逢えてよかった」が五月十七日夕、村福祉センターホールにて行なわれ、訪れた七〇〇人余の聴衆を魅了しました。 今回の講演は、自分さがしのエッセーとして浜美枝さんが全国を"民芸の旅"をし、十年前に本村の読谷山花織の伝承者・与那嶺サダさんに出会い、花織の伝統文化に感動。そして、「花織の記」を出版したのをきっかけとして開催されたもの。 講演では、浜美枝さん自身の体験談をもとに語り始め「私の生涯の課題は"民芸"。そのために全国を訪ね歩き、民芸の旅で多くの人々に出会い『逢えてよかった』と言うかけがえのない財産を得た。沖縄には素晴らしい民具が沢山ある。文化は足元にあり足元に文化がある。足元を見つめなければ文化は芽生えてこない。今、足元をしっかり見つめないと将来が見えなくなってしまう。日本人の原点の着物や織物、ヤチムンなど、暮らしの原点をもう一度見つめ直し未来につなげていきましょう」と強調して講演をしめくくり、聴衆から大きな拍手が沸き起こりました。