
【見出し】読谷まつり万余の人出でにぎわう 歴史のロマンに感嘆! 【写真:1】
『地域に根ざした産業・経済・芸術の発展を』をスローガンに、「第十八回読谷まつり」は、十一月七、八日の両日、運動広場を中心として総合福祉センター、伝統工芸センター、勤労者体育センター、民俗資料館・美術館を会場として盛大に催され、村内外から訪れた万余の観衆は、壮大な読谷まつりに感動し、酔いしれました。 歴史のロマン感嘆! 読谷まつりは、優れた郷土の伝統文化を継承するとともに、新しい文化の創造と明日への活力ある産業の発展を期し、あわせて村民意識の高揚、相互の融和と親睦を図り「人間性豊かな環境・文化村」づくりを目指すことを趣旨として開催されるもの。 -泰期ははばたいた 今!読谷の自立を求めて- 「踊れ、夢!謡え、魂!ユンタンザフェスティバル」をテーマにした第十八回目を数える読谷まつりも、年々、拡充・発展。読谷村の一大イベントとしてすっかり定着してきた。 まつりの柱には、初日は三味線の始祖・赤犬子大主を称える「赤犬子琉球古典音楽大演奏会」、二日目には、進貢使として長浜港から進貢船に乗って初めて中国に渡り、大交易時代の幕を開け、琉球に文化文物をもたらした読谷の先人・泰期の偉業を称える創作「進貢船」をメーンに据えて展開。歴史のロマンが甦る壮大なドラマに、会場あふれんばかりの万余の観客は、そのダイナミックなステージに感嘆し、心ゆくまで読谷まつりを満喫していました。 (関連8ページ)