【見出し】ニューヨーク公演に再び~ 残波大獅子太鼓はばたく 沖縄文化を世界の舞台へ
昨年の四月、アメリカ(ニューヨーク)公演の成功を納めた我が村の若獅子「残波大獅子太鼓」(新垣武常主宰)が、世界のひのき舞台・ニューヨーク公演に再び出演することになりました。 一九八六年三月、残波大獅子太鼓が結成されてから七年の年月が流れました。この間、若獅子らは一九八七年六月、初の自主公演(沖縄市民会館)を皮切りに、八月には和歌山、大阪、京都での「関西コンサートツアー」を行い、本土に進出。そして、十月には日本の首都「東京公演」を実現するまでに至り、以来、今日までの公演は、県内を含め本土の都道府県にまで及ぶほど数多く、残波大獅子の勇壮な太鼓のリズムは、公演の度ごとに各地域の人々に大きな感動を与え、今や「読谷村・残波大獅師太鼓」の名声は津々浦々に知れわたるまでに急成長し、ユンタンザ若者らの目覚ましい活躍が世間の注目を一心に集めた。 そのような中、一九九二年四月、遂に残波大獅子太鼓がニューヨーク公演に挑戦。若者らの創造する新しい沖縄文化が世界の舞台へと旅立ち、今、再び世界に羽撃く。 (関連8ページ)