広報よみたん 1993年 No.404号 9月号 読谷高校文部大臣賞に輝くダンス部
女子の甲子園といわれる「第六回全日本高校・大学ダンスフェスティバル」(七月二十六日~二十八日、神戸大会)に沖縄県を代表して読谷高校ダンス部(与那覇慶子顧問、部員三十七人)が五年連続で出場。そのコンクール部門において読高ダンス部が見事にダンスの大会最高賞「文部大臣賞」と併せ「特別賞」のダブル受賞に輝くという未到の快挙を達成し、全国から出場した代表校(五十八校)の頂点を極めました。 今回の読谷高校の出演作は、『シーサーが跳んだ日』。 この作品は、沖縄の風土に根ざしたシーサー(獅子)を題材に、沖縄メロディーを巧みに取り入れたもので、演技は、力強さのなかにも華やかさを組合わせたリズミカルな創作ダンス。それはまさしくシーサーが自由奔放に天空を跳びはねる様子を生き生きと表現したもの。 二十六日の予選を通過したダンス部は、翌二十七日の決選でもその演技力をいかんなく発揮。その結果、大会最高の文部大臣賞は読谷高校の頭上に輝き、県内史上初めてダンスの高校日本一の快挙を成し遂げた。 (関連8ページ)