【見出し】華やいだ読谷まつり
夢とロマンにあふれ、伝統と創造の「第十九回読谷まつり」が十一月六、七日の両日、村運動広場を中心に盛大に催され、県内外から訪れた万余の人々で賑わいました。 読谷まつりは、『地域に根ざした産業・経済・芸術の発展を』スローガンに、優れた郷土の伝統文化を継承するととに、新しい文化の創造と明日への活力ある産業が発展を期し、あわせて村民意識の高揚、相互の融和と親睦を図り「人間性豊かな環境・文化村」づくりをめざすことを目的に開催されるもの。 まつりは、読谷に生まれ、三線の始祖として今に語り伝えられる天才吟遊詩人"赤犬子"を讃える初日の『赤犬子琉球古典音楽大演奏会』、二日目は長浜港から進貢船に乗って初めて中国へと旅立ち、大交易時代の先駆者と伝えられる"奏期"の偉業を讃える『創作・進貢船』をメインに展開され、まつり会場を訪れた村内外の大観衆は、歴史のロマンが甦る壮大なドラマに感動し、そのダイナミックなステージを心ゆくまで満喫していた。 (関連8ページ)