【見出し】赤ちゃんとの命の尊さを実感ふれあい学習
「自分も将来こんな赤ちゃんがほしい」-と、女子高校生。 一月三十一日午後、村中央公民館で、読谷高校家政科三年生(真喜屋則子教諭)の女生徒十八人が参加し、四、五ヶ月の赤ちゃんとの「ふれあい体験学習」が行われました。 これは、市町村母子保健メニュー事業「思春期における保健・福祉体験学習」(村環境保健課主催)の一環として開催されているもので、昨年に次いで今回が二回目。 学習は、保健婦によるオリエンテーションで始められ、参加した女高生らは、ふれあい体験学習の趣旨や基礎知識を学んだ後に乳児相談に訪れた母親らから赤ちゃんを預かり抱きあげ、真剣な眼差しであやしていた。 村と一緒に体験学習に取り組んでいる真喜屋教諭は「学校では保育授業の一環として従業をしている。最近は核家族化などにより赤ちゃんとのふれあいが少なく、将来母親になる生徒たちにふれあい体験を通して命の尊さを実感できたらと思って参加している」と語り、また大城里美さんは「赤ちゃんは小ちゃくて可愛いかった。自分も将来こんな赤ちゃんがほしいと思った」と感想を述べていた。