【見出し】村民の誇り
名古屋大学大学院の医学研究科病理系専攻の学位論文試験において波平二〇二番地の知花博治さん(30歳)が見事に合格を果たし、博士号の学位に輝きました。 博士号の学位に輝いた知花さんは読谷高校を卒業後、琉球大学院理学修士課程(生物学)を経て名古屋大学医学大学院へと進み、同大学院での単位を修得し、学位論文の審査及び最終試験でこの程(三月二十七日)医学博士号を取得したもの。 四月十日午後、博士号を取得した知花さんは父親・治雄氏(村議会副議長)と連れ立って役場を訪れ、山内村長に報告。席上、山内村長は「知花君が医学博士号を取得したことは読谷村民の誇りであり大きな快挙だ。初志忘れることなく頑張ってほしい」と激励。これに、知花さんは「生物学で最先端をいくアメリカに渡り、新しい情報や研究に知識を深めたい。学生時代には読谷村育英会には大変お世話になりました」と抱負を語るとともにお礼を述べた。