【見出し】謹賀新年 40年ぶりに改築新装された赤犬子宮
時代を超えて 生きる赤犬子 いにしえの心 豊かなおもろ人 村から村へと唄う赤犬子 歌と三線の赤犬子 御神 楚辺村の腰当 むてぃ 栄ぃ かりゆしのまつり 赤犬子 うがり 文化花咲かち 幾世までん 赤犬子の 蒔ちゃる 種もみや ゆかて 沖縄の誇い 世界に輝かち ※写真
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時代を超えて 生きる赤犬子 いにしえの心 豊かなおもろ人 村から村へと唄う赤犬子 歌と三線の赤犬子 御神 楚辺村の腰当 むてぃ 栄ぃ かりゆしのまつり 赤犬子 うがり 文化花咲かち 幾世までん 赤犬子の 蒔ちゃる 種もみや ゆかて 沖縄の誇い 世界に輝かち ※写真
《あけましておめでとうございます》 一九九七年・平成九年の新年を迎えるにあたり、ご挨拶を申し上げます。村民の皆様方には、夢と希望に胸ふくらませ、新たな決意で新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。 今年は「丑年」であります。村民の皆様方には「牛」の如く、健康でたくましく毎日のお仕事にご奮闘、ご活躍されますよう心から祈念申し上げます。 《激動を乗り越える村民の新たな力》 戦後五十一年目の昨年は、読谷村を含め沖縄県(民)は大きく揺れた年でありました。 日米両政府に対する闘い(基地問題の提起)は、紆余曲折をしながらも確実に沖縄・読谷の歴史を前進させることが出来た年でありました。 「代理署名拒否を支え公正公平な裁判を求める村民総決起大会」。普天間飛行場の代替ヘリポートを読谷村内に作らさない村民総決起大会に、五千人の村民が参加しました。闘わずして勝つことを目標とした戦略戦術の勝利であり、何よりも村民の生命・財産、生活環境を守り抜かねばならないと言う、情熱的な取り組みが建設候補地の白紙撤回に成功いたしました。このエネルギーは、今日までの反基地闘争を通して培われた村民の新たな力となりました。 初めての経験であった、日米地位協定の見直しと米軍基地の整理縮小を問う、「県民投票」にも情熱を傾けた年でありました。 十二月二日、SACOの最終報告によって、読谷飛行場の返還、象のオリ、瀬名波通信所等が、平成十二年度中に返還されることが明らかになった年でもありました。 《文化の香る美しい村づくり》 一年間をふりかえってみますと、村民の活動は実に活発でありました。小中高校生の体育、文化、教育活動は更に充実発展し、内外で大きな実績を残した年でありました。 婦人会、青年会、老人クラブ等、各字各団体とも活発でありました。 「第22回よみたんまつり」をはじめ、「第12回残波まつり」「%読谷やちむん展」「第9回平和創造展」、文化協会の「第1回文化祭」、読谷山花織組合の「東京展」「京都展」、村立美術館の諸展示等、年々充実発展して参りました。 環境美化運動も各字婦人会や各学校、各老人クラブの活動によって、大きな成果をあげて参りました。波平老友会の全国表彰や高志保婦人会の県婦連からの表彰等は、特筆すべきものであります。村民各位のご協力、ご活躍のおかげで本村の文化の香る美しい村づくり運動は年々進展しております。 《さらば五十一年未来へとはばたけ》 現在の役場から村民への最後の年頭の挨拶になります。現在の役場に別れを惜しみ感謝をこめ、次の散文詩で、新年の挨拶といたします。 一、鳴呼!苦節五十一年戦争に追われ ふるさとの地に帰れないお前 読谷山役場 読谷村役所 読谷村役場 それは長く苦しい道程であった お前は戦後・灰燼の中から 復興・再建・発展へと 村民と共に歩み、村民を守り育ててきた 村人達はお前に感謝している ありがとう、ありがとう 年をとり疲れていても お前の果たした役割は忘れない お前は永久に村人達の 心の中に生き続けているのだ 二、嗚呼!遂に村民の夢は実現した 読谷村の自治の殿堂として 米軍基地・読谷飛行場の真中に 誇らしく自信をもって建っている お前は三代目読谷村役場なのだ 由緒ある座喜味城を腰当に、風水よく 鳳風の鳥として建っているのだ アメリカ軍にも大和政府にも 読谷村の主人公は読谷村民だと 訴え続け、闘い続けた村民の勝利だ 難産の子はたくましく育つと言う 読谷村の自治・分権・参加 民主主義・平和の殿堂として 村民と共に闘い、村民と共に輝き 未来へとはばたけ
一九九七年の年頭にあたり読谷村議会を代表して、謹んで新年の御挨拶を申し上げます。 「村民の皆様あけましておめでとうございます」 新年の陽光(朝日)も、日々の陽光(朝日)も同じ一日の始まりですが、一年の初めとして向こう一年間の願いと想いを込めて良い年である事を祈り、過ぐる年の出来事を振り返り大過なかった事、今日ある事に感謝しつつ、昇る太陽に畏敬の年を抱きながら迎える新年の陽光は、特別に思えるのではないでしょうか。 その様な事を思い巡らしながら昨年(一九九六年)の事を振り返って見ますと、少女暴行事件に端を発して沖縄県の基地問題が大きくクローズアップされ、八万五千人の県民大会、初めての県民投票という形で県民の意志が示されたと思います。 又、軍用地の末契約問題でも、地主の契約拒否や村長の代理署名拒否と沖縄県知事の代理署名拒否で、沖縄県の米軍基地問題が日本政府と米国政府を揺るがし、沖縄県の米軍基地の整理縮小という問題が二国間で議題として取り上げられてまいりましたが、その内容については基地機能の移設条件付きの返還計画、整理縮小計画であり、おおよそ県民の納得のいく案ではないと思います。 その様な情勢の中で吾が村の懸案である読谷補助飛行場の問題解決に向けて、国、県、村の協議会が発足した事は大きな前進だと思います。 役場新庁舎もその偉容を現し新年度には役場も移転を致します。新しい役場で決意も新たに村勢発展のため、読谷村が抱える諸問題解決に力を傾注してまいります。 さて、昨年の吾が村の明るいニュースとして掲げますと、吾が村の各字、各地域団体の環境美化に対する努力は着実にその成果を見せております。 座喜味婦人会に次いで高志保婦人会の県表彰や、各字通りに面した空地を花壇にして、四季の花が咲き乱れているのを見ると心が豊かになる思いが致します。 それは渡具知区の「豊かなむらづくり」で農林水産大臣表彰という成果にも表されていると思います。 次世代を担う若者達も着実に育っています。 吾が村出身のプロ野球選手は佐久本昌広投手(ダイエーホークス)で渡具知出身でしたが、都屋出身の新里紹也君(沖縄電力)もダイエーホークスヘの指名が決まり、青少年に夢と希望を与えてくれました。 吾が村の顔になりつつあります読谷高校ダンス部は、四年連続の文部大臣賞は逃しましたが、優秀な成績を残しました。 又、読谷高校女子テニス部は、九州制覇を成し遂げて、新しい歴史の一ぺージを残しました。 古堅中学校のマーチングバンド部の九州、全国での三年連続金賞受賞と特別賞受賞の成果は、特筆されると思います。 願わくば高校に受皿があって継続した形で、吾が村の子供達が地域で頑張れる素地づくりが出来ればと願うものであります。 着実に次世代を担っていく若者達が頑張っているのが心強く、吾が村の将来展望は新春の陽光のように清々しく希望に満ち満ちています。 世紀末というと暗いイメージがつきまといますが、二十一世紀が間近になったこの時期に、吾がムラは前途洋々たる思いで、若者達の頑張りに増々期待をしたいと思います。 私ども議会も村民の皆様の御支援・御協力を得て村勢発展のために頑張ってまいりたいと思います。 これまで同様に、役場職員、議会議員にも叱尾激励を戴きます事をお願い申し上げ、村民の皆様の御健康と御繁栄を祈念して、年頭の挨拶と致します。 「謹賀新年」 読谷村議会 議長 儀保輝和 副議長 知花治雄 議員 真栄田善輝 山内昌治 仲宗根盛敏 当山真市 新垣昇 比嘉光雄 喜友名昇 松田政弘 知花勝 山城正輝 城間勇 伊波盛永 仲村律子 山内政徳 池原傳雄 佐久間盛夫 屋良政信 松田昌俊 当山弘 比嘉秀哲 事務局長 町田宗信
プロフィール 海岸線に立地した古い集落で、地先の入江にトーシングムイ(唐船窪地)と呼ばれる場所があり、かつては天然の良港であったといわれている。他の字とは崖地で隔てられていることなどから独立的な集落として経過したが、近年は長浜ダムの建設や土地改良事業が進められ、さらに軍用地跡地の地籍認証など周辺地域での開発整備が進んでいる。行政区加入人口は九百八十三(二百五十五世帯)で、村では中くらいの規模である。 地区づくりの目標 海・川・山があるという立地特性を最大限に生かした環境景観づくりを含め、公民館の建設、懸案であった軍用跡地の住宅地整備、新しい農業開発を柱に食代の育成やコミュニティーづくり、伝統文化の継承、そして長浜全体を視野に入れた総合的な村づくりを推進する。 ティラヌチヂ地区の家づくり 軍用地跡地の利用条件が整ってきたが、住宅建築のためには道路等の基盤整備が必要である。この地区が海を望む高台の景勝地にあること、道路敷を含め宅地が整然と区分されていることなどの条件を活かして、住む人の工夫と取り決めによる総合的な地区整備計画に基づき、美しい家並みづくりを行う。 ※図 ワラビミチ(童道)子供達が道端で遊べるような新しい道づくり(各々が敷地を出して) 一敷地一本植樹 昔の家は森の中 アジマー広場 昔の綱引きの辻(カヌチグチ)の中心となるような広場 屋根の形(寄棟か切妻) 色(赤瓦かこれに近い色) 棟方向の統一(南北か東西方向) もちろん生垣の方が良い ホーグづくり(北風対策) 本村では、平平成7年3月に村内23区全ての「読谷村字別構想」を策定しました。 これは、字というコミュニティーを出発点として、個性的で自立的な「21世紀をめざした村づくり」をめざすもので、字別構想は、①地区の特性と課題、②地区づくりの目標、③地区づくりの施策、④推進事業の4項目にまとめられました。 地区づくりの目標では、各字毎にユニークなキャッチフレーズが付けられており、「広報よみたん」では、その特色ある構想(村勢要覧に掲載)を、今年からシリーズで随時紹介していきたいと思います。
新しい年が、村民各位にとって幸多い年になりますよう祈念申しあげます。 昨年は基地問題をはじめ、暗いニュースの多い年でありましたが、幸いにも本村にとっては明るい兆しが見えてきた年でもありました。新庁舎が誕生する今年は、意を新たにして行政サービスの充実を図ると共に、二十一世紀を展望しながら、諸々の夢多い意欲的な活動を展開していきたいと思っております。 社会の変化が激しい今日、私達教育委員会に課された教育課題も山積しておりますが、「村づくりは人づくりから」を共通理念として、個性豊かな人材育成に精励したいと思います。 現在、学校教育の中では次の四つの柱に沿って取り組まれております。 (1)豊かな心をもち、たくましく生きる人間の育成。 (2)自ら学ぶ意欲と社会の変化に主体的に対応できる能力の育成。 (3)国民として必要とされる基礎的、基本的な内容を重視し、個性を生かす教育の充実。 (4)国際理解を深め、我が国の文化と伝統を尊重する態度の育成。 この四つの全国的教育課題への取り組みはもとより、本村の各学校においては、文部省特別研究指定を受けて、地域伝統文化の研究推進にも力を注いでおります。その活動の一端として、学芸会、文化祭、運動会、村まつり等々で発表し高い評価を得ていることは周知の通りであります。なお一月三十日には、その総仕上げとして大々的に総合発表会も開催する運びになっておりますので、多くの村民のご支援ご協力をお願いしたいところであります。 さらには、基礎学力の向上対策や平和教育等にも意欲的に取り組んで大きな成果をあげております。また児童生徒の特に目立った活躍として、渡慶次小学校の吹奏楽、古堅中学校のマーチングバンド、読谷中学校の柔道及びソフトボールは、それぞれ県代表として九州大会や全国大会に出場し、上位の成績をあげております。 次に、多様化が進んでいる今日の杜会にあっては、生涯学ぴ続けなければ豊かで充実した人生は望めないと言われております。そこで、いつでも、誰でも、どこでも学べる生涯学習を目指して、杜会教育課では村民ニーズに応えるべく様々な事業を推進してまいりました。中央公民館講座をはじめ諸行事、企画事業等にも多くの方々のご参加ご協力をいただき、実りある活動を展開することができました。 座喜味城跡を活用しての諸イベントや、美術館の企画展等にも、万余のご参観をいただきましたが、今年もなお一層趣向をこらした催しを数多く開いていく予定であります。特に各字に残っている伝統文化を掘り起こして紹介し、その継承発展にも力を尽くしたいと思います。本年度も教育環境の整備については、年次計画に沿って、渡慶次小学校の防音改造工事や渡慶次幼稚園の改築、古堅小学校の改築設計及び古堅南小学校の増築を計画しております。 もとより教育は、国や社会の動向を見据えつつ、地域の未来を展望しながら不易な道を地道に歩まねばならない事業でありますので、村民各位のご支援ご協力がなければかなわぬことであります。私達教育委員会も全職員総力をあげて頑張る所存でございますので、今年も村民各位のさらなるご協力をお願いいたします。 《謹賀新年》 読谷村役場 村長 山内徳信 助役 当真嗣清 収入役 松田重信 教育長 伊波清安 総務部長 與那覇守丈 民生部長 大湾近常 建設経済部長 当山弘 総務課長 仲宗根盛良 企画課長 山内源徳 税務課長 伊波寛市 厚生課長 知花サダエ 環境保健課長 天久勲 保険年金課長 桃原英夫 住民課長 宇久田百合子 経済振興課長 新城正雄 農業委員会事務局長 島袋強 建設課長 新城正光 水道課長 山内薫 読谷飛行場転用対策課長 長浜功勇 消防長 新城真栄 診療所長 玉城修 診療所事務長 山内順盛 教育委員会総務課長 上地正一 社会教育課長 上地力 指導主事 比嘉佑邦 指導主事 山内昌重 歴史民俗資料館長 名嘉真宜勝 美術館館長 宮城元信 中央公民館長 仲真朝健
第24回「中頭郡陸上競技大会」が十月二十日に県総合運動公園陸上競技場で行われ、同大会で本村の選手団(読谷村体育協会・山内昌千代会長)が大活躍し、男子の部で二位、女子及び壮年の部で共に優勝を飾り、総合優勝に輝きました。 この結果、読谷村体協は夏季体育大会(球技大会や格闘技大会)での優勝と併せ、総合成績でも優勝し、中頭大会を制覇しました。 【中頭郡陸上競技大会成績】 ▼一般男子の部 1位:石川市(96点) 2位:読谷村(92点) 3位:勝連町(65点) ▼一般女子の部 1位:読谷村(67点) 2位:西原町(48点) 3位:中城村(38点) ▼壮年の部 1位:読谷村(74点) 2位:北谷町(49点) 3位:中城村(49点) 十月九・十日に沖縄市総合運動公園陸上競技場で開かれた「第23回中頭地区中体連陸上競技大会」(十日)で、参加41校中・Bブロックに出場した古堅中学校(岸本広之校長)の選手が活躍し、男子が総合4位(63点)、女子が優勝(74点)を飾り、男女総合2位(137点)に輝きました。 女性の地位向上と男女共同参画型社会の実現を目指し、「女性問題研修会」(沖縄県婦人団体連絡協議会主催、読谷村・沖縄県共催)が十月二十二日夕、村総合福祉センターで開かれ、参加した多くの女性らが女性史研究家・外間米子氏の講話に耳を傾けました。 『語やびら出会いを求めて』をテーマに開かれた講演会には村内外から約百人余の女性らが参加する中、平良初子婦団協会長のあいさつに続き、山内村長が「世の中には男と女しか存在せず、双方が助け合ってこそ幸せな世の中が築ける。お互いの日常生活(足元)の中から意識改革をし男女共同参画型社会をつくることが重要」と述べました。 講演では外間講師が「おきなわ女・百年の歩み」~琉球王国から21世紀へのかけ橋~を演題に、琉球王国の時代から明治・大正と、その時代々々をたくましく生きてきた沖縄の優れた女性たち(歴史上の人物)を紹介しながら講演。その中で、「琉球王国の時代から廃藩置県(明治12年)があった明治時代まで女性には全然学問をさせなかった。女性が学問をはじめたのは明治18年からで、それも女子教育(良妻賢母)として国家のために役立つ子を育てよというものであった」と説いた上で、「かつて女性は終戦まで参政権や財産権、基本的人権も認められなかったが、それでも戦前・戦後の女性たちは、大正デモクラシーという新しい息ぶきを感じ、影響を受けながら闘い、たくましく新生・沖縄を築いてきた。今の女性が次の世代に何を残していくか、夢を託していくにはどうすればよいか、先代の女性たちから何を学ぶべきかを考え、女性が個性と能力を発揮できる社会の実現を目指そう」と強調し、講演を終えました。
夢とロマンのある農業を展開しようと、二十年余の歳月を経て完成した県営長浜ダム(農業用ダム)等が、この程長浜川土地改良区に財産管理されることになりました。 《調印式を挙行》 十一月十三日、長浜ダムの現地で行われた「長浜地区土地改良財産管理委託式」には県や村、長浜土地改良区から多くの関係者らが出席する中、金城靖昇沖縄県農林水産部次長と安田慶文長浜川土地改良区理事長によって、管理委託の協定書調印式が挙行されました。 調印の後、あいさつした金城次長は「施設財産を有効に活用していただきたい」と述べ、これに安田理事長は「無事調印式ができ、身がひきしまる思いと責任の重大さを痛感している。ダムの完成で農業に夢とロマンが持てるようになり、菊栽培をしている若い青年らが明るい表情で意欲的に頑張っており、読谷の農業が大転換していくものと思う」と応え、また山内村長は「協定書調印式は感無量で歴史的な瞬間を見た思いだ。このダムから大きた夢が育まれていくことを希望する」と述べました。 硬式野球を通して読谷の将来を担う青少年の健全育成を目的として、去る十月二十七日に読谷村中学硬式野球部「ゆんたんクラブ」(比嘉久監督)が結成されました。 同硬式野球クラブは、古堅中学校と読谷中学校の両校生徒(部員二〇人)で構成。その運営等に当たっては父母らが同好会を組織して役職員を配置し、それと共に、推進会や指導者会、父母会、先輩会を組織してバックアップ体制を図っています。 この中学校の硬式野球部を結成するにあたって、関係者らは「中学生のうちから硬式野球に馴染ませ、球児の夢である甲子園に出場できる選手やプロ野球選手を育てたい」と語りました。 ~読谷村中学硬式野球部~ ※表 監督 比嘉久 コーチ 宮平裕之 金城正人 《生徒名》 比嘉朝茂 森根達輝 池原功 慶田盛潤 神山勝洋 渡具知大輔 真壁一幸 比嘉勇太 森松朝太 新垣茂辰 宮城亮 与久田雄三 知花元博 長浜多市 山内秀彦 長浜恵太 知花勉 新城憲文 大城要 小橋川清史 《役員名簿》 会長 慶田盛寛 副会長 長浜勇 神山正勝 事務局長 山内清英 書記 渡具知勇 会計 宮城武 会計監査 新垣真光 比嘉純子
家庭で寝たきりのお年寄りや障害者の介護に当たっている介護者が、日頃の介護疲れを癒し、心身ともにリフレッシュしてもらおうと、十一月二十九日午後、「第二回読谷村在宅介護者の集い」(主催・読谷村厚生課及び環境保健課、村社会福祉協議会)が村総合福祉センターで開かれました。 会場には在宅介護者をはじめ民生児童委員や保健婦などの関係者らが参加する中、集いでは、伊波邦子講師の指導で楽しくレクリェーションダンスを踊り、心身をリフレッュ。またグループ懇談会では介護体験談などに和やかに交流を深めました。 会場には寝たきり老人などを対象とした「介護用品コーナー」が設けられ、紙オムツや防水シーツ、ベッドなどの利活用方法の説明に、介護者らが真剣な眼差しで聞き入っていました。 ※表 『公共工事発注状況』 (自)平成8年4月1日(至)平成8年9月30日
絵画による表現で地域の美化、景観を意識し、屋外での参加型の表現活動をしようと「第13回私たちの読谷村・ビッグアート展」(読谷村商工会青年部・仲村宗安部長主催)が十一月九日・十日の両日に行われました。 今回のアート(絵画)展では、読谷村教育委員会の後援を受け、読谷小学校のブロック壁に絵画を描こうというもので、テーマを読谷の地域・文化・特産などに設定し、同小学校の児童を対象に実施されました。 それぞれのテーマに沿って六十二人の児童らが一生懸命に描いた壁画は全部で三十三点。このビッグなアートは、道往くドライバーの目を楽しませています。 《11 大腸がん検診のあとで》 食生活の欧米化に伴い、近年増加傾向にあるのが大腸がんです。まず便の潜血検査を行い、異常が見つかれば指診を行います。症状が痔と間違われやすいので、自己判断をして軽く考え手遅れにならないようにしましょう。 毎日の自分の排泄に関心をもちましょう 1 血便の有無。 2 便が細くなっていないか。 3 便秘と下痢が交互にこないか。 4 腹痛の有無。 5 排便の後、すっきりするか。 予防のために日常生活で気をつけること ①高脂肪食はひかえる。 ②肉類はひかえめにする。 ③繊維に富んだ野菜類を積極的にとる。 ④バランスのよい食習慣を守る。 ⑤規則的な排便習慣をつける。 《12 子宮がん検診のあとで》 異常が見られても子宮筋腫やポリープなど良性腫瘍が多く、子宮がんの死亡数は激減しています。必要以上に不安がらずに積極的に検診を受けるようにしましょう。 ●正常な月経以外の出血。 ●閉経以後の出血。 ●長引く月経。 ●性交時の出血。 ●力んだり、激しい労働のあとの出血。 ●がんこな腰痛。 ●下腹部痛。 ●ピンク色、茶褐色のおりもの。 ●悪臭のするおりもの。 ●量が増える。 ●尿の出方がおかしい。 不正性器出血とは 痛み おりもの その他 (子宮がんのセルフチェック) 予防のために日常生活で気をつけること ①月経不順があったら注意する。 ②肥満を解消する。 ③高血圧、糖尿病は治療する。 ④タバコはやめる。
楚辺区(比嘉恒倫区長)が進めていた赤犬子宮改修整備工事がこの程完了し、同区では十一月十七日に同地で「落成祝賀会」を催しました。 祝賀会には楚辺区民をはじめ琉球古典音楽関係者ら約三百人が出席する中、式辞で比嘉区長は「建立四十周年目の節目に赤犬子宮が見事に完成できたのは沢山の方々が英知を結集したお陰。赤犬子宮整備事業を契機に、21世紀をめざした村づくり『きらめくユーバンタと赤犬子の里』の目標を掲げ、一致団結して楚辺の発展のために邁進しよう」とあいさつ。また、祝辞では山内村長が「立派な赤犬子宮ができたのは関係者の成果であり、これは村民の誇りである。将来は赤犬子会館を造ろう」と述べると、会場から大きな拍手が沸き起こりました。 祝宴では古典音楽や多くの余興が準備され、婦人会や老人会、青年会などが同区の伝統芸能や多彩な琉舞を披露し、祝賀会に花を添えました。 改修整備された赤犬子宮は屋根に赤瓦、宮本体には中国産石材が用いられ、宮庭(敷地)を整備拡大。二頭の獅子が門前に座し、階段を登って鳥居をくぐった門柱には、龍の彫刻が施され、豪華に仕上げられています。