1997年4月15日発行 / 広報よみたん / 10頁
平和・自治・民主主義の殿堂にふさわしい平和行政、村民のニーズに応える村政を展開する
施政方針
四、本年度の実施項目
の建設事業は今年度で完成する運びとなりました。新しい処理施設の完成により、快適な住環境づくりと、より効率的なゴミ処理行政を進めてまいります。
④旧役場庁舎等の跡利用について
役場新庁舎移転に伴う旧庁舎等の利活用につきましては、議会棟を図書館として位置付け、中央公民館、教育委員会棟については文化センターとの整合性や多様化する生涯学習等を勘案し一定期間活用してまいります。また、行政棟を撤去し修景整備を行い有効利用をしてまいります。
⑤環境緑化と花いっぱい運動の推進
平成四年度からスタートした親志砂良原の苗畑での花や緑化木の生産も順調に推移し、村民のニーズに対応できるように努めてまいりました。今年度も引き続き花や緑化木の生産体制を図るとともに、行政センター地区への緑化植栽に向け村民からの提供木の移植等を行ってまいります。また、村内の主要道路の街路樹植栽の推進や沿道花壇の充実を図ってまいります。第6回読谷村植栽樹祭を実施し、環境緑化と花いっぱい運動の推進に努めてまいります。
⑥第二十三回読谷まつりについて
読谷まつりは村民総参加のイベントとして、年々、規模内容とも充実し、県内外からの来観者も多く、産業・文化の総合的なまつりとして高く評価を受け、観衆はもとより多くの出演者、関係者に感動
を与え文化村づくりの輪が年々広がってまいりました。
本年も「二十一世紀へはばたくよみたん、人間・文化・産業の花咲くよみたん」をメインテーマに「響けよみたん・環境にやさしい美しい村づくり」をサブテーマとして第二十三回よみたんまつりを開催してまいります。
⑦第三次読谷村総合計画基本構想及び前期基本計画の策定
第三次読谷村総合計画基本構想はいよいよ二十一世紀、二〇〇七年までの読谷村の基本方向を定めるものであります。
「人間性豊かな環境・文化村」を目標に「村民主体・地域ぐるみ・風土調和」の三原則のもと進めてまいりました第一次~第二次の二十年間の個性的な文化村づくりの成果を踏まえ、二十一世紀を迎えるにふさわしい基本構想づくりをめざし村民各位のご協力のもと策定作業を進めてまいります。併せて第三次読谷村総合計画・前期基本計画を策定致します。
⑧機構改革の推進
今や日本は明治維新、戦後改革につぐ第三の変革を迎えたと言われ「地方分権」「行財政の改革」が叫ばれております。
読谷村では復帰後、昭和四十七年の機構の見直しをはじめとし、昭和五十一年の改正、昭和六十三年の三部制の新設など三回の機構改革が実施され、今日に至っております。
今回の機構改革では総務部を「総務企画部」に改め、現在の企画課を「企画・分権推進課」に改め地方分権を含め推進してまいります。また民生部を「生活福祉部」へ改め厚生課を「福祉課」、環境保