
Werukamu to YOMITAN
WEICOME TO YOMITAN 安田村長、EUプローディ委員長と親しく接見 渡慶次獅子舞クラブによる歓迎セレモニー
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WEICOME TO YOMITAN 安田村長、EUプローディ委員長と親しく接見 渡慶次獅子舞クラブによる歓迎セレモニー
九州・沖縄サミットで読谷文化を世界に発信 二〇〇〇年沖縄サミットが、七月二十一日から三日間の日程で開催されました。 読谷村の取り組みは、十月二十一日に「読谷村サミット推進会議」の設立総会を契機に進められました。 推進会議は村内十六団体によって構成されました。 サミット本番までに各国の首脳はじめ関係者を快く読谷村へ迎えようとクリーンアップ大作戦が三回実施され、多くの村民が照りつける太陽のもと大粒の汗を流しました。 更に、花いっぱい運動では婦人会を中心に鉢上げ作業が実施されポット苗はトータル一〇万本を数えました。その花々がサミット期間中、村内の沿道を色とりどりに埋め、サミット関係者の心を和ませました。
各国首脳歓迎・送迎セレモニーに児童生徒が参加 サミット開催の前日からは首脳らがぞくぞくと沖縄入りし、読谷村でも残波岬ロイヤルホテル・ホテル日航アリビラへ宿泊する首脳等の歓迎セレモニーに村内保育園園児や小中学校の児童生徒らが参加、獅子舞を演じる等、大歓迎しました。 二〇日午後、ホテル日航アリビラ入りしたシュレーダードイツ首相一行の出迎えは、渡慶次獅子舞クラブの二十一人が出迎え、首相は子供たちに親しく声をかけられました。 翌二十一日には、沖縄残波岬ロイヤルホテルにおいて、同獅子舞クラブによるプローディEU委員長ご夫妻の歓迎セレモニーがあり、感激した夫人に応えて獅子舞は時間を延長して行われるハプニングもありました。 一方、ホテル日航アリビラではイタリアのアマート首相一行の歓迎セレモニーがあり、すこやか保育園の二〇人の園児らが小さな手を振り歓迎しました。 また、七月二十三日の帰路につく首脳の送別セレモニーには、村内小中学校から合計二〇四人が見送り、無事サミットの全日程を終えることができました。 各国首脳に間近にして国際的なサミットを身近に感じることができました。村民の皆様のご協力に心から感謝申し上げます。
プローディ夫人、ヤチムンの里、資料館・美術館見学 二十一日の午前、プローディ委員長御夫妻を読谷山焼の山田真萬氏工房及びギャラリーへ案内し、ヤチムンに触れてもらう計画をしていましたが、あいにく委員長は日程の都合で参加できませんでした。しかし、フラヴィア夫人とオル・ユールヨーゲンセン駐日大使が工房を訪ね、読谷の焼き物に触れました。 また、午後には、夫人及び駐日大使が、村立資料館と美術館を訪問、名嘉真宜勝・宮城元信両館長の案内で、読谷の歴史文化にふれました。その中で技能保持者の比嘉マサ子さんの花織実演に興味を寄せられました。 美術館では、アンデパンダン展を参観し、金城次郎氏のヤチムン、与那嶺貞さんの花織、玉那覇有公氏の紅型、と三人の人間国宝の作品に触れ関心を寄せられました。
EU委員長夫人を招き、沖縄料理で歓迎夕食会 ブローディ委員長が、ワーキングディナーへ出席する中、フラヴィア夫人は、むら咲むら内の謝名亭で村長主催の夕食会で、琉球料理に舌鼓を打ちました。 夕刻、謝名亭に到着した夫人は、水を打った伝統的な屋敷内のヒンプンの脇から座敷に招かれ、琉球舞踊と純琉球料理でもてなし、陽が沈み、庭先にはティービが焚かれ、沖縄らしさを全面に出した絶好のロケーションの中で、読谷村での宴を堪能しました。
サミット記念創作村民劇「大北」を上演 ふれました。 本年二月二十七日に上演した村民劇「大北」をサミット版にアレンジして、七月二十二日に、サミット関係者を招いてサミット版「大北」が上演されました。 このプログラムには、ドイツ関係者四十八人、イタリア関係者十八人、EU関係者二人、アメリカ関係者十人の計七十八人が参加しました。 会場では村民総立ちとなりサミット関係者を拍手で迎えました。「大北」には村民一五〇人が出演、会場にはサミット関係者を含む七五〇人余が観劇し、読谷の歴史文化に
ヤチムン体験コーナーも好評 本村を訪れた、サミット関係者に読谷のヤチムンに触れてもらおうと、宿泊先の両ホテルにヤチムン体験コーナーを設けました。 体験コーナーで絵付けの指導をしたのは、読谷山焼北窯の松田米司さん、松田共司さん、与那原正守さん、宮城正享さんの四人、プレス関係者を中心に両ホテルで合計七七枚の絵皿が作製されました。この絵皿は、窯で焼き上げて、来年のアンデパンダン展に、山田工房で絵付けしたブローディ夫人製作の絵皿と共に展示する予定です。
人間の鎖 嘉手納基地を二万七千人が包囲 読谷村から五百人参加 沖縄サミット開催を目前にした、七月二十日に嘉手納基地を人間の鎖で包囲し、反基地を訴えようと、嘉手納基地包囲行動(主催、基地はいらない人間の鎖大実行委員会)が実施されました。 この嘉手納基地包囲行動は過去に一九八七年と一九九〇年に二度の経験がありました。 この包囲行動は、各国首脳及び報道関係者がサミットに参加することを契機に計画されました。 基地の重圧に苦しむ沖縄の実状を世界に訴え、先の大戦で唯一地上戦を体験した沖縄に、更に戦後米軍基地のほとんどを押しつけられた沖縄から、不戦と基地縮小を願い、二十一世紀の平和発信のの悲痛な叫びを世界にアピールしました。 今回の包囲行動も三回実施され、午後三時の三回目に二万七千人の手により、極東最大の米軍基地で周囲一七・四キロの嘉手納飛行場が人間の鎖で包囲されました。 読谷村の包囲行動団は、嘉手納消防本部から西側に陣取り、額に大粒の汗を浮かべ、手に汗しながら基地包囲完成を願い人間の鎖をつなぎ続けました。三回目の包囲行動によってついに包囲の鎖が完成したとの知らせを受け、参加者から一斉に歓声が上がりました。
読谷の里で夏祭りを楽しむ 第三回読谷の里 夏まつりが、七月二十八日に入所者の家族や福祉関係者四〇〇人余が集い、施設内ホールで開催されました。例年は中庭にやぐらを仕立てて行われている夏まつりですが、あいにくの台風の余波でホールに会場が移されました。 主催者を代表して森岡斎四郎理事長は、「この読谷の里も今年で五周年を迎えます。民生委員をはじめ学生の皆さん現在ホーム入所者一〇〇人、デイサービスに一五〇人が登録しており、一日四〇人程がサービスを受けております。介護保険もスタートして職員一同沖縄一の施設を目指して頑張っています。」とあいさつ。 安田村長は、「福祉法人施設ができても、職員だけではどうしようもない、ボランティアの皆さんの支えで、施設が生かされます。介護保険の実施にあたっても、社会福祉協議会、生き活きセンターの実績があり安心しています。皆さんもいつの日かお世話になるのですから、地域の人たちが支えて初めて沖縄一の施設となります。家族の皆さんも足しげく出入りしてコミニュケーションを図ってください」と励ましの言葉を述べました。 ステージでは、のぐさ保育園の太鼓ばやしで幕開けし、日頃福祉活動で頑張る民生委員の皆さんによる「民生委員音頭」、饒辺愛子ショーで華やぎました。また、楚辺青年会八〇人余による勇壮なエイサーが会場いっぱいに披露されました。 家族会による抽選会では、豪華景品が当たると歓声があがり楽しい夏まつりとなりました。
ノーベル平和賞を夢みる村民基金を交付 平成十二年度ノーベル平和賞を夢みる村民基金の助成金の交付式が、八月九日に村長室で行われました。 読谷村の歴史、伝統文化、産業等を活かし、自主的・主体・創造的な地域づくりを目的に創設された同基金交付も十一年目を迎えました。 助成金交付にあたり、安田村長は、「これまで、花いっぱい運動等環境整備へ数多くの交付がなされ、村内が見違える程きれいになっています。」とその基金助成の成果を述べました。 今回は、厳正な審査の結果次の四団体に交付決定がなされました。 ◎読谷村身体障害者協会(山内嘉平代表) 二〇〇、〇〇〇円 ※平成十二年度「第三十六回沖縄県身体障害者福祉大会」が宮古(平良市)において開催される。大会には県内の身体障害者が一堂に会し、共に生活する地域社会を目指して開催されるため、その大会への参加者派遣費用の助成に当てる。 ◎JAゆいな読谷支部女性部(仲宗根悦子代表) 四一五、〇〇〇円 ※四年前から食の安全性をモットーに生産者と消費者が共存・共栄していける住み良い、地域づくりをめざしてユンタンザ十八番市を運営してきている。この度、農村女性ベンチャー事業の助成を受け加工施設の建設が決まり、村おこしの新しい生産・加工・販売を確立していくために甘藷の先進地視察研修(鹿児島県)へ派遣を行い、本村の農業振興・経済の活性化に寄与していく。 ◎座喜味川を蘇生させる会(喜友名昇代表) 一〇〇、〇〇〇円 ※座喜味通称「ティランカー」の周辺はかつては、ツツジが一杯咲き誇っていましたが現在は一本もなくなっている。ツツジの復活のためケラマツツジを植栽し、同時に、座喜味川の水環境への取り組みとして講演会を開催する。 ◎あけずの会(比嘉正勇代表) 二〇〇、〇〇〇円 ※かつて、ユーバンタは楚辺区民のいこいの場、コミュニケーションの場であった。ユーバンタを昔のような美しい海、浜辺にしたいとの願いは楚辺区民全体の願望である。 楚辺区の基本目標である「きらめくユーバンタと赤犬子の里づくり」の実現に向けて下水道の推進及びユーバンタの蘇生、復活への手掛かりと、あわせて地域を花いっぱい運動の機運づくりを図るため「きらめくユーバンタ夕焼けコンサート」を開催する。