
謹賀新年 祝 世界遺産登録 座喜味城跡 いにしえの文化に誘われて 輝かしい21世紀へとはばたく
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謹賀新年 祝 世界遺産登録 座喜味城跡 いにしえの文化に誘われて輝かしい21世紀へとはばたく
新年明けましておめでとうございます。 読谷村長 安田慶造 輝やかしい「巳年」を迎えるにあたり、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。 昨年中は村政運営に当たり、村民各位の深いご理解と格別なるご協力を賜り、衷心より感謝の意を表しお礼を申し上げます。今年も村民福祉向上の為に精一杯頑張ってまいりますので、皆様方の変わらぬご指導、ご鞭撻を心からお願い申し上げます。 いよいよ時代は二十一世紀に入りました。過ぎ去った世紀を沖縄の人々は、戦争、異民族支配、日本復帰と、激動の時代を逞しく生き抜いてまいりました。 新たな世紀が人間の尊厳が重んぜられる社会であります様に、全世界の人々と共に手を携えて世界平和という崇高な理念実現の努力が私達の責務であると思います。 昨年を顧みますと、七月二十一日から二十三日の間「サミット」という世界的な会議が開催されました。二十世紀最後のサミットとして歴史に残ることでありましょう。 本村では、特に宿泊します欧州連合(EU)・ドイツ・イタリアの三か国の皆様を歓迎すべく、クリーンアップや花いっぱい運動等々、それこそ全村民的なご協力を得ましてサミットの気運を高めてまいりました。お陰をもちまして無事に所期の目的を達することができ、安堵の気持ちでいっぱいであります。大変有り難うございました。 サミットをとおして読谷村の歴史や文化を世界へ紹介できたものと考えておりますし、なによりも歴史的事業を村民一体となってなし得た自信は、むらづくりの大きな力になるものと思っております。サミットをとおした貴重な出会いを一過性のものにすることなく、村民同士あるいは世界の人々との末永い心の交流が出来ればと願っております。 十一月三十日には「座喜味城跡」を含む「城群」の世界遺産登録が決定されました。ユネスコという国連機関の認知を受けましたことは、村民、県民のみでなく世界の「沖縄人」にも自信と誇りを与えるものであります。 わけても私達の座喜味城跡につきましては、既にオペラをはじめとする様々なイベントに活用され、より身近な存在となっていると考えますが、今回の登録を機にこれまで以上に多くの方が村を訪れてくれるでありましょうし、村民自身が地域の歴史や文化を見つめ直し、世界的視野で物事を見つめるきっかけとなればと願っております。また、個人有地でありました当該用地を日本復帰前後、村民の財産として買い取り整備計画を進められました当時の行政並びに議会関係者、更に土地をお譲り下さいました地主の皆様にあらためて敬意と感謝の意を表したいと存じます。 基地問題につきましては、既に返還されました「嘉手納弾薬庫地区」に加え、SACO合意に基づいた「楚辺通信所」「読谷補助飛行場」返還の具体的なタイムスケジュールが示されました。今後、広大な土地の跡地利用という具体的課題に取り組んでいくこととなりますので、村民各位の尚一層のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。 結びに当たり、新年のスタートと共に、新時代の新しい歴史の門出が輝かしいものでありますよう、各方面での皆様方の更なるご活躍とご家族のご健康、ご多幸を祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。 謹賀新年 読谷村役場 村長 安田 慶造 助役 松田 重信 収入役 桃原 英夫 総務企画部長 島袋 強 生活福祉部長 与那覇守丈 建設経済部長 當山 弘 総務課長 新城 正雄 企画分権推進課長石嶺 傳實 会計課長 伊佐 稔 税務課長 玉城 隆 住民課長 町田 光枝 福祉課長 上地 力 健康共生課長 新城 正光 保険年金課長 仲宗根盛良 農業推進課長兼 農業委員会事務局長山内順盛 商工水産課長 伊波 寛市 土木建設課長 山内 源徳 都市計画課長 波平 栄善 読谷飛行場 転用推進課長 長浜 功勇 水道課長 山内 薫 消防長 新城 真栄 診療所長 玉城 修 診療所事務長 仲宗根昌栄
年頭のご挨拶 読谷村議会議長 儀保 輝和 二〇〇一年、二十一世紀に年頭にあたり読谷村議会を代表して新年のごあいさつを申し上げます。 「村民の皆様あけましておめでとうございます。」 世紀末二〇〇〇年は、種々と危惧される事もありましたが、大事に至らず新世紀を迎える事が出来ました事を、村民と共に喜びたいと思います。 二〇〇〇年は、初めての地方開催と伝わった九州沖縄サミットで、本県も慌ただしく、各自治体が各国首脳の誘致で各自治体との関わりを強調し是非我が市へ、我が町へと知恵の出し合いがありました。 本村は二つのホテルにEU(欧州連合)、ドイツ、イタリアと三代表が宿泊し、密かに狙っていた米国のクリントン大統領夫人ヒラリーさんをヤチムンの里に案内しようという目論見は夫人が来日せず叶いませんでしたが、娘のチェルシーさんが、お忍びでヤチムンの里に案内することができました。 また、サミット関係者を招いて鳳ホールで上演された村民劇「大北」では、イタリアオペラ、ドイツオペラとプレス関係者のフィナーレでの舞台上でのカチャーシーで盛り上がりました。 二つのホテルでは、歓迎、送迎の催しで村民の皆さまお疲れさまでした。 サミット期間中に台風が来たらどうなるかという関係者の話しがありましたが、サミットそのものが台風で、台風一過、サミットとは何だったのだろうか。終わってみれば虚しさだけが残った感がいたします。。 しかし、本村においては遠来の客を迎えるにあたり環境美化に多くの村民の動員がなされ、汗を流されました事に感謝を申し上げ、サミットだったからやったのではなく、今後も本村のため、子々孫々のために環境美化に村民のお力添えを戴きたいと思います。 新年の挨拶を寄稿するに当たり、今年の出来事はと振り返ると、本村程話題豊富な市町村があるだろうかと思ったりする。 昨年は読谷村花織の與那嶺貞先生の人間国宝(重要無形文化財)指定という朗報がありました。今年は、座喜味城跡が首里城他のグスク群で世界遺産登録がなされ、本村の名所が本村だけの名所ではなく人類共有の世界遺産として認められ、今後の保存やムラづくり、児童生徒の教育への活用等座喜味城跡の果たす役割は大なるものがあると思います。 その様な事を思わせて、村民と共に世界遺産登録を喜びたいと思います。 今年も本村の児童生徒、婦人会、老人クラブ 各種団体の皆様が各方面で頑張って戴きました。 各年代各階層の民様が、それぞれ頑張ることにより我がムラの発展があると思います。 私共議会も永年の懸案でありました「議会だより」の発刊が、議会広報特別委員会の設置によりなされました。 村民の皆様の「議会だより」に対するご意見、ご指摘も戴きよりよいものに育ててもらいます様にお願い申し上げます。 SACOの合意以降、基地の整備縮小問題は、本村の二十一世紀のグランドデザインにも繋がります。返還軍用地(国道東側南西隅部分、楚辺通信所、瀬名波通信施設)の跡地利用をはじめ読谷補助飛行場の問題解決のため私共議会議員も頑張ってまいりたいと思います。 村民の皆様のこれまでに変わらぬご指導、ご鞭撻をお願い申し上げると共に村民の皆様のご健康とご繁栄を祈念して年頭のあいさつといたします。 謹賀新年 読谷村議会 議長 儀保 輝和 副議長 當山 眞市 議員 知花 昌一 山城 正輝 松田 政弘 知花 勝 伊波 正哲 照屋 清秀 池原 傳雄 前田 善輝 比嘉 郁也 城間 勇 仲村 律子 仲宗根盛敏 上地 秀雄 佐久間盛夫 塩川 信子 新垣 昇 喜友名 昇 山内 政徳 嘉手苅林春 比嘉 秀哲 事務局長 天久 勲
新年明けましておめでとうございます 教育長 伊波清安 ゆく年くる年、世紀をまたぐ 時の移ろいは 目にはさやかに見えねども 事の節目に希いをかける 人の心は永久に変わらじ。ことさら今年の年明けは、新しい年・新しい世紀を迎えるとあって、村民の皆様にもなんとなく良いことがいっぱいありそうな新たな夢と希望にもえておられることと思います。 夢の実現のために、新年にあたって今一度自分の足跡を振り返り、足下をしっかり見据えて、未来への設計を確かなものにしたいものです。 特に過ぎし百年は人類誕生以来の全歴史に匹敵する変化の激しい正規だったと言われております。科学技術や情報化・国際化は今なお日進月歩で進展しております。激痛・疼痛・陣痛の三痛と評された二十世紀も、無事過ごしてきたのですから、今年・今世紀は平和で豊かで心のなごめる社会にしたいものです。 迎える世紀は、IT(情報化社会)・ハイテク時代になると予想されております。時勢に乗り遅れない為に、教育委員会でもその対応として学校教育や社会教育をとおして、情報の収集・整理・活用の仕方等について、強力に取り組んでまいりたいと思っております。幸いにも本村の両中学校にはインターネットが整備され、古堅中学校においては校内ランも引かれ、各教室から居ながらにして全世界への情報の発信・受信が可能であります。各学校や文化センターにも、その整備を予定しております。 教育委員会の五課(総務・学校教育・生涯学習・文化振興・文化センター)の事業も村民のご理解・ご支援・ご協力のお蔭で、とどこうりなく進めることができ、実り多い成果をあげることができました。ちなみに、旧年中の主な実績をご紹介申しあげて感謝にかえたいと思います。 ○村立図書館がオープンし、 一日平均約四五〇人の利活 用があること ○文化センターが開館し、N HK録画講演や県行事、村 民劇場等あるいは諸研修等 フルに有意義に活用され多 くの村民が参加したこと ○児童生徒の基礎学力が向上 し、達成度テストで県の目 標値を越えてトップの位置 にあること ○文化活動やスポーツ活動に おいて九州大会や全国大会 に多くの生徒を派遣し、良 い成積を納めたこと ○中学生の海外(アメリカ) ホームステイ(四人)が実 施できたこと ★座喜味城跡が世界文化遺産 に登録されたこと 次に、教育委員会の抱える大きな課題について、今後のご協力を申し上げます。 国の教育改革に伴い、学校教育の制度や教育内容の大幅な見直しが提起されております。まず、制度の見直しで地域と最も深い関わりのあるものに、学校評議員制の導入があります。「学校評議員制」は地域の意見を取り入れて、地域に開かれた特色ある学校にすることがねらいであります。評議員には地域の有識者の中から五名を限度に学校長が推薦し登用することなっております。 教育内容の見直しについては、「総合的学習」が実施されます。これは他の教科と異なり、教科書もなく指導内容もそれぞれの教師に任されております。そのねらいは、ゆとりの中で、生きる力を育むということで、これまでの詰め込み知識偏重教育から、諸々のことを体験する学習を通して身につけさせるということです。そこで、この体験学習に当たっては地域の人材を広く活用することが求められております。 科学技術の進展に伴い価値観も多様化し、社会の変化も激しい今日、従来のように学校・教師任せの教育では対応できない状況になってきます。心の教育を含めてこれからはなお一層、学校・地域・家庭・行政等の連携強化が求められてきますので、村民各位のさらなるご支援・ご協力をおねがい申し上げて、新年のご挨拶といたします。 謹賀新年 教 育 委 員 会 教育委員長 喜友名正輝 教育委員 屋良 朝一 池原美恵子 知花 江美 教育長 伊波 清安 教育次長 上地 正一 教育総務課長 照屋 清健 学校教育課長 知花 晃生涯学習課長 池原 栄順 文化振興課長 名嘉真宜勝 文化センター課長長浜 真勇 美術館長 宮城 元信 ふれあい交流館館長 山城 幸俊
座喜味城跡が世界遺産に登録 世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から引き継がれた宝物です。それは今日に生きる世界の全ての人びとが共有し、そして未来の世代に引き継いでいくべき貴重な遺産です。 この世界遺産は「文化遺産」「自然遺産」、そして自然と文化の両方の要素を兼ね備えた「複合遺産」に分類されます。 これら人類共通の遺産としてその保護を定めた「世界遺産条約」は、一九七二年の第十七回ユネスコ総会で採択された国際条約で正式には「世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約」といいます。世界遺産条約は、条約締結国から推薦された各国の優れて普遍的な価値を有する文化財や自然環境を世界遺産として認定し、そのリストを作成することを定め、それを国際協力により保護し、次の世代に受け継いでいくことをうたっています。日本も一九九二年一二五番目の締結国として仲間入りを果たしました。 今回の遺産リスト登録を含めた日本の世界遺産は、自然遺産二件、文化遺産九件の合計十一件です。 今回、座喜味城跡を含む「琉球王国のグスク及び関連遺跡群」に含まれた内容は、琉球王国統一(十四世紀後半)から王国が確立した後の十八世紀末に生み出された、琉球独特の特徴を表す文化遺産群で、以下の九つです。今帰仁城跡(今帰仁村、遺跡)、座喜味城跡(読谷村、遺跡)、勝連城跡(勝連町、遺跡)、中城城跡(北中城村・中城村、遺跡)、首里城跡(那覇市、遺跡)、園比屋武御嶽石門(那覇市、記念工作物)、玉陵(那覇市、記念工作物)、識名園(那覇市、遺跡・文化的景観)、斎場御嶽(知念村、遺跡・文化景観)。これら遺産の総面積は五四・九ヘクタール、緩衝地帯の面積は五五九・七ヘクタールで合計六一九・六ヘクタール、重要文化財二棟、史跡七、名勝一が指定されています。 遺産登録までの経過として一九九三年八月十二日、ユネスコの世界遺産委員会の下部組織である世界記念物遺跡会議の世界遺産コーディネーターのヘンリー・クリア博士が来県したおりには、座喜味城跡を実際に訪問しています。 文化庁は一九九九年五月二十一日に新たな文化遺産として推薦することを決め、六月二十五日、日本政府は世界遺産一覧表登載推薦書をユネスコ世界遺産センターへ提出しました。その後、センターでは内容審査が行われ、二〇〇〇年一月二十七日から三十一日には、世界遺産委員会諮問機関のイコモス(世界記念物遺跡会議)のメンバーが座喜味城跡を含む推薦遺産の総合的価値評価を行いました。こうして、第二十四回ユネスコ世界遺産委員会総会(十一月二十七日から十二月二日・オーストラリア、ケアンズにて開催)で十一月三十日に世界遺産一覧表への登載が正式決定され、十二月二日に登録がなされました。
三人目の読谷村名誉村民が誕生 各界で活躍した六氏が叙勲受章 十一月二十八日、「読谷村名誉村民章顕彰式典及び叙勲受章祝賀会」が約四〇〇人の関係者が参加して沖縄残波岬ロイヤルホテルで盛大に挙行されました。 この日、読谷村名誉村民章を受けたのは、読谷山花織の復興・発展と後継者育成に尽力されました與那嶺貞氏で、平成元年六月に名誉村民となられた元行政主席の屋良朝苗氏、陶芸で人間国宝となられた金城次郎氏に次いで三人目となりました。また、顕彰式典に引き続き、故名嘉山兼政氏(勲五等瑞宝章)、故上地文夫氏(勲五等瑞宝章)、知花繁治氏(藍綬褒章)、新崎盛繁氏(勲五等双光旭日章)、福地蔡賢氏(勲五等瑞宝章)、宮城栄雄氏(勲五等双光旭日章)の六氏の叙勲受章祝賀会が催されました。 式辞で安田村長は、「與那嶺先生で三人目の名誉村民です。先生は人間国宝として県内外において広く知られ、五〇年余途絶えていた幻の読谷山花織を復興させ、今では後継者として一五〇人の織子が育っています。その功績は全村民の誇りであり、これを村の歴史に永久に明記いたします。」とその顕彰を讃えました。 與那嶺氏は、「皆さんの支えにより、趣味でやってきました。今後も後輩の指導を続けて、もっともっと発展させていきたいと思います。」と受章の喜びを述べました。 祝賀会では、名誉村民の與那嶺氏や叙勲受章者の詳しい紹介、記念品・花束贈呈が行われ、玉城秀昭氏(村老人クラブ連合会長)の乾杯の音頭、伊波栄徳県議会議員の来賓祝辞があり、受章者を代表して新崎盛繁氏から各氏の戦後の功績と受章の喜びが述べられました。また、祝賀会ステージでは高志保区によるかぎやで風で幕が開き、津覇澄子琉舞練場、新垣満子琉舞研究所より琉球舞踊を披露し祝賀会に華を添えました。
老人福祉センター(仮称)建設工事起工式 村民待望の老人福祉センター(仮称)の建設工事起工式が、十二月八日に波平のクリスチャンスクールの東側の建設予定地でありました。 起工式には、松田重信助役、儀保輝和議長・玉城秀昭読老連会長の他関係職員及び設計・工事施工者らが参加して行われ、工事の安全を祈りました。 あいさつに立った松田助役は、「東シナ海を眺望できるすばらしいこの地に、読谷村待望の老人福祉センターができることは大変喜ばしいことです。工事施工に関して安全管理を十分に行い、工事完了に努めてください。」と述べました。 これまで老人クラブには、拠点となる施設がなく、福祉センターを活用してきましたが、介護保険制度がスタートする等、施設がやや狭隘になったため、老人会の諸活動に支障がでていました。老人福祉センターの施設を有効利用することでこれまで以上の老人会活動が望めると関係者を喜ばせています。 なお同施設には、オートランナー・オートヘルサー・ホットリズミー等の健康増進器具が備えられ、高齢者の健康増進が図られ、コミュニケーションの場となることが期待されます。 ◎老人福祉センター概要 鉄筋コンクリート一階建て 延べ床面積六〇一・八二㎡ 本館床面積五〇〇・〇九㎡ 作業棟床面積一〇一・七三㎡
四十五年の歴史を刻む 広報第五〇〇号を発刊 戦後間もない一九五六年七月一日付で「読谷村便り」(A四判二ページ)として村広報第一号が発刊され、今日まで四十五年の村の動きを村民にお知らせし、それが歴史の記録として綴られてきました。 そして今回第五〇〇号を発刊することになりました。広報紙はその時々の村内の動きを村民にお知らせする役割と、時間の経過と共に村政の貴重な歴史資料としての役割も果たしております。その記念すべきガリ版刷りの第一号の表紙を掲載しました。中で「発刊に際して」では、広報発行の意義を述べ、また第十三代伊波俊昭村長の就任挨拶から当時の状況を垣間見ることができます。 そして、「読谷村だより」第一四号(B五判四ページ)から活版印刷に以降し、写真も掲載されるようになりました。折しもその記事は今回世界遺産となった「重要文化財 座喜味城跡保存の意義について」でありました。その後、一九七一年二月号(第一四六号)から「広報よみたん」と名称変えして現在にいたっています。 紙面も一九九〇年一月号からカラー紙面も取り入れられ、一九九四年からカラーページが四ページとなりました。今後とも村の動きをはじめ地域の情報を満載し、親しみやすい紙面づくりをめざしてまいります。
女性のあゆみ展を開催 二十一世紀はみんなが主役をテーマに、役場ロビーで「第四回女性のあゆみ展」が十二月四日から八日までの日程で開催されました。 今年は、読谷村行動計画「あやとりプラン21」が策定されたことにともない、その概要説明と国・県の計画がパネルを使って紹介されました。 男女共同参画で創る住みよいむらづくりを目指しその方向が示されました。 また、村内十二団体の一年間の活動状況も写真やイラストで紹介し、リフォームベストや漬け物、紅いもを使った染め物、各種野菜で作った乾物等の特産品の展示もあり、関心のある多くの村民が関心を寄せていました。
受賞おめでとう 「公民館優良職員表彰」受賞 上地勇徳氏(儀間) 屋宜光正氏(親志) 知花和子氏(儀間) 島袋秀光氏(座喜味) 第三〇回沖縄県公民館研究大会が去る十二月一日、宮古平良市マティダ市民劇場において、県内各市町村の公民館関係者四〇〇人余が一堂に会し「新しい時代を拓く公民館活動」の大会テーマのもと盛大に開催されました。 同大会において、功労表彰があり、本村から上地勇徳氏(儀間区長兼公民館長として六年勤続)、屋宜光正氏(親志区長兼公民館長として六年勤続)、知花和子氏(儀間公民館書記として十一年勤務)、島袋秀光氏(座喜味公民館書記として八年勤務)の四氏が永年にわたる公民館職員としての功績が認められ「公民館優良職員」の表彰を受けました。 また、同大会では本村の各字区長(兼公民館長)も参加し、四氏の表彰を讃えました。 (文化センター課 比嘉正勇)