
ユンタンザの情熱と感動がスパークする 第27回読谷まつり
ユンタンザの情熱と感動がスパークする 第27回読谷まつり 大交易時代の先駆者・泰期のロマンと勇姿を再現する読谷まつりの壮大なフィナーレ 進貢船が入港する
検索指定条件
ユンタンザの情熱と感動がスパークする 第27回読谷まつり 大交易時代の先駆者・泰期のロマンと勇姿を再現する読谷まつりの壮大なフィナーレ 進貢船が入港する
沖縄サミットをきっかけに 村内中学校が欧州とインターネットで初交流 欧州連合(EU)と古堅・読谷両中学校とのインターネット交流事業の「欧州インターネット姉妹校発足式」が十一月二日に役場ロビーで開催されました。 歓迎のあいさつで安田村長は、「皆さんを心より歓迎します。サミット当時ここにいらっしゃるユールヨーゲンセン氏にこの友好関係を一過性で終わらせず、将来的に継続していきたいと申し上げました。それがこのような形で実現でき、将来的には直接交流に結びつけたいと思います。」とその喜びをかみしめました。 ヤン・アンダーソン団長は、「我々議員団としてこのセレモニーに参加でき嬉しく思います。日本とEU相互の文化認識を高めるもので、フランス・読谷の四校がインターネットを通じてコミュニケーションをもつことは建設的で頼もしく思います。この功績が次のプロジェクトに発展することを期待します。」と述べました。 発足式では、欧州議会代表団が見守る中、両中学校の生徒らが電子メールを入力しフランスの中学校二校に発信しました。メール発信の瞬間、会場では大きな拍手が湧き、交流の第一歩を祝ました。 今後フランスの二校とはメール交換を続けお互いの文化を理解しあい、将来はホームステイ等の直接交流を実施していく予定です。 その後、議員団は読谷中学校を視察、八十人からなるエイサー隊に出迎えられ感激もひとしおの様子でした。また、世界遺産の座喜味城跡や村立歴史民俗資料館及びやちむん里を見学し読谷の文化に触れました。また、文化センター中ホールで行われた昼食を兼ねた歓迎会では沖縄の手作り料理に舌鼓を打ち、中学生らによる琉球舞踊に大きな拍手を送っていました。
メンソーレユンタンザンチュ 世界のウチナーンチュー大会参加のため来県中の読谷村出身者を招き、文化センター中ホールにおいて「世界の読谷山人歓迎レセプション」が十一月三日に開催されました。 会場には、ハワイ読谷村人会を中心に世界各国から九七人が参加し、村内の親戚らもかけつけ旧交を温めました。 昼食会では、沖縄料理で各種チャンプルー、ソーキ汁や紅イモを使ったオードブルでもてなし、読谷側からハワイ公演でおなじみの座喜味棒保存会の皆さんによる迫真の演武で歓待、特に子供会による棒は盛況を博していました。また、ハワイ読谷村人会からはフラダンスやタヒチアンダンスが披露され楽しい交流会となりました。
体力づくり優秀組織で文部科学大臣表彰を受ける 読谷村は、「住民の体力づくり運動推進に尽力され顕著な成果を挙げた」として十月二十七日付けで平成十三年度体力づくり優秀組織として栄えある文部科学大臣表彰を受けました。 比嘉教育長は、「長年村民をあげての体力づくり運動が認められたもので、村民と共に喜びたい。それを支えてきたのは各種団体、各字行政、教職員の努力のたまものです。表彰にあたり心より各位に感謝申し上げ。さらに健康村づくりに邁進していきたい。」と喜びを述べました。
座喜味城跡世界遺産リスト登録証が届く このほど、松浦晃一郎ユネスコ事務局長から登録証が読谷村に届きました。内容は次の通り。 世界遺産委員会は「琉球王国のグスク及び関連遺産群」を世界遺産リストに登録しました。 このリストへの登録は、全ての人類に利するために保護が求められている、顕著で普遍的な価値を有する文化的遺産もしくは自然的遺産として、認証するものであります。 登録期日 二〇〇〇年十二月二日
観音堂祭で村の発展、読谷まつりの成功を祈願 恒例の村行事として行われている観音堂祭が、十月二十二日に営まれました。 観音堂と土帝君では役場関係職員二十人が集い、厳粛な中で安田村長により村発展と農業振興及び読谷まつりの成功の祈願が行なわれました。 この喜名観音堂は、沖縄に三か所ある内の一つで、御利益があるということで各地から参拝者が耐えない拝所となっています。
琉球サプカイが役場ロビーで三線を演奏 第三回世界のウチナーンチュ大会に参加演奏するため来県したアルゼンチン在住の音楽グループ「琉球サプカイ」のメンバーらが十一月一日に役場ロビーで三線演奏「コンドルが飛んでゆく」を独特な弾き方で弾き新たな音楽ジャンルに触れました。続けて「安里屋ユンタ」「祝節」等を演奏し「ブラボー」の声と共に大きな拍手を受けました。 「琉球サプカイ」は、県内の市町村で研修を終えたアルゼンチンの研修生らが帰国後も沖縄の文化を三線を通じて交流を続けているグループで、今回のウチナーンチュ大会に向けて練習を積んできました。このサプカイのメンバーで一九九八年研修生として来村した知花ルーシアさんは都合でこれなかったのが残念でした。 役場ロビーでの演奏会に琉球サプカイのメンバー他に現在研修生として滞在中の八人も加わりました。その内三人は読谷村受入の研修生、祖慶ワルテル(アルゼンチン)、勢理客シルビーナ(同)、新城愛三(ボリビア)でした。また、昨年度研修生の新城盛博(ブラジル)君もスタッフとして頑張っていました。
ハナヌカジマヤースージ 我如古カメさんがオープンカーでパレード 十月二十七日、喜名公民館前の屋外スタンドで我如古カメさんのカジマヤーを祝う催しが開催され、区民ら約三百人が集いその長寿を祝いました。 宇根区長は、「カメおばあさんおめでとう。明治、大正、昭和、平成と過ごされ、人生の宝物は健康と長寿です。カメさんの家族は子孫繁盛で喜名の誇りです。これからも元気で長生きしてください。」と祝辞を述べました。 ステージではチンク太鼓隊や中高生らが空手演武を披露し、参加者がカチャーシを踊る中、カメさんもつられてオープンカーの上で笑顔でカチャシーを踊っていました。また、ミチジュネーには飾りつけられた大型トラックなど十数台で近隣六か字へ向け県道をパレードしました。
第七回子ども芸能祭 子供たちが芸能を披露 第七回子ども芸能祭(読谷村文化協会主催、岳原宜正会長)が十月二十一日に文化センター鳳ホールで開催されました。 この「子ども芸能祭」は、村内の子供たちの健やかな成長と芸術・芸能文化のたくましい継承を促進することを目的に開催されています。 主催者あいさつで岳原会長は、「各琉舞道場の先生方が情熱をもって指導しており、読谷の子供たちは幸せです。空手演武もあり、国際的な選手も育ちつつあります。明日の読谷村を支える子供たちです。すくすくと育てあげてください。」と述べました。 出演した総勢二〇〇人の子供たちは村内一四の琉舞道場で日々技能を磨いており、そのすばらしい琉舞と空手演武に参観者から惜しみない拍手が送られていました。 舞台では太鼓演奏を皮切りに次々に琉舞が披露され、低学年の子供たちの愛らしい踊りや、高学年生の大人顔負けの舞踊に、詰めかけた観衆は琉球芸能文化がしっかり受け継がれていることを実感していました。
屋外ステージが完成 盛大に高志保まつりを開催 高志保公民館に屋外ステージ(総工費七百万円)が完成し、その祝賀会と第九回高志保まつりが十月二十八日に開催されました。 公民館広場の屋外ステージを屋台テントが囲む中、区民多数が集まり賑わいを見せていました。公民館ホールでは農産物、農産物加工品、手芸品、生徒作品の合計一七七点が展示されました。平成十三年度共進会表彰式では農産物の部は、元気でゲートボールや字行事でも協力的な大城マシさん(九五歳)と大城マサさん(九二歳)の姉妹が最優秀賞・入選を射止め、注目を集めていました。 真新しいステージでは、「若保の会」の集団ダンスや婦人会・古典音楽保存会他の舞踊、馬舞が披露され区民総出で高志保まつりを楽しんでいました。 また、高志保区の馬舞保存会(総勢三十四人)は十一月八日に文化センター鳳ホールで開催された沖縄県小学校校長会研究大会にアトラクションとして馬舞を披露し、高志保区の伝統芸能を堪能、好評を博していました。