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主な目次 読谷村南保育所が落成…1 楚辺多目的ホール起工式…2 イラク攻撃反対村民集会…3 若乃花来る……5 ちゅーばーリーグ…6 役場人事…8 めざせ健康ゆんたんざ…10 情報アジマー…12・14 児童ミュージカル劇…16
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主な目次 読谷村南保育所が落成…1 楚辺多目的ホール起工式…2 イラク攻撃反対村民集会…3 若乃花来る……5 ちゅーばーリーグ…6 役場人事…8 めざせ健康ゆんたんざ…10 情報アジマー…12・14 児童ミュージカル劇…16
読谷村南保育所が落成 園児・父母らがお祝い 読谷村南保育所が落成し、三月十五日に父母七〇人余が参加する中、落成式と祝賀会が開催されました。 テープカットの後、園児たちの手によってくす玉割りが行われ、手話ソングで「手のひらを太陽に」を歌い、オープニングセレモニーが盛大に開催されました。 安田村長は、「みなさんきれいな保育所ができてよかったね。いろいろな方々の協力でできたから『ありがとう』って言ってね。かつて南保育所も四万ドルをかけて建築しましたが三一年が経過し老朽化が目立っていましたので、一億八〇〇〇万円をかけこのように立派な保育所をつくりました。今後とも父母と手を取り協力し合ってすばらしい保育所にしてください。」とお祝いを述べました。 祝賀会で、知花勝子所長が「アメリカのホワイトハウスにも負けないすばらしい園舎が完成しました。ランチルームも備えており、食育を基本に社会のニーズに応えられる、手作りの心のある保育所を目指して職員一同頑張っていきます」と述べました。また、園児たちも、たんぽぽ、ちゅーりっぷ、すみれ、さくら、ひまわり組に分かれエイサーや遊戯等を披露し祝賀会を盛り上げました。
村営ビーチで海開き宣言 海の安全を祈願 沖縄の本格的なマリンレジャーシーズンの到来を告げる海開きが、海の安全を願い村営ニライビーチ(ホテル日航アリビラ)と村営残波ビーチ(残波岬ロイヤルホテル)で三月三十一日と四月一日の両日に執り行われました。 ニライビーチでの祈願祭には、安田村長をはじめ、警察・消防・漁協関係者や管理委託組合のホテル関係者の出席の下、海開きのテープカット及び海開き宣言のセレモニーが行われました。
新たな拠点づくり 楚辺多目的ホール起工式 三月十八日、楚辺運動場東側で楚辺多目的ホールの起工式が挙行されました。 楚辺多目的ホールは、SACO関連周辺整備事業の一環で進められる施設で、地域の伝統文化を通した交流促進や健康増進の拠点施設として敷地面積三〇〇〇㎡、二階建の延床面積三三〇〇㎡を誇ります。施設内には、ホール、アリーナ、調理実習室、図書室、研修室、資料保管室、会議室を備えています。 起工式で、安田村長は「楚辺は六九〇世帯余りを擁する村内でも大きな行政区で、地域コミュニティーが活発な地域であります。現公民館は手狭で老朽化しており、新築にあたり区民の喜びは大きいものがあろうかと思います。」と祝辞を述べました。 岡崎匠那覇防衛施設局長は「多目的ホールの建設は区民の皆様の永年の夢と聞いております。本日に至るまでの区民の皆様のご苦労はいかばかりかと存じます。本ホールが無事完成し、区民の健康増進そしてレクリエーション、コミュニケーションの場として区民が一体となり円滑な運営がなされることを期待申し上げます。」と述べました。 上地哲区長は、「完成の暁には沖縄一の公民館となるでしょう。工事期間中無事故で完成することを日々願いながら那覇防衛施設局と読谷村に感謝いたします。」と喜びを述べました。
座喜味児童公園に新あずまやが完成 三月十九日、座喜味児童公園のゲートボール場において「ゲートボール打ち上げ並びにあずまや落成記念大会」が開催されました。 座喜味老人クラブ友愛会の具志堅興進会長は、「以前の東屋は平成四年に茅葺きで造られました。このたび、村の協力で宝くじ基金の補助と友愛会特別会計から費用を捻出してこの東屋が完成しました。この東屋は新たな座喜味のシンボルです。土日や放課後には子供たちが使えるよう配慮していきましょう。」と述べました。
米英のイラク攻撃に反対しよう 「戦争の悲惨さを体験した沖縄県民として、絶対にイラク攻撃を許さない・武力行使はさせない。」と三月十四日、文化センター中庭に多くの村民が集まり「米英のイラク攻撃に反対しよう」と村民集会が開催されました。 この種の集会は市町村単位では読谷村が初めてで、読谷村職員労働組合、村議会、村PTA連合会、村婦人会、村老人クラブ連合会、村青年団協議会など十三団体の呼び掛けで開催されました。 実行委員会共同代表で登壇した伊波栄徳県議会議員は、「一人びとりの力は弱いですが、村民が一丸となって反対する責務があります。戦後五八年が過ぎましたが、沖縄戦の傷はまだ癒えていません。今こそ立ち上がらなければなりません。」と強く訴えました。 安田村長は、「イラクへ国連の査察団が入り大量破壊兵器の査察が行われる中、国際世論のルールを無視し、アメリカは力にものを言わせて攻撃を開始しようとしています。イラク攻撃が始まれば沖縄も安心しておれません。日本も財政的に厳しくなり、直接日常生活に影響を受けます。」と訴えました。 その後、前田村議会議長、山内昌順読老連会長、国吉京子村婦人会長、仲宗根哲村青年団協議会会長、池原みどり働く女性代表がそれぞれの立場から強く反対の声を上げました。 最後に、イラク戦争反対の決議文を採択し、山内徳信氏の音頭による「ガンバロウ」三唱で決意を新たにしました。
小中学校教職員に辞令交付 四月三日、読谷村文化センター鳳ホールで平成十五年度辞令交付式並びに村内教職員研修会が開催されました。 辞令交付式では、比嘉教育長から村内各学校に赴任してきた四五人の教諭一人ひとりに辞令が交付されました。 その後、比嘉教育長、知花教育委員長、安田村長、前田議長から激励のあいさつが続き、喜名小学校の比嘉源勇校長から異動者を代表して決意が述べられました。 研修会では、比嘉教育長から「いま教育を考える~教育改革の間で~」と題する講話がありました。
渡慶次小学校で 国民学校の卒業式を挙行 三月二十日、平成十四年度渡慶次小学校卒業式(喜屋武洋子校長)が同体育館で開催され、八三人の児童が慣れ親しんだ学舎を巣立ちました。 通常の卒業式に引き続き、昭和二〇年渡慶次國民学校初等科卒業証書授与式が挙行され、沖縄戦で卒業式ができず卒業証書(当時校長・久場里一)を受けられなかった五四人の中から、今回一九人(昭和七・八年生)が出席し、緊張した面持ちで証書を受け取りました。 卒業証書には、「國民學校初等科ノ課程ヲ卒業セシコトヲ證ス 昭和二十年三月二十三日 中頭郡讀谷山村渡慶次國民學校長久場里一」と記されていました。 卒業生を代表した儀保盛市氏は、「恩師のほとんどが他界されましたが、五八年ぶりに卒業証書を受け感激で目頭が熱くなります。戦後の一コマが一つ終わった感がありますが、この証書は額に入れて飾り、孫たちに沖縄戦の事を語り平和の尊さを教える教科書にしていきたいと思います。」と感謝を述べました。 卒業の歌では、会場の参加者全員で「あおげば尊し」を歌い、ハンカチを目にあてる姿が見られました。
高規格救急自動車運用開始式 ニライ消防読谷署に高規格救急自動車(三、七四六万円)が配備され、その運用開始式及び救急救命処置訓練が三月二十八日に読谷村役場駐車場で開催されました。 この高規格救急自動車の運用を開始するにあたり、その内容を広く村民に周知し、救急業務に対する理解と認識を深めることにより、救急現場及び搬送途上における傷病者の救命率のより一層の向上を図ることを目的に開催されました。 比謝川行政事務組合副管理者の安田村長は、「ニライ消防署にあっては、日頃から的確な救急救命業務を遂行してもらっております。この度、那覇防衛施設局のご配慮により高規格救急自動車を配備することができ感謝いたします。」と述べました。 ニライ消防本部の新城真栄消防長は、「高規格救急自動車は一般の救急車と違い、ここに診療所があると例えられます。いわば走る診察台です。四月一日から救急救命士法が改正され、搬送時に電話で医師の指導を受けながら高度な医療処置を施すことができます。ですから、かなりの救命率を高めることが期待できます。運用にあたり村民が安心して暮らせるよう頑張っていきます。」とお礼の言葉を述べました。 また、開始式終了後には、ジョギング途中に倒れた男性を救助することを想定した、迅速で確実な救急救命訓練が実施されました。
災害救護連絡車がお目見え 四月四日、読谷村役場駐車場で赤十字災害救護連絡車の引渡式がありました。 読谷村赤十字奉仕団が結成されたのは平成元年四月一日で、結成以来、社資募集、献血推進運動、災害救助、青少年赤十字育成、ボランティア等、積極的な活動を展開してきました。その活動の足となるのが、赤十字災害救護連絡車です。現在の連絡車は平成三年十二月に配備されたもので修理も多くなり再配備の声があがっていました。 引渡式には、沖縄県支部関係者や安田読谷分団長、比嘉キヨ委員長他団員が出席して行われました。