地域からはぐくもう 未来ある青少年
地域からはぐくもう 未来ある青少年 平成十五年度読谷村青少年健全育成村民総決起大会を七月十七日に多くの村民が高い関心を示す中で開催さえ、その終了後には車両による街頭パレードが行われました。 また、児童生徒の夏休み期間にあたり十八日には深夜はいかい防止夜間街頭指導が夜間の九時から午前〇時にわたって各小学校単位で実施されました。 ◎守ろうシンデレラタイム! おとなは午前〇時、こどもは午後六時三〇分までに帰宅
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地域からはぐくもう 未来ある青少年 平成十五年度読谷村青少年健全育成村民総決起大会を七月十七日に多くの村民が高い関心を示す中で開催さえ、その終了後には車両による街頭パレードが行われました。 また、児童生徒の夏休み期間にあたり十八日には深夜はいかい防止夜間街頭指導が夜間の九時から午前〇時にわたって各小学校単位で実施されました。 ◎守ろうシンデレラタイム! おとなは午前〇時、こどもは午後六時三〇分までに帰宅
主な目次 青少年健全育成村民総決起大会…2 親志ふるさと探検学習…3 エイサー天国……4 学校給食研究大会…5 婦人の主張大会…6 チャリティー歌謡ショー…7 スポーツ振興基金授与……8 介護保険料特別徴収…11 情報アジマー…12・14 読谷の自然・文化財…13 おさかなフェスタ…16
地域で育てよう、ジンブナーの子! 読谷村青少年健全育成村民総決起大会 「~すこやかに のびよう、のばそう 読谷の子~」をスローガンに平成十五年度読谷村青少年健全育成村民総決起大会が、七月十七日に読谷村文化センター中ホールで開催されました。 会場には、村内中高校の生徒や教育・警察関係者多数が集いました。 石嶺傳實助役は、「県内で中学生による殺人、死体遺棄事件が発生し憤りを禁じ得ません。学校を中心に関係機関が一体となった運動が大切で、まず私たち大人が襟を正していきましょう。関係団体の総力をあげて村ぐるみで犯罪の無い読谷村を作っていきましょう。」と訴えました。 また、青少年健全育成協議会の喜屋武實副会長から県知事メッセージが読み上げられた後、前田善輝村議会議長の激励の挨拶に引き続き、仲宗根盛光嘉手納警察署長から嘉手納署管内の少年犯罪の状況説明がありました。 大会では、私の主張として読谷中学校生徒会長の大城望さん、古堅中学校生徒会長の河村雄大君、読谷高等学校生徒会長の阿波根優斗君、そして父母代表として大田肇さんと与古田里美さんから意見発表、楚辺区から比嘉勇人さんが地域実践報告がありました。 大会を締めるにあたり當山マキエ村婦人会長が大会宣言を読みあげ全会一致で採択されました。 大会終了後、村内を北・南班に分かれ、車両による街頭パレードが実施されました。
中二男子殺害遺棄事件に関し、 県民に対する緊急アピール 先般、報道された中学生の少年少女らが関わったとされる中学2年生殺害遺棄事件は、教育関係者のみならず、すべての県民に大きな衝撃を与えました。誠に痛ましい事件であり、被害者の少年の御家族の心痛は察するに余りあるものがあります。 改めて、被害者の少年の御冥福をお祈り申し上げます。 法務省の人権擁護機関である那覇地方法務局及び沖縄県人権擁護委員連合会では、従来から「いじめ問題」をはじめとする子どもの人権侵害の解消に向け、「命の大切さ」や「相手への思いやり」等の基本的人権尊重の精神を身につけてもらうことを目的として、小学生を対象とした「人権の花運動」や中学生を対象とした「人権作文コンテスト」等の人権啓発活動に努めてきたところです。 このような中で、今回の事件が発生したことは、 誠に残念でなりません。 このような悲惨な事件が二度と起きないようにするためには、まず、県民一人一人が「人の命の重さ」「人の命の大切さ」ということを今一度考えなければなりません。また、このような事件が起きてしまった社会環境についても、今、正に問題意識を持つべき時期に来ています。現代の社会状況は、長引く不況、高度情報化、核家族化等によって、家庭においても一般社会においても、お互いを信じ合い、語り合い、喜びを分かち合うような関係を築くことが困難な時代となりつつあります。 「人権」とは、「人が社会生活を営む上で、誰もが有している幸せに生きる権利」です。県民一人一人が、自分自身を大切にする心を持つとともに、相手を思いやる心を持ち、より良い人間関係、ひいては社会関係を築くことが、すべての人々の人権が尊重され、相互に共存できる平和で豊かな社会を実現することにつながります。 また、この事件に関連して、加害生徒らが通う中学校の生徒に対し、校外で「地元でこんな事件が起きて迷惑」、「人殺し」などと中傷の言葉を浴びせるなどの嫌がらせが相次いでいるという悲しむべき報道がされています。これらの行為は、生徒の健全な育成を願う立場から絶対にやってはいけない行為です。このようなことで生徒等の心の傷が果たしていつ癒えるのでしょうか。 那覇地方法務局及び沖縄県人権擁護委員連合会は、家庭、学校及び地域の人々が手を取り合って、このような悲惨な事件の再発防止や心ない嫌がらせの防止に取り組まなければならないということを訴えるとともに、地域における人権尊重思想の普及高揚のために、引き続き啓発活動を推進してまいります。 人権尊重思想の普及高揚に努めることをその職務とする私たちは、この事件の重大性に思いをいたすとき,改めて、県民の皆様に人権の重要性について強く訴えるべく、ここに緊急のアピールを行います。 平成15年7月25日 那覇地方法務局長 谷 山 幸 雄 沖縄県人権擁護委員連合会長 源 武 二
深夜はいかい防止で一斉行動 夜間街頭指導を展開 七月十八日の深夜、村内一円で校区毎にボランティアによる夜間街頭指導が展開されました。 沖縄県の青少年の夜遊びや深夜はいかいは他府県に比較して多く、問題行動や事故の約七〇%が深夜に発生しています。今回、夜型社会の是正を図り「一斉行動」を通じて全県民が生活リズムの確立、夜型社会に是正を大人自らが実践していくよう実施されました。 村役場での開所式終了後、各小学校では出発式が行われ、二〇〇人余の皆さんが街頭巡回指導を実施しました。
納税で優良行政区表彰、大木・比謝矼・牧原・長田 七月十五日、区長会において村の納税状況について説明がなされ、納付状況が優秀であったとして大木、比謝矼、牧原、長田区に優良行政区表彰が授与されました。 この表彰は、村県民税・固定資産税・国民健康保険税の納付において区民が協力して納付率のアップに努めたとして贈られました。 安田村長は、「厳しい経済状況の下、地方交付税の基礎になるのが自主財源であります。今回四か字が目標以上の徴収率アップに努めていただき感謝します。」と述べました。
親志ふるさと探検学習 区民らが旧親志を訪問 「ありし日の親志村を見学し、先人たちの暮らしをしのび、村の歴史を学ぼう」と七月二十七日、親志区の親子五十人余の皆さんが嘉手納弾薬庫地区に接収された戦前の集落跡地を訪問しました。 親志公民館を出発した区民の皆さんは、親志の先輩で字誌編集委員の吉山盛安氏と池宮城秀一氏に加え池宮城シズさん、喜友名初江さんが案内役を務める中、ムラヤー跡、チンジビラ、グシチャンアジマー、土帝君、野国総官遙拝所、サーターヤー跡と懐かしい親志のたたずまいを偲びました。 また、琉球王府時代の宿道である西街道を北上し、恩納村真栄田のフェレー岩や一里塚、山田城跡近くの石橋、石畳道を歩き、王府時代の史跡を巡見しました。
高志保大通りでエイサー天国 高志保大通りを「歩行者天国」にして、第九回目の「高志保大通りエイサー天国」(主催、同実行委員会)が八月十三日に開催されました。 このエイサー天国は、伝統行事であるエイサーを同大通りで展開することで、地域商店街の活性化と青年会の育成を図ることを目的に開催されています。 今年はテープカットの後、紅イモ娘らが横断幕を手にパレードを実施、エイサー天国を盛り上げました。 炎天の下、今年も大太鼓・パーランクーを手に高志保子ども会(七六人)の愛らしいエイサーがトップバッターとなり、今年は渡慶次子ども会(五〇人)が初参加しました。続いて各青年会も波平・座喜味・瀬名波・長浜・渡慶次・宇座・儀間・高志保青年会と地域の特徴のあるエイサーを総勢五〇〇人の勇壮で可憐な演舞を約一㎞に渡って披露しました。
紅イモ娘が安田村長を表敬 二〇〇三年度紅イモ娘の三人が七月三十日、読谷村商工会の大城行治会長と平良喜代子副会長と共に安田村長を表敬しました。 今年七月に選ばれた紅イモ娘は、島袋円さん、新垣明希乃さん、山内茜さんの三人。 安田村長は「三人とも健康的で読谷村の紅イモ娘にふさわしいですね。一年間読谷村のイベント等でお世話になります。健康面では自重自愛しながら頑張ってください。」と激励しました。 引き続き、役場ロビーで大城会長から村民に紅イモ娘の紹介がなされました。
余計な心配するな、子供はちゃんと育つ! 小澤俊夫講演会を開催 七月十八日、文化センター中ホールにおいて小澤俊夫講演会「昔ばなしが語る子どもの姿」(主催、読谷村立図書館)が開催されました。 小澤氏はグリム童話研究の第一人者で、筑波大学名誉教授、前国際口承文芸学会副会長。現在、小澤昔ばなし研究所を主宰し、日本各地で昔話大学を開校しております。 小澤氏は、「昔話は子供たちの成長の過程を表しており、一般に言われる残酷さは生々しくなく、むしろ命の尊厳を教えてくれています。」と多くの事例をあげて持論を展開し、参加者の関心を引いていました。