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2003年10月1日発行 広報よみたん
四人目の名誉村民に故比嘉秀平氏 六六人の先輩方に功労表彰 故儀保氏の叙勲及び屋良氏の褒章受章を祝う 八月二十二日、沖縄残波岬ロイヤルホテルにおいて読谷村名誉村民章顕彰式典、第三回読谷村功労表彰式典及び叙勲褒章受章祝賀会が盛大に開催されました。 琉球政府の初代行政主席を務められた故比嘉秀平氏が四人目の名誉村民に輝きました。また、長年にわたり、政治、自治、経済、教育、文化、福祉等の発展につくされた六六人の方々に村民功労表彰が授与されました。 また、故儀保輝和氏の勲五等雙光旭日章及び屋良朝栄氏の黄綬褒章受章を祝いました。
主な目次 四人目の名誉村民……1・2 優秀作品を表彰……３ 福祉納涼まつり…４ 珠玉の歌声に感激…４ 図書館夏休みプログラム…６ 保育の窓…８ めざせ健康ゆんたんざ…10 市町村合併への取組状況…11 読谷村職員募集…12 情報アジマー…14・16 読谷の自然・文化財…15 青年エイサーまつり…18
故比嘉秀平氏が名誉村民章を顕彰、六六人に村民功労表彰 読谷村名誉村民は、歴史の進展と社会発展に貢献し、広く文化の興隆に功績があった者に対してその功績をたたえ、もって村民の敬愛の対象として顕彰することを目的に平成元年に条例制定されました。 故比嘉秀平氏への名誉村民称号授与は、故屋良朝苗氏、金城次郎氏、故與那嶺貞氏に次いで四人目となりました。 また、第三回目を数えた読谷村功労表彰式には被表彰者六六人と関係者が招かれ、盛大に挙行されました。 主催者あいさつで安田村長は、「名誉村民称号を受けられた比嘉氏は少年時代に不幸な事故に遭遇して片腕を失うも、並々ならぬ努力を重ねられ、早稲田大学を経て教師となり、その卓越した英語力をかわれ行政主席に任命されました。また、今回長年にわたり各界で村発展に尽力された六六人に村民功労表彰を授与いたします。」と述べ、カリフォルニアから駆けつけた故比嘉氏の娘、ライス留美さんに名誉村民章を贈り、被功労表彰者の一人びとりに感謝状と記念品を手渡しました。 被功労表彰者を代表して山内徳信前村長は、「今日ここに表彰を受けた皆さんは、村づくりに奮闘された皆さんです。引き続き社会のために全力をつくしていきましょう。」と感謝と決意を述べました。 ※氏名（次頁続き）
読谷村名誉村民 比嘉 秀平（故） 読谷村字大木336 第３回読谷村功労被表彰者 【村政功労】 山内徳信 読谷村字高志保182-1 【自治功労】 儀保輝和（故）読谷村字瀬名波194-1・仲宗根盛敏 読谷村字長浜1972-1・比嘉光雄 読谷村字波平107-6・新垣昇 読谷村字長浜388・與那覇眞一 読谷村字渡慶次217・比嘉秀哲 読谷村字比謝422・比嘉憲雄 読谷村字楚辺1091 【社会功労】 石嶺傳慶 読谷村字比謝440-1・松田敬子 読谷村字座喜味429・伊波邦子 読谷村字古堅55-3・島袋正榮 読谷村字座喜味463 【教育・文化功労】 仲眞朝健 読谷村字喜名2241・知花亀次郎 読谷村字高志保1530-5・泉川とし子 読谷村字大湾489-2・嶺井政三 宜野湾市大謝名3-9-1・玉城キク 読谷村字長浜1819-3・べティーＣ.ホフマン 読谷村字瀬名波835 【福祉功労】 津波晢子 読谷村字伊良皆339-2・古堅幸子 読谷村字都屋409・大城富 読谷村字渡慶次64・長浜苗子 読谷村字瀬名波228-1・屋良フミ 読谷村字喜名492-2・名嘉眞朝徳 読谷村字伊良皆360・池原元吉 読谷村字古堅57-4・塩川信子 読谷村字大湾489・曽根誠一 読谷村字伊良皆208-1・比嘉節子 読谷村字高志保82・山内ヨシ子 読谷村字高志保1251-7・比嘉キヨ 読谷村字座喜味19・山口秀和 東京都大田区池上4-17-6・森岡齋四郎 浦添市牧港5-6-1・沖縄海邦銀行 頭取 嘉手納成達 那覇市久茂地2-9-12・沖縄電力㈱ 代表取締役社長 當眞嗣吉 浦添市牧港5-2-1・㈲比嘉酒造 代表取締役 比嘉健 読谷村字長浜1061・日本キリスト教団読谷教会 代表者牧師 具志堅 篤 読谷村字上地38・㈱カーニバルパークミハマ 代表取締役 東恩納依徳 北谷町字美浜15-16・ユンタンザ歌の会 代表者 上地廣勝 読谷村字比謝6・読谷協同産業㈱ 代表取締役社長 安田慶義 読谷村字儀間310-1・㈲福地組 代表取締役 福地裕吉 嘉手納町字水釜112 【伝統工芸功労】 池原ケイ子 読谷村字楚辺2030-2・比嘉恵美子 読谷村字楚辺2039-2・比嘉マサ子 読谷村字楚辺2091-3 【産業・経済功労】 玉那覇有公 読谷村字瀬名波1047-7・古堅宗達 読谷村字都屋379-2・波平廣次 読谷村字渡具知162・山内徳永 読谷村字高志保167 【伝統芸能功労】 前田 利子 読谷村字楚辺1135 【一般公益功労】 アメリカ屋インターナショナル㈱ 代表者 池原眞一郎 読谷村字都屋157-1・㈲たまてつ 代表取締役 玉城宏次 読谷村字長浜1486・知花眞徳 読谷村字高志保155・安田百合子ヴァイオリンリサイタル実行委員会 委員長 安田慶文 読谷村字楚辺1414-4 【自治功労】 屋宜光正 読谷村字座喜味2303-2・町田宗信 読谷村字古堅481-3・池原傳盛 読谷村字楚辺2030-2・金子ユリ子 読谷村字喜名2319・棚原栄福 読谷村字長浜1835-2・知花サダエ 読谷村字波平196・棚原靖恵 読谷村字長浜1835-2・島袋オツル 読谷村字座喜味2535・宮城重治 読谷村字波平1916-1・山内和夫 読谷村字座喜味353・比嘉喜久 北谷町字砂辺177・玉木豊子 読谷村字大木325-1・宮里恵美子 読谷村字波平1546・知花ヨシ子 読谷村字上地87
優秀作品を表彰 学校給食図画・作文・標語コンクール 「みんなで 楽しく、おいしい給食を食べよう！」をテーマに平成十五年度学校給食図画・作文・標語コンクールが開催され、村内小学校から図画の部に九五点、作文の部に三二点、標語の部に六二点、合計一八九点の応募作品が寄せられました。その作品を調理場毎に慎重審査して最優秀賞、優秀賞、優良賞が決まりました。 その表彰式が、八月二十九日に文化センター中ホールで開催され、児童らの優秀作品五九点に対して表彰状が贈られました。 比嘉教育長は、「このコンクールは今年初めての取り組みですが、皆さんよく頑張りました。給食調理場の皆さんは栄養も考え、毎日美味しい給食を作っています。皆さんの作品は役場ロビーに展示しており、最優秀作品は給食運搬車に拡大して貼り付けてあります。」と述べました。 最優秀賞のみを紹介します。 【図画の部】 なかむらみらい（喜名小一年生）・島袋茉季（喜名小四年生）・仲地もも子（古堅南小三年生） 【標語の部】 なかやまゆう（喜名小一年生）・當山愛子（渡慶次小六年生）・古堅聖人（読谷小六年生）・吉本将作（古堅南小六年生） 【作文の部】 ぎぼのりたか（渡慶次小一年生）・長堂卓哉（読谷小六年生）
人権擁護委員に表彰状 九月二日、人権養護委員の皆さんが「国民の人権擁護と人権思想の普及高揚に貢献された功績は誠に顕著である」として表彰を受け、その報告に安田村長を訪れました。 比嘉節子氏は、人権擁護委員として一〇年間務め法務省局長からの表彰状授与。 金子盛市氏は、全国人権擁護委員連合会からの表彰。 池原傳盛氏は、那覇法務局からの表彰。 なお、比嘉節子氏の後任として大城勝一氏が法務大臣から委嘱（七月一日付）を受けました。
救命講習修了者に特典 ニライ消防本部（喜世川淳消防長）は救命講習に付加価値をつけようと、読谷村のホテルやゴルフ場で利用料金の割引特典が受けられる「救命講習修了証利用者特典制度」を設けました。 九月一日、安田村長と村内五事業所との間で特典制度提携の調印が交わされました。今回提携した事業者は、沖縄残波岬ロイヤルホテル、ホテル日航アリビラ、残波ゴルフクラブ、アロハゴルフセンター、むら咲むらの五事業所です。
ニライ消防青年部 県道・国道沿いのチリや空き缶拾い 八月二十九日、ニライ消防読谷消防署の青年部署員十人が県道六号を経て国道五十八号をチリ袋を手にして南下、嘉手納町のニライ消防本部までの八キロの区間で沿道の空き缶やチリを収集しました。 これは、ニライ消防職員協議会青年部の体力づくりを兼ねた美化清掃活動「エコウォーク」として、北谷消防署と読谷消防署を起点に取り組まれました。署員らは額に汗しながら、緑地帯の中に隠れたチリの多さに改めて驚いていました。
やぐらを囲み よみたん福祉納涼まつり 第十八回「よみたん福祉納涼まつり」（山内嘉平実行委員長）が八月二十一日に「読谷の里」中庭に各施設から多数の福祉関係者を集めて開催されました。 主催者を代表してあいさつに立った山内実行委員長は、「会場には五〇〇人余の皆様にご参加いただきました。おじいさんおばあさんたちと一緒に踊って心に残る思い出を作ってください。施設利用の皆さんの積極的な社会参加、地域交流が大切です。多くの出会いを作ってください。」と述べました。 オープニングでは、小学生のメンバーでつくる「ニライシーサー」の一六人が三線演奏を披露。アトラクションとして喜名小学校ＰＴＡの白龍太鼓隊の太鼓演奏が会場を盛り上げ、大きな拍手を受けていました。 また、会場では、浴衣姿やハッピ姿の皆さんがやぐらを囲んで、施設利用者の皆さんと共に楽しく踊りに興じました。 最後は、渡慶次青年会が旗頭を先頭に勇壮なエイサーを披露し、花火が打ち上げられ楽しい祭を満喫しました。
ルチェッタ・ビッツィ公演 中学生ら珠玉の歌声に感激 九月十二日、読谷村文化センター鳳ホールにおいて音楽の授業の一環で読谷中学校と古堅中学校の生徒が、オペラ歌手「ルチェッタ・ビッツィ」のコンサートを鑑賞しました。二年前に読谷村で公演をしたことが縁で今回の催しとなりました。 コンサートに先立ち舞台監督が、オペラの上演までの大きな流れをスライドを交えながら説明。ビッツィさんが舞台に登場すると大きな拍手が沸き、カンツォーネの代表曲「帰れソレントへ」「オ・ソレ・ミオ」など、ソプラノ歌手の歌唱にふれました。イタリア語はわからないでしょうと、「猫の二重唱」では歌詞が全て猫の鳴き声で、歌い手のコミカルな動きに生徒たちからは笑い声もあがりました。 また、全校生徒と一緒に「てぃんさぐぬ花」を歌い、質問コーナーでは生徒からこれまでに一番印象に残ったコンサートについてなどの問いかけがあり、交流を深めました。
