第二十九回読谷まつり 魂に打ち響け 感動の大歴史絵巻
第二十九回読谷まつり 魂に打ち響け 感動の大歴史絵巻 主な目次 読谷まつり……2・3 老人運動会……4 県福祉大会、受賞報告…5 合同敬老会……5 ふれあい交流館講座…7 有意義だった文化交流…8 保育の窓……9 共に考えよう読谷村の将来像…10・11 波平伝統芸能保存会…12・13 前ヌアジマー……14・15 めざせ健康ゆんたんざ…16 読谷の自然・文化財…17 後ヌアジマー…18・19 創作史劇「護佐丸」…20 島唄で愛の輪を…20
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第二十九回読谷まつり 魂に打ち響け 感動の大歴史絵巻 主な目次 読谷まつり……2・3 老人運動会……4 県福祉大会、受賞報告…5 合同敬老会……5 ふれあい交流館講座…7 有意義だった文化交流…8 保育の窓……9 共に考えよう読谷村の将来像…10・11 波平伝統芸能保存会…12・13 前ヌアジマー……14・15 めざせ健康ゆんたんざ…16 読谷の自然・文化財…17 後ヌアジマー…18・19 創作史劇「護佐丸」…20 島唄で愛の輪を…20
第二十九回読谷まつり ゆんたんざの心に宿る 三線歌謡の始祖「赤犬子」と大交易時代の先駆者「泰期」 壮大なドラマが感動を誘う 人と人が織りなす、伝統と創造のまつり。感動と元気をもらいにおいで! 「第二十九回読谷まつり」(同実行委員会)が十一月一日、二日の両日にわたり、出演者総勢八、〇〇〇人余が参加して盛大に開催されました。 読谷まつりは、「新北風とともに進貢船、泰期が帰ってくる!」「三線のいやさかと五穀豊穣、世果報を願って、赤犬子の神が天下り下さる!」と読谷村の偉大な先人、泰期と赤犬子の二大モチーフを掲げて開催される読谷村最大のまつり。このまつりも回を重ね県内外に広く知らるよになり、村内外から延べ十五万人が訪れ、連日大賑わいとなりました。
初日、まつり主会場となった運動広場では、各小中学生の児童生徒による集団演技の他、大ステージでは「しまうた」、読谷高等学校ダンス部の「創作ダンス」など多彩に演じられました。夕暮れになると楚辺区から赤犬子大主前を迎え、総勢三〇〇人余による古典音楽演奏会があり、楚辺区イリベーシの先導のもとに始祖「赤犬子」の魂が蘇りました。 二日目には、広場でのちびっこ相撲大会や読老連レディースゲートボール大会、読子連・老人会の集団演技、渡慶次小学校のマーチング演技。ステージでは「受け継ごう、読谷の心」をテーマに子供たちによる波平・座喜味棒術や渡慶次獅子舞、婦人会、村内琉舞研究所の皆さんによる琉舞など多彩なプログラムが盛りだくさんでした。 メイン会場以外では、今年はむら咲むらに闘牛場が完成し多くの闘牛ファンが訪れて賑わいました。文化センター鳳ホールでは伊良皆芸能保存会による史劇「大新城忠勇伝」も演じられ好評を博していました。 また、読谷村地域交流フェスティバル~鳥取県淀江町、北海道新冠町~も同時開催され、淀江町の笠踊りや新冠町の判官太鼓、アイヌ芸能が披露され、文字どおり「未来へ結ぶ、交流のきずな」が実現し大きな盛り上がりを見せていました。 夜になると、読谷高校サッカー部のたいまつ隊に導かれ、大交易時代のロマンと勇姿を再現した創作「進貢船」がまつりのフィナーレを飾り、出演者と観衆が一体となりまつり会場は最高潮に盛り上がりを見せていました
EU大使が村長表敬 EU大使のバンハード・ジプター氏が読谷まつりに日程を合わせて読谷村を訪問。同夫妻が十月三十一日に安田村長を表敬、昨年フランス交流に参加した古堅中学校の河村雄大君らと共に出迎えました。 安田村長は、「またお会いできて大変嬉しいです。村内の主要な所をご案内しますが、まつりに参加することで更に読谷村を深く理解することができると思います。」と歓迎しました。 大使は、「地元ドイツのカーニバルにも参加しており、読谷まつりを楽しみにしております。」と述べました。
心 はつらつ 一生青春 読谷村老人運動会 第三十回記念大会 秋晴れの好天に恵まれ、読谷村老人クラブ連合会(仲宗根憲栄会長)の第三十回老人運動会が、十月十九日、運動広場において、選手応援団を含め多くの会員らが参加する中、盛大に開催されました。 開会式には各字老人会の旗手を先頭に総勢二千人が圧巻の入場行進を行いました。引き続き、各老人会旗が半円形で囲む中、渡具知緑の会の江田盛孝会長が高らかに選手宣誓、老人パワーを発揮する十種に及ぶ各種競技が始まりました。 主催者あいさつで仲宗根会長は、「第一回目の運動会は読谷小学校のグラウンドで開催され、今回三十回目の節目の大会になりました。日頃の健康管理に気をつけ、今日のような催し等積極的に社会参加され交流を深めてください。また、本日は中高生がボランティアで協力してくれます。衷心より感謝申し上げます」と述べ、安田村長や中老連の松田善康会長から祝辞が述べられました。 競技は、「輪まわし」、「まりつき競争」を皮切りに「スプーン競争」、「聖火リレー」の他、団体演技ではそれぞれの小学校区に分かれ「与那国小唄」、「パラダイスうるま島」、「めんそーれ沖縄」等を円陣を組んで披露されました。また、議員等来賓の皆さんを交えた「むかで競争」、小学生リレーなどが大会を大いに盛り上げました。 また、昼食時間には白龍太鼓隊の演舞やJAおきなわ読谷支店女性部から紅いもゼリーのおやつ二一〇〇個が各字老人会へ配られ喜ばれました。
県社会福祉大会、受賞報告 「いきがい ふれあい 地域福祉でまちづくり」をスローガンに開催された第四十六回沖縄県社会福祉大会(十月二十三日)において表彰を受けた皆さんが十月三十日に安田村長を訪れその報告がなされました。 安田村長は、「地域が支える福祉のあり方は全国から注目を集めています。」と受賞を喜びました。 【被表彰者及び団体】 ●県知事表彰〈民生委員・児童委員功労〉知花 初 ●大会長表彰 ◎宇座銀の会(会長、仲宗根ツル) ◎楚辺クラガー会(会長、池原憲永) ●永年勤続功労者 ◎松田菊成(役員) ◎長浜真賢(職員) ◎山城 透(職員) ●大会長感謝(多額寄付団体) ◎読谷協同産業株式会社(社長、安田慶義)
読谷村商工会 設立三〇周年を祝う 読谷村商工会は、昭和四十八年十一月十一日に設立、今年三十周年を迎えました。十一月十一日、文化センター中ホールにおいて関係者が集う中、設立三〇周年式典及び祝賀会(ふれあい広場)が盛大に挙行されました。 大城行治会長は、式辞でこれまでの商工会の種々の事業取り組みに触れ「中小企業を取り巻く経済情勢は厳しく、行政改革が推し進められる中正念場を迎え、自らの意識改革、経営革新等について組織をあげて取り組まなければならない。」と述べました。
合同敬老会でヌチグスイ よみたん生き活き健康デイサービスセンターでデイサービスを利用している一三六人の皆さんが、十月二十五日に残波岬ロイヤルホテルで新百歳・カジマヤー・トーカチ合同祝賀会を催しました。 会場には家族や福祉関係者多数が集い、ひな壇の九人の祝い者を囲んでその長寿を祝いました。 職員からは祝い者一人びとりの人柄とセンターでの様子が紹介されました。その後、安田村長から、「皆さんはセンターに元気に通って今日の日を迎えられ、大変嬉しく思います。これまでの人生の中で苦しかったことも多々あったかと思いますが、心配ごとは忘れて楽しく過ごしてください。」と記念品を贈り、長寿を祝いました。 舞台では、センター職員の舞踊やキューピーズの民謡ショー等があり盛り上がりました。利用者を代表してあいさつに立った山内昌賢氏は「センターの職員は自分の親を看るように介護するので、気持ちよくて更に長生きできます。」と感謝を述べました。 祝者は次の方々です(敬称略)。 ○新百歳 我如古カメ(長 浜) 知花カマド(波 平) ○カジマヤー祝 比嘉ウシ(座喜味) 知花トミ(波 平) ○トーカチ祝 大城トヨ(都 屋) 比嘉貞子(高志保) 岳原ヨシ(牧 原) 仲里光子(瀬名波) 諸見キク(都 屋)
堂々と弁士が意見発表 読P連意見発表会 十一月五日、文化センター中ホールにおいて第二十三回読谷村PTA連合会意見発表会が開催されました。 仲眞朝雄会長は、「日頃感じていることをどうしていきたいのか、それぞれの考えを主張してください。」と激励しました。 読谷・古堅両中学校から八人が登壇し、甲乙つけがたい意見を堂々と主張しました。 審査の結果、宮城運生君(読谷中三年生)「鳳から世界へはばたけ」と前川鈴香さん(古堅中一年生)「命の大切さ」の二人が最優秀賞に選ばれました。
登下校時に不審者が! 古堅小学校で危機回避指導 最近、県内で児童の誘拐未遂事件が多発していることから、十一月五日に古堅小学校体育館で危機回避実践指導が行われました。 この実践指導は、登下校時や生活の中で、万一の事態が発生した場合の対処法、危険から身を守ることがねらい。 実践指導に当たったのは嘉手納警察署楚辺駐在所の我那覇秀則巡査部長で、不審者に変装し、「大声で助けを呼ぶか、噛みついて手を振り解いて逃げ、顔や車の特徴をよく覚えることが大切」との指導がなされました。