平成十五年度まなびフェスタ・読谷 ~つどい ふれあい まなびあい~
平成十五年度まなびフェスタ・読谷 ~つどい ふれあい まなびあい~ 二月十九日から二十二日までの日程で開催された「まなびフェスタ・読谷」は、第十回生涯学習フェスティバルそして第二十八回ふれあい交流館まつりを総称するもの。生涯学習課やふれあい交流館が主催して開かれる各種教室・講座、各種サークルの活動成果、子ども会から老人クラブまで各種団体が展示及び舞台部門で展開されました。
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平成十五年度まなびフェスタ・読谷 ~つどい ふれあい まなびあい~ 二月十九日から二十二日までの日程で開催された「まなびフェスタ・読谷」は、第十回生涯学習フェスティバルそして第二十八回ふれあい交流館まつりを総称するもの。生涯学習課やふれあい交流館が主催して開かれる各種教室・講座、各種サークルの活動成果、子ども会から老人クラブまで各種団体が展示及び舞台部門で展開されました。
主な目次 まなびフェスタ…1 生涯学習大交流会…2 子ども会フェスティバル…2 環境・ゴミ減量作文…3 さんしんの日…4 野口健講演会…4 グランドゴルフ大会…4 おきなわマラソン…5 英語ストーリーコンテスト…5 保育の窓…7 わが家の防災…8 めざせ健康ゆんたんざ…9 共に考えよう読谷村の将来像…10・11 前ヌアジマー…12 読谷の自然・文化財…13 後ヌアジマー…14・15 読谷やちむん市・やちむん展…16
教育委員会功労表彰式典 生涯学習大交流会を開催 まなびフェスタのテープカットに引き続き文化センター中ホールにおいて生涯学習大交流会が開催されました。その中で、平成十五年度教育功労者表彰が行われ九人の方々に表彰状が手渡されました。 比嘉教育長は、「このフェスタでは各種団体そしてサークルの一年間の活動が集約されています。」と激励し、功労表彰を授与しました。 受賞者を代表して、大湾由美子さんは、「地元で栄誉ある賞をいただき、晴れがましく恐縮しております。」とお礼を述べました。 安田村長は、「今回の受賞者は特に子弟教育に尽力された方々が多くうれしく思います。お互いが子供たちを育てないと読谷の将来はありません。皆さんの地道な活動に頭がさがります。」と感謝を述べました。 被功労表彰者は次のとおり。(敬称略) ○教育功労賞 大湾由美子(渡具知) 嘉陽知子(嘉手納町) ○社会教育功労賞 波平勝 (古堅) 上地貞之(楚辺) 國吉京子(高志保) ○文化功労賞 池原憲彦(楚辺) 永島正(伊良皆) 比嘉登美子(楚辺) ○善行賞 知花真斗(波平) ※世界硬式少年野球選手権大会で日本選抜の投手に選ばれ、日本の優勝に貢献した。
子ども会フェスティバル二〇〇四 子ども会活動を意見発表 多彩に舞台発表 二月二十二日、読谷村子ども会フェスティバルが文化センター鳳ホールで開催されました。 主催者を代表して、長浜宗則会長は、「子供たちが主体性をもって日頃の活動報告を行い、ジュニアリーダーが会を盛り上げてくれます。最後のフィナーレまで見守ってください。」と述べました。 比嘉教育長は、「意見発表が終わっての感想は、健やかに育っているという印象です。今後とも各字で大人たちが健全育成に努めていただきますよう、よろしくお願いいたします。」と激励しました。 意見発表の部では、岸本あつこさんと生田かおりさんが司会を務め、四か所の子ども会からデイサービス体験やモノレール試乗会の事、鳥取県淀江町・溝口町児童との交流についての発表がなされました。 また、舞台発表では、當山しょうた君と國吉しんや君に司会が変わり、横田子ども会が三線演奏、波平が波平棒と子ども獅子舞、渡慶次が上り口説と方言寸劇「オバーとタクシー運転手」、座喜味がミルクムナリ、大木が三線演奏・合唱と六つの子ども会から盛りだくさんの発表で賑わいました。
スリー語やびら沖縄口 流ちょうな方言にティーパチパチー 第十二回「スリー語やびら沖縄口」が読谷村文化協会の主催で開催され、豊かな沖縄口文化に触れました。 しまくとぅば部会の國吉トミ会長は、「ウチナー口はアジクーターで深い情けを感じます。このすばらしい言葉を残すため今日は四十人のワラビンチャーが出場しますので応援してください。」と方言であいさつしました。 第一部は「童んちゃー沖縄口大会」として、村内小中学校の児童生徒十二組二十八人がそれぞれ昔話などを流ちょうに発表しました。特に渡慶次子ども会のウチナー寸劇「オバーとタクシー運転手」が笑いを誘っていました。 第二部「我にん語やびら」では、喜名福寿会の喜名清吉会長が「カンナイゴロゴロ」を披露、村婦人会の儀間真智子副会長も「うびんじゃさ親のくとぅ」と題して発表し会を盛り上げました。
よみたんキッズ体験村 遊びの中から学習を 二月二十一日、読谷村文化センター中庭でよみたんキッズ体験村が開村しました。 キッズ村の仲眞朝雄村長は、「今日は日頃やったことのない体験ができます。豆腐作り、昔のおもちゃ作りなど、それぞれのコーナーに名人の先生方を迎えています。」と開村宣言を行いました。 中庭では、昔のお菓子づくりに豆腐づくり、竹トンボなどのおもちゃづくり、紅イモランチョンマット染めの体験コーナーが設けられ、子供たちは思い思いに色々な体験に挑戦していました。
環境・ゴミ減量の作文 最優秀賞作品 まなびフェスタの一環で実施された環境・ゴミ減量作文に多くの作品が寄せられました。最優秀作品を連載で紹介します。 ゴミ 古堅南小学校二年 しんざと まみ 夕やけこやけの赤とんぼの音が、聞こえてきました。 わたしは、いつもしゅうしゅう車がくると、お母さんといっしょに、かいだんをおりて、ゴミすて場のところまで歩いていってゴミをすてます。 わたしの家のゴミは、弟が生まれたので、ゴミぶくろが一つふえました。 ゴミをしらべると、なまごみ、おかしのつつみ紙、おむつ、ペットボトル、古いおもちゃなどいろいろあります。 わたしは、ペットボトルやダンボールやあきカンなどを工作でつかっています。小さいえんぴつはおひなさまを作るためにあつめています。 また、キャップをつけてさいごまでえんぴつをつかいたいと思っています。 これからも。ゴミをへらしてリサイクルしたいと思います。 もったいながりのお母さん 喜名小学校三年 古波蔵 南海 お母さんは、なんでも。もったいないといってすてません。 たとえば、牛にゅうパックやトレーは、スーパーにもっていきます。アルミカンは、ほいく園へ。ダンボールは、子ども会へもっていきます。あと、新聞は、お父さんの会社にもっていくのです。 なぜ、そんなことをするのだろうと、私は考えました。そして、お母さんは、リサイクルをしているんだなとわかりました。 ゴミすて場にもっていったらただのゴミになって、もやされたり土にうめられたりするけど、リサイクルをすれば牛にゅうパックはトイレットペーパになったり、トレーなども生まれかわって、また使われます。ほかにお母さんが、すてずに、とっておくのは、①ようき②ペットボトル③アイスキャンディーのぼう④空箱⑤フィルムケース⑥カレンダー⑦プリント⑧わりばし⑨つまようじ⑩ほうそうしなどです。 お母さんは、すてないだけじゃなくて、ゴミをださないようにもしています。買いものバックをもっていって「ふくろは、いりません。」と、いうこともあります。レストランにいくと、「お子さまランチについてくるおもちゃいりません。」と、いってしまいます。ペットボトルをもちあるくのは、しょっちゅうです。中にはお茶などが入っています。お母さんは、なぜめんどうくさいのにリサイクルをしているのかというと、ゴミをふやさないためだったのです。また、リサイクルをすると、木をきらなくてもすむからです。お母さんは、こんなこともいっていました。「リサイクルをした商品は、ねだんがたかいけど、それをかったり、使ったりしていかないと、リサイクルのわがとまってしまうからリサイクルをしながらそれを買うどりょくもひつようだよ。」といったことを…。私は、お母さんが、あきばこをとっておいてくれるのもとてもたすかります。おもちゃのケイタイやラジオを作ったりできるし、図工のじかんにつかえるのでとてもべんりです。 でもこの世の中には、タバコを平気ですてたり、あきカンやおかしのふくろを平気ですてる人がいっぱいいます。そういう人を見て心がきずつきませんか?私は、とっても心がいたくなります。 しぜんをこわすのが人間ですか?ぎゃくにしぜんをまもるのが人間ではないですか?これからしぜんをまもっていくには、どうすればいいでしょう。しぜんの大切さをもっと知ってゴミをすてるのは、やめましょう。 みんながお母さんのようにもったいながりになると、きっとちきゅうもよろこんでくれると思います。 〈次号に続く〉
恒例の「ゆかる日 まさる日 さんしんの日」 演奏家が一斉に三線演奏 三月四日、第十二回「ゆかる日 まさる日 さんしんの日」が読谷村文化センターで盛大に開催され、終日三線の音色が会場に響きました。 読谷村を主会場に開催されるようになって今年で三年目の「さんしんの日」。第一部の中に読谷村文化協会コーナーが二つも設けられ、「かぎやで風」斉唱や舞踊があり、引き続き喜名小学校三線クラブの子供たち四〇人が三線演奏を披露しました。 また、村文化協会(古堅宗明会長)は、楚辺の赤犬子宮に七〇人余の会員が集まり時報を合図に恒例の三線奉納で「かぎやで風節」「恩納節」「こてい節」の三曲を演奏しました。また奉納舞踊として「稲まんず節」と「天川」が踊られました。また、今回は、古堅小学校の児童らが「秋の踊り」「安里屋ユンタ」等三曲を奉納しました。
アルピニスト、野口健氏が講演 二月二十二日、世界の七大陸最高峰世界最年少登頂記録を持つアルピニスト、野口健氏の講演会が文化センター鳳ホールで開催されました。 野口氏は、アメリカボストンで一九七三年に生まれ、父が外交官であったため世界各地で幼少期を過ごしました。学業が身に入らず落ちこぼれ、学校側から自宅謹慎を申し渡された時、一人旅に…。その時書店で植村直巳氏の著書『青春を山に賭けて』に感銘を受け登山家としての一歩を歩みました。」とこれまでの半生を振り返り、現在実施している「野口健自然学校」、ゴミ問題、エコツーリズムのあり方等について話しました。
村長杯グランドゴルフ大会 さわやかな汗流す 二月十七日、残波岬いこいの広場グラウンドにおいて第三回読谷村長杯グランドゴルフ大会が開催されました。 昨年度優勝チームの宇座チームから村長杯の返還を受けた安田村長は、「今回も三五〇人余の皆さんが元気に参加していただきました。このいこいの広場も二〇年が経過しましたが大いに活用してください。今日は単位クラブの親睦とお互いの健康増進に務めていただきプレイを楽しんでください。」と述べました。 大会には各字から五〇チームが参加、十六ホールでさわやかな汗を流し、お昼には和気あいあいとおいしい牛汁に舌鼓を打ちました。 今回の大会では比謝チームが一位二位を独占、続く長浜チームが一点差の僅差で惜しくも三位、四位入賞となりました。また、三七人がホールインワンを射止めて大会に華を添えました。 【大会成績順位・点数】 一位 比謝寿A 二五一点 二位 比謝寿B 二八四点 三位 長浜A 二八五点 三位 長浜B 二八五点 五位 渡具知A 二八六点 六位 渡慶次B 二八九点 七位 宇座百の会C 二九一点 八位 大添千歳会A 二九三点 九位 楚辺S12.13二九四点 十位 伊良皆A 二九五点