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2004年5月1日発行 広報よみたん
第十一回読谷村植樹祭 よみがえれ この大地に 豊かな緑 三月十四日、残波岬公園で「よみがえれ この大地に 豊かな緑」を開催テーマに掲げ第十一回読谷村植樹祭（主催、読谷村・読谷村緑化推進委員会）が開催されました。 この植樹祭は、植樹を通して防風林の重要性を認識し、緑を守りそだて、未来へ引き継いでいくことを目的にしています。 会場になった公園には各字の老人クラブや婦人会、子ども会など多くの村民が参加し、リュウキュウマツを約二〇〇〇本、フクギを約四〇〇本を植樹し、さわやかな汗を流しました。
主な目次 植樹祭………………１ 平和創造展…………２ ニライ消防庁舎安全祈願祭………２ 歴代農業委員が一堂に…２ 高志保園まつり…３ 読老連・村婦人会役員…３ 教育委員・教職員に辞令…４ 紅いも産地化の取り組み……５ ちゅーばーリーグ…６ レッツウォキング……７ 食生活改善推進協議会……８ 環境・ゴミ減量作文…８ 保育の窓……10 めざせ健康ゆんたんざ…10 役場人事………11 共に考えよう読谷村の将来像………12 前ヌアジマー……14 読谷の自然・文化財……15 後ヌアジマー……16・17 児童ミュージカル……18
第十六回平和創造展を開催 平和をいつまでも 「五十九年前（一九四五年三月二十三日）の今日の沖縄 そして平和郷づくりへ」をテーマに第十六回平和創造展が三月二十三日から三十一日までの間、役場村民ホールで開催されました。 オープニングセレモニーで安田村長は、「五九年前の今日、沖縄は米軍の本格的な爆撃を受けました。お集まりの方々もほとんどが戦後世代となりました。当時の想像もつかない戦況が展示されています。いま日本は逆方向に向かいつつあり、やはり平和憲法を守り抜く努力をすべきであります」と述べました。 ロビーには、七〇ミリ野砲や砲弾、医薬品等当時の遺品一五〇点を展示し、参観者の皆さんは悲惨な沖縄戦を追体験していました。
子ども会を対象に平和学習 平和創造展の一環として三月二十八日、「平和の郷づくり」を考えようと村内の子ども会を対象に「平和学習会」を開催しました。 会場には四十人程の児童らが集まり、渡久山朝章氏の軍隊体験や会沢芽美さんの歌と芝居に真剣に耳を傾けました。
ニライ消防庁舎建設工事 安全祈願祭 三月三十日、嘉手納町屋良の県道沿いのニライ消防庁舎建設予定地で北谷、嘉手納、読谷の三町村の首長始め関係者が列席して建設工事の安全祈願祭が挙行されました。 比謝川行政事務組合の宮城篤実管理者は、「三町村の共同体の事業がいよいよ着工の運びとなりました。三町村の消防行政を担う素晴らしい庁舎となることでしょう。」と述べました。 前田善輝同事務組合議長は、「計画から三年目にして工事着工の運びとなりました。あらゆる災害に対処できるように職務に邁進してもらいたい。」と激励しました。
歴代農業委員が一堂に 四月四日、農業委員の歴代委員五七人が文化センター中ホールに一堂に会して歴代農業委員集う会（世話人代表・比嘉徳栄、農業委員会会長・山内昌茂）が開催されました。 日本復帰に伴い沖縄県に農地法が施行され、二〇人の農業委員が誕生しました。それから三二年目となり歴代の委員も第十一期までに一〇六人を数えております。集いには、第一期農業委員の仲宗根盛善氏（八二歳）、比嘉自源氏（八四歳）、比嘉眞吉氏（八七歳）の三氏も参加し、当時の思い出を話しました。
読谷小学校体育館建設で安全祈願祭 四月八日、読谷小学校屋内運動場の建設安全祈願祭が関係者臨席の下で執り行われました。鍬入式には安田慶造村長、展設計の知念隆治代表、大協建設の宮城武代表取締役社長が「ヨイショ！」のかけ声で工事の安全を祈りました。 取り壊された旧体育館（総工費七七、五五二ドル）は、一九七〇年三月二十八日に体育館開き及び完成祝賀会が行われ、当時、村内には大きな収容施設がなかったため学校行事の他に村の催しにも多く利用されてきました。
高志保園まつりで賑わう 知的障害者更生施設「高志保園」（知念伸浩園長）で三月十四日、「第十三回高志保園まつり」が開催されました。 会場では施設入居者が丹精込めて育てたジニア・なでしこ・パンジー・金魚草など色鮮やかな草花の苗や農産物・陶器などが展示販売されました。特に格安な草花のポット苗は二万本が準備され、多くのお客さんが詰めかけ飛ぶように売れていました。 また、特設ステージでは子供たちや琉舞研究所、ボランティア一三〇人程が協力して盛りだくさんのプログラムが繰り広げられました。
大添友愛会の活動を報告 大添友愛会に嘉手納警察署長から「地域の安全と安心を確保する諸活動」に尽力したとして感謝状が贈られ、三月二十六日、その報告に安田村長を訪れました。 平成十四年にスタートした友愛会は、一人暮らし老人世帯等を訪問して介護の利用相談や草刈り、粗大ゴミの搬出の手伝い等をしていると活動報告を受けました。 安田村長は、「制度としてできないこともあるが地域が率先して実施しており、素晴らしいことです。きっと他の地域にも波及することでしょう。」感謝しました。
比嘉良長氏に法務大臣より感謝状 三月十九日、永年人権擁護委員を務める比嘉良長氏に「国民の人権の擁護と人権思想の普及高揚に尽くした」として、このほど野沢法務大臣より感謝状が贈られ、その報告が安田村長になされました。 比嘉氏は、「委員を退りぞくに当たって、十年以上の在任者ということで贈られています。人権擁護委員は個人の秘密保持、守秘義務が課せられており、他の委員に支えられこれまでやってこれました。」と感謝を述べました。 ○読谷村人権擁護委員 金子盛市 池原傳盛 奥原実 大湾朝謙 大城勝一
