2004年10月1日発行 / 広報よみたん / 2頁
世界の空手家がむら咲むらへ
㈱沖縄伝統空手・古武道国際研修センター設立
世界の空手家がむら咲むらへ
㈱沖縄伝統空手・古武道国際研修センター設立
八月二十九日、むら咲むらのククルホールにおいて沖縄伝統空手道古武道国際研修センター株式会社設立記念 沖縄伝統空手・古武道国際交流演武会がフランスを始め十か国の空手家約六十人が参加するなか盛大に開催されました。
むら咲むらの上天妃宮を拠点に四月に開所した同センター。今回法人(株式会社)を設立し、世界各国から来沖中の空手家を交え、設立記念の国際交流演武会となりました。
同センター代表取締役の上地哲氏は、「今回、世界各国から約六十人が第一回目のセミナーに参加し、最高のロケーションの中で早朝からさわやかな汗を流しています。今日はその成果をご披露したいと思います。」と述べました。続いて三流派の最高指導者である八木明達氏(剛柔流)、知念賢祐氏(小林流)、下地康夫氏(上地流)の三氏から主催者代表挨拶が述べられました。
安田村長は、「壮大な計画に最初は夢物語かと思っておりましたが、こうして現実のものとなり、村民と共に喜んいるところです。サミット以来EU・フランスとの交流がなされてきましたが、更にこうして日常的に世界の人たちとの交流が広がろうとしています。空手道を通じて、世界平和に貢献できるすばらしい事業に育ててください。」と述べました。
演武会には、各流派の研修生らが空手・古武道演武、また、三流派指導者の模範演技も披露され大きな拍手が送られました。特に地元から座喜味子供会が座喜味棒を披露し、演武会に華を添えました。