
題字「よみたん」には、紅イモのカラーを採用しています。
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主な目次 年頭のあいさつ…2・3・4 渡慶次区が天皇杯を受賞…5 お知らせ……10 村民の声……11 募集……14・15
新年あけましておめでとうございます。 読谷村長 安田慶造 輝やかしい「いぬ年」を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。 昨年中は村政運営に当たり、村民各位の深いご理解と格別なるご協力を賜り、心からお礼を申し上げます。今年も全職員力を合わせ、精一杯頑張ってまいりますので、変わらぬご指導、ご鞭撻を心からお願い申し上げます。 ご承知の通り我が国の経済状況は依然として厳しく、政府は市町村合併の推進や地方交付税等の削減を行っており、読谷村としてもこの難局を乗り切るため村民の皆様のご理解とご協力を賜りながら17名の正職員削減をはじめ様々な行財政改革を進めているところであります。昨年は皆様方にご迷惑をおかけしながらも、約2億6千万円の削減をすることが出来ました。その詳細につきましては昨年の12月号広報に掲載してございますので是非ご一読下さり、更なるご協力を心からお願い申し上げる次第であります。 特に村財政を逼迫させる要因となっております「ゴミ問題」と「医療費問題」につきましては、“ゴミ減量化”は昨年度は村民1人当たり約34グラム、パッカー車の240台分の効果を上げることが出来ました。まさに村民一人びとりのご協力の賜ものであります。さらに医療費の抑制という観点から、生活習慣病の予防対策・健康増進を目的に温水プールや健康器具等を備えた「健康センター」、村民が気軽に利用できる全天候型の「陸上競技場」を整備していきたいと考えております。 長年の課題でありました読谷補助飛行場及び楚辺通信所は今年いよいよ返還されてまいります。そのほとんどが国有地となっている飛行場跡地につきましては、嘉手納弾薬庫地区内の村有地と「等価交換」して村が一括取得し、取得後は「読谷補助飛行場跡地利用実施計画」に基づく公共利用と農地利用を行ってまいります。黙認耕作の件につきましては、これまで当事者や議会等にご説明してまいりました通り、確約書を提出された方に限り期間限定的な耕作等を含め配慮をしてまいりたいと考えておりますので村民の皆様のご理解をお願い申し上げます。 沖縄サミットを機にはじまりましたEU(欧州連合)との交流は4回目となる昨年も両中学校から各々2名計4名の中学生をフランスへ派遣をいたしました。また、昨年はベルンハルド・シェプターEU駐日大使が来村され、読谷まつりを参観されると共に両中学校を訪問し生徒と交流、激励をいただきました。 観光関連事業として、昨年は世界遺産周辺整備事業により喜名番所の整備や周辺歩道整備を行い、温かいライトに照らされる日没後の様子は大変幻想的な雰囲気となっております。また、修学旅行や家族単位で様々な体験が可能な拠点として既に営業しております“むら咲きむら”に続き、昨年はお菓子づくり体験の“御菓子御殿”、塩づくり体験の“青い海”が新たにオープンいたしました。また、今年4月には60歳以上で構成される全国シニアソフトボール大会が本村で開催されることになっており、選手・役員あわせて約2,000名の方々が全国各地から本村を訪れます。このように体験学習や全国大会の開催により読谷村を全国へ発信する絶好の機会となるものと大きな期待をしているところであります。是非村民の皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。 平成13年より整備しております、大湾から嘉手納久得を通る「村道牧原線」は完成間近で、国道側の交差点改良工事が完了次第、5月頃には開通の運びとなります。 以上本村の動きをいくつか申し上げてまいりましたが、素晴らしい地域づくりの為には村民皆様のお力添えがなによりも必要であります。どうか村民各位の変わらぬご理解、ご協力を心からお願い申し上げます。 結びにあたり、2006年の門出が輝かしいものでありますよう、各方面での村民各位の更なるご活躍とご家族のご健康、ご多幸を心からご祈念を申し上げます。 謹賀新年 読谷村役場 村 長 安田 慶造 助 役 石嶺 傳實 助 役 池原 栄順 総務企画部長 新城 正雄 建設経済部長兼都市計画課長 長浜 功勇 生活福祉部長兼健康増進課長 波平 栄善 総務課長 儀間 敏光 企画財政課長 仲宗根昌栄 会計課長 伊佐 稔 税務課長 津波古幸夫 住民保険課長 玉城 隆 福祉課長 高山 朝慎 農業推進課長兼農業委員会事務局長 比嘉 隆雄 商工観光課長 玉城 国二 土木建設課長 長浜 真俊 読谷飛行場転用推進課長 仲宗根盛和 水道課長 新城 正光 診療所長 玉城 修 診療所事務長 上地 力
年頭のご挨拶 読谷村議会議長 前田善輝 村民の皆様、明けましておめでとうございます。 2006年の新春を迎えるに当たり、読谷村議会を代表致しまして、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。皆様には、健康で希望に満ちた輝かしい「戌年」をお迎えのこととお慶び申し上げます。 さて、昨年は2004年の暮れに発生したインド洋スマトラ沖地震、新潟中越地震の復旧活動が続けられ、また、アメリカで猛威をふるったハリケーンなど記憶に新しく、自然災害の脅威にさらされた年でもありました。周りを海に囲まれた島嶼県沖縄においても、大規模な地震災害に伴う津波が想定されるとともに、毎年、襲来する台風等、自然災害に対する危機管理が求められております。 おりしも戦後60年の節目の年にあたり、世界的規模で展開されている米軍の再編計画においても、基地の県外移設を求める県民世論に逆行するかのように、その中間報告の中で、県内移設が盛り込まれており、今後の動向が注目されております。 そのような状況下ではございますが、これまで多くの村民が願い、村政の最重要課題として取り組まれてまいりました「読谷補助飛行場」の返還がいよいよ間近に迫ってまいりました。役場庁舎のある村民センター地区を中心に先進農業支援センターをはじめ陸上競技場、健康増進センター等、様々な公共施設の建設が計画されるとともに、読谷道路、村道中央残波線の整備も進められています。この読谷補助飛行場跡地は、本村の地域振興、戦後処理問題の解決の中心地区として、21世紀に羽ばたく鳳のごとく、整備が進められていくことでしょう。村議会といたしましても、議会の果たすべき役割を自覚し、村民の皆様のご期待に添うよう決意を新たにしているところでございます。 昨年は、IDB(米州開発銀行)沖縄年次総会が開催されました。本村独自の取り組みとして「座喜味城跡交流ピクニック」を催し、海外の方々を守礼の心でお迎えし、交流できましたことは、村民等しく大きな喜びであります。また、喜名番所、交流体験館・海の家、ニライ消防本部新庁舎の建設は、本村における観光振興、消防・救急活動のなお一層の充実を図るものであります。また、国道58号大湾交差点と嘉手納町屋良を結ぶ村道牧原線、宇座海岸の供用開始も間近に迫っております。村議会と執行部とは車の両輪に例えられるように村政発展のため、今後とも「和不而同」のもと鋭意努力してまいる所存でございます。 結びに、逼迫する村財政の健全運営については、村議会といたしましても直近の大きな課題として受け止めており、議員自らが率先して経費の節減に努めるべく、今年9月に予定されております村議会議員選挙から現行定数22人を19人(3人減)とする議員定数条例を議員提案のもとに改正しております。それによって議員数は減数とはなりますが、少数精鋭の村議会として、村民の総意を受け止め、限られた財源の中でこれまでの村民サービスをどう維持・発展させ、多くの村民の声を行政に反映できるのか、行政側と十分な議論を尽くしながら、今年も村議会として心新たに地方自治の進展を目指し、村政発展のため一生懸命頑張って参りたいと存じます。村民各位のなお一層のご支援とご鞭撻をお願い申し上げ、村民の皆様のご健康とご多幸を心より祈念申し上げまして、年頭のご挨拶といたします。 謹賀新年 読谷村議会 議 長 前田 善輝 副議長 知花 勝 議 員 知花 徳栄 源河 朝法 當山 勝吉 長浜 宗則 仲宗根 悟 比嘉 郁也 新垣 修幸 嘉手苅林春 伊波 篤 城間 勇 比嘉 正道 照屋 清秀 山内 政徳 當山 弘 喜友名 昇 知花 昌一 山城 正輝 佐久間盛夫 事務局長 仲宗根盛良
明けましておめでとうございます 読谷村教育長 比嘉 隆 今年は干支(えと)では丙戌(ひのえいぬ)であります。 戌は古より人間の友であり、主人への忠犬ぶり、千里の道も戻ってくる帰巣本能などから幾つもの奇跡を起こしてきました。また、「安産」「多産」の象徴としても崇められています。 2005年は、広島県・栃木県における幼児・児童生徒の下校時における痛ましい殺害事件、各国におけるテロ続発等に見られるように多事多難な年でありました。そして、私たちを取り巻く社会環境も極めて深刻な状況にあります。 過ぎ去った一年に何か満ち足りなさを感じながらも、あらたな年に何かありそうな、あってほしいという思いは誰しも抱く共通の心情であろうと思います。今年は戌年にあやかって「花咲か爺さん」「桃太郎」などの昔話にもあるような明るい夢のある世相にしたいものだ。特に過ぎし世相が暗かっただけに、一層その感を強く持たざるを得ません。 さて、教育委員会の一年の歩みを特徴的なものだけを列挙し紹介することにします。 【教育総務課】 ○古堅中学校校舎新増改築事業の着手 ○古堅給食調理場給食配送車輌の購入事業 ○読谷村中学生フランス派遣事業(4人)、読谷村中学生海外ホームステイ事業(8人) ○学力向上対策実践報告会の推進(小学校5校、中学校2校) ○小学校、中学校の達成度テストの目標値も各校とも昨年を上回る ○小中学校におけるALT、ネイティブ・アシスタントの活用 ○青少年センターによる教育相談の充実 ○各小学校、中学校、高等学校との連携強化 【課題】 ○不登校ゼロを目指して、心の居場所づくりの一層の堆進 ○基本的生活習慣の形成と基礎学力の向上 【生涯学習課】 ○地区公民館指定事業(渡具知公民館を指定し、南部地域の活性化とコミュニケーションづくりを図る事業を展開) ○読谷村地域子ども教室(学校や地域の施設を活用し、大人と子どもの心の交流を図る事業を5小学校区域で実施)社会教育委託学級(楚辺若松会他4団体)の実施 ○ふれあい交流館事業(高齢者学級他18学級)の実施。児童ミュージカル・村民音楽祭・子ども芸能祭の開催 ○健康づくり村民のつどい・村民の健康づくりを図る各種教室を実施 ○村立図書館では、紙芝居や各種講座と野外シアターの上映 【文化振興課】 ○本年度は、県内でも地域の資料館・美術館のさきがけとなった歴史民俗資料館が開館30周年、美術館が開館15周年を迎えた記念に、春季と秋季に企画展と関連事業を実施した ○文化財にもっと親しんでいただくために、読谷村から恩納村の約12㎞の古道沿いの文化財散策を「歩き・み・触れる歴史の道」として10月23日に実施した ○読谷村史の「人物・移民編」「統計編」発刊に向けた調査、資料収集を実施中 ○収蔵品展(美術の部) ○美術館開館15周年特別企画展 〇第25回読谷アンデパンダン展 ○読谷山焼北窯展(共同登り窯のものづくり) ○「05アートinユンタンザ」~地域現代美術展~ 今後なお一層、学校、地域、家庭、教育委員会等の連携強化が必要となってきますので、村民各位のさらなるご支援ご協力をお願い申し上げまして新年のあいさつと致します。 謹賀新年 教育委員会 教育委員長 宮平 永金 委員長代行 當山 昇進 教育委員 大湾由美子 〃 大城 正憲 教育長 比嘉 隆 教育次長 山内 源徳 教育総務課長 照屋 清健 学校教育主幹 知花 秀康 生涯学習課長 比嘉 新常 文化振興課長 長浜 真勇 美術館長 濱元 朝雄 ふれあい交流館長照屋 林? 給食調理場所長 比嘉 正勇
渡慶次区が 天皇杯に輝く 11月23日、明治神宮会館で開かれた第44回農林水産祭式典において、本村渡慶次区(玉城安徳区長)に天皇杯が授与されました。 天皇杯は、各種農林水産関係表彰事業において農林水産大臣賞を受賞した者や団体の中から、その性質・内容が抜群で広く社会の賞賛に値するものを農産・畜産・むらづくり等の計7部門で、各1件が選ばれます。渡慶次区は、むらづくり部門で全国17件の農林水産大臣賞受賞地区の中から天皇杯に選ばれました。沖縄県における天皇杯の受賞は初めてのことです。 受賞理由 渡慶次集落は、都市住民との混住化が進む中で、ユイマール(協調・和衷・助け合い)精神の下、農業生産、伝統芸能、環境美化などの活動において、老若男女が一体となって取り組み、多彩なむらづくりを展開していることが認められました。 農業生産面の特徴として、戦後の土地改良事業等による生産基盤が整備され、キク、パパイヤなどのハウス栽培が盛んとなりました。サトウキビの反収が県平均を上回る、新規就農者の増加、山芋スーブ(重量による勝負)の開催、また、子ども会は村特産の紅イモを植え付けから収穫までを体験するなど農業にふれあう機会を創出し、農業の発展が地域活性化に大きく貢献しています。 生活・環境整備面の特徴として、渡慶次区は地域への愛着心や誇りの心が育まれており、これが渡慶次まつりや区民運動会、集落内道路拡張工事における用地や労力の無償提供、婦人会による花壇の整備や、子ども会の空き缶・空き瓶回収などの環境美化活動などにつながっています。また、獅子舞、三線などの伝統芸能においては、担い手の組織化や県内外の交流行事に参加しており、後継者育成や青少年の健全育成の場となっています。高齢者の活動も盛んで、伝統芸能の継承やミニデイサービスなどのボランティア活動に積極的に取り組んでいるなど、世代間を越えた連携・交流、地域が一体となったむらづくり活動が地域活性化につながっています。 受賞の喜び 祝賀会で玉城区長は、「関係機関に支えられ、渡慶次区民一体となっての受賞です。喜び、感動しています。当集落は、先の大戦で飛行場と化したが、現在見事な農地に生まれ変わりました。区民は先人の功績を評価し、創意・工夫をこらして常に前進する気風にみなぎっています。今後も更なる明るい、住みよい、活力ある村づくりに区民一丸となって取り組んでいきたい。」と話しました。
山内繁男さん 少年健全育成に貢献で表彰 山内繁男さんに「多年にわたり少年の非行防止活動に尽力し、少年の健全育成に貢献されました」と、高田和男九州少年補導員協会長・谷口清作九州管区警察局長より表彰状が贈られました。
読中第15期生が 母校に寄付 11月8日、読谷中学校第15期卒業生代表らが母校を訪れ、同期生会の残余金(6万5,000円)を「後輩の教育に役立てて下さい。」と寄付しました。
女性のあゆみ展開催 11女性団体の活動を紹介 「私たちの村、女性の力で活性化」をテーマに、第9回女性のあゆみ展(11月21~25日)が開催されました。 当展は、女性が個性や能力を発揮し、活き活きと地域で活躍している様子を紹介することで、女性の地位向上と、性別による役割分担にとらわれない自己実現への環境づくりを目指して開催されています。 開催式で安田村長は、「暴力の原因は、知らずのうちに男性の中に、女性への優越感があるのではないか。何事も協力すべきで、性別で役割を決める必要はありません。」と話しました。
支え合う社会めざして あやとり広場⑱ ~活躍する女性団体~ ○更生保護女性会 今回紹介する女性団体は、更生保護女性会です。我が国では、毎年12月4日から10日までを「人権週間」と定め、各地で様々な取り組みが行われます。人権の問題は、被害者ばかりに目を向けられがちですが、今回紹介する団体は、加害者の側にたった視点での援助活動を行っている団体です。読谷村更生保護女性会は、平成10年3月に結成され、平成17年度の会長を務める池原美恵子他、現在49人の会員で月1回の定例会をもち、活動しています。 ○組織の目的 更正保護女性会は、犯罪を犯した人や非行に陥った少年の立ち直りを助け、犯罪や非行のない明るい社会づくりをめざす、女性ボランティアの団体です。“母として女性として青少年に母の愛の手を!”をスローガンに掲げています。 ○更生保護女性会の主な活動 ※犯罪や非行の予防 地域の女性を対象に身近な家庭問題や非行問題について話し合う「ミニ集会」を開催し、7月に全国一斉に展開される「社会を明るくする運動」及び「青少年健全育成村民大会」に参加し、犯罪や非行防止のための啓発や普及活動を行っています。 また、子育て支援として“ひまわりの会”を立ち上げ、子育てに不安や困難を感じている若い母親たちを支援する活動も行っています。 ※その他の活動 刑務所や少年院を出た後、適切な引受人がいない、家族がいても事情があってそこには帰れないといった人たちを宿泊させて自立更正を図っている更生保護会に対し、運営資金や日用品の援助や慰問をして在会者の激励と矯正施設収容所やその家族に対する援助として刑務所や少年院などの矯正施設を訪問し、収容されている人たちを激励したり、その家族に対して日常の悩みについての相談や、励まし、時には物質的な援助を行って、本人の立ち直りのための環境を整えたりします。また、少年院の運動会や誕生会への参加と激励、社会参加活動の支援、刑務所の矯正展への参加と協力、女子学園の盆踊り大会参加等も行っております。 今後も地域のため、更正を志す青少年のため活動を続けていきたいと考えております。