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未来の村長せいぞろい!? 6月29日、渡慶次小学校3年2組の子どもたちが、役場見学に訪れ、安田村長とともに村長室にて記念撮影。 子どもたちは、初めて入る村長室におおはしゃぎ。もしかしたら、このなかから将来村長になる人がいるかも?! 主な目次 比嘉兄弟世界へ!…………………………P2 海人の祭典、読谷村ハーリー大会開催…P4 よみたん見聞録……………………………P6 ゆんたんざinfo……………………………P14
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未来の村長せいぞろい!? 6月29日、渡慶次小学校3年2組の子どもたちが、役場見学に訪れ、安田村長とともに村長室にて記念撮影。 子どもたちは、初めて入る村長室におおはしゃぎ。もしかしたら、このなかから将来村長になる人がいるかも?! 主な目次 比嘉兄弟世界へ!…………………………P2 海人の祭典、読谷村ハーリー大会開催…P4 よみたん見聞録……………………………P6 ゆんたんざinfo……………………………P14
県産アニメ 世界へ 9年間の思い 32分間に凝縮!! 双子の人形アーティスト比嘉兄弟(兄:一哲氏、弟:之典氏)が、9年の歳月をかけた人形アニメ映画「鉄の子カナヒル(原作:儀間比呂志)」を完成させ、タイで開催されるバンコク映画祭(主催:タイ政府観光庁)への出展が決定しました。 バンコク映画祭は、2003年から始まり今年で5回目。昨年は、長編・短編を合わせて、世界各国から200本以上が出展され、10日間で、約3万人の観客を動員しました。 映画祭への出発を前に、比嘉氏はプロデューサーの入江貞四郎氏とともに安田村長のもとを訪れました。 比嘉兄弟は波平出身。子どものころからCMのアニメーションやSFXに魅せられ、人形アニメ作家デビッド・アレンらの作品との出会いをきっかけに渡米を決意。高校卒業後バイトなどで資金を貯め、人形アニメの本場ハリウッドへ渡りました。ハリウッドでは、自ら制作した作品を片手に各スタジオを回り、世界トップレベルの特撮技術や特殊メークを学びました。 人形アニメとは、人形を少しずつ動かしながら、ひとコマひとコマ撮影するアニメーション。撮影に時間と手間がかかり、撮直しも容易ではないのですが、登場人物の動きの自由さにおいて、独特の表現力を持ちます。 映画化された「鉄の子カナヒル」は、まだ沖縄に鉄がなかった時代、鉄の体で生まれた子「カナヒル」が、ある日、乱暴者の鬼にさらわれる。そこでカナヒルは思いがけない力を発揮する・・・という物語。映画制作には、比嘉兄弟の他に、弟の秀年さんが映像のデジタル加工を、照明は父の清喜さんが協力するなど、まさに比嘉家の手作りの映画となっています。 写真説明 ▲映画「鉄の子カナヒル」のワンシーン。村の子どもらにカナヒルがはやしたてられています。 右:安田村長に人形について説明する比嘉兄弟。村長も興味津々。 比嘉兄弟・入江プロデューサーに 直撃インタビュー! Q 人形アニメとの出会いは? 比嘉 「恐竜100万年」という作品との出会いがきっかけですね。そのころは小さかったので、着ぐるみではない何かが画面の中で動いていることを不思議に思っていましたが、中学生になって、「おかしなおかしな石器人(デビット・アレン作)」という作品を見て実際に自分でも画面の中で動いている人形を作って動かしてみたいという思いになりました。 Q ハリウッドでの活動について 比嘉 世界のトップレベルのすごさに驚きました。アメリカに行く前にも人形を制作していたのですが、『これではいけない。がんばらねば』と思いました。はじめは英語もしゃべれなかったので苦労はしましたが、各制作スタジオのスタッフに助けられて世界レベルの技術を学ぶことができました。 Q 「鉄の子カナヒル」の制作にあたり特に苦労したことは? 比嘉 脚本や絵コンテの作成です。原作者の儀間先生の世界観を表現するには、先生との調整や確認作業が必要だったので、どうしても時間がかかってしまいました。また、撮影にはいっても1秒間で24コマ必要ですので、根気が必要でした。途中で本当に完成できるのかな?と思ったこともありますよ。 Q 約9年の歳月をかけて完成した作品への思いをお聞かせ下さい。 比嘉 育ててきた子どもが、手から離れて独り立ちしていったような思いです。これから多くの方々に見て楽しんでもらえることを期待しています。 Q 入江プロデューサーにお尋ねしますが、比嘉兄弟の第一印象はどうでしたか? 入江 初めて比嘉兄弟にお会いしたときに、作品を見ないでも彼らを信じられると思いました。それは真剣に映画制作に取り組んでいて、熱意も行動力もある、このような人たちがいい加減な仕事をする人たちではないと直感で思ったからです。 Q プロデューサーの立場から比嘉兄弟の作品の魅力はどのようなところですか? 入江 最近の映画は、コンピューターグラフィック(CG)を多用したものが主流となっていますが、視聴者はそのCGに目が疲れているように思えます。その点で比嘉兄弟の作品はアナログで、スクリーンからは、人間の暖かみが感じられると思います。 Q 今後の作品づくりへの意気込みをお聞かせ下さい。 比嘉 今後はもう少し短い期間で作品を作っていきたいと思います。またアニメではなく特殊メークを利用した実写映画を撮ってみたいと思っています。 入江 プロデューサーの立場からは、すばらしい作品を大きなマーケットへ出展して、比嘉さんたちが次への創作活動にうつれるような資金的な体制の確保を図りたい。 比嘉兄弟の作品「鉄の子カナヒル」はバンコク映画祭をかわきりに、県内外で上映が決まっており、9月には、比嘉兄弟を招いて、読谷村文化センターで上映会&トークショーを予定しています。 写真説明 バンコク映画祭について語る入江氏 映画祭でレッドカーペットの上をかりゆしウエアで歩く比嘉之典・入江両氏
県産アニメ 世界へ 9年間の思い 32分間に凝縮!! 双子の人形アーティスト比嘉兄弟(兄:一哲氏、弟:之典氏)が、9年の歳月をかけた人形アニメ映画「鉄の子カナヒル(原作:儀間比呂志)」を完成させ、タイで開催されるバンコク映画祭(主催:タイ政府観光庁)への出展が決定しました。 バンコク映画祭は、2003年から始まり今年で5回目。昨年は、長編・短編を合わせて、世界各国から200本以上が出展され、10日間で、約3万人の観客を動員しました。 映画祭への出発を前に、比嘉氏はプロデューサーの入江貞四郎氏とともに安田村長のもとを訪れました。 比嘉兄弟は波平出身。子どものころからCMのアニメーションやSFXに魅せられ、人形アニメ作家デビッド・アレンらの作品との出会いをきっかけに渡米を決意。高校卒業後バイトなどで資金を貯め、人形アニメの本場ハリウッドへ渡りました。ハリウッドでは、自ら制作した作品を片手に各スタジオを回り、世界トップレベルの特撮技術や特殊メークを学びました。 人形アニメとは、人形を少しずつ動かしながら、ひとコマひとコマ撮影するアニメーション。撮影に時間と手間がかかり、撮直しも容易ではないのですが、登場人物の動きの自由さにおいて、独特の表現力を持ちます。 映画化された「鉄の子カナヒル」は、まだ沖縄に鉄がなかった時代、鉄の体で生まれた子「カナヒル」が、ある日、乱暴者の鬼にさらわれる。そこでカナヒルは思いがけない力を発揮する・・・という物語。映画制作には、比嘉兄弟の他に、弟の秀年さんが映像のデジタル加工を、照明は父の清喜さんが協力するなど、まさに比嘉家の手作りの映画となっています。 写真説明 ▲映画「鉄の子カナヒル」のワンシーン。村の子どもらにカナヒルがはやしたてられています。 右:安田村長に人形について説明する比嘉兄弟。村長も興味津々。 比嘉兄弟・入江プロデューサーに 直撃インタビュー! Q 人形アニメとの出会いは? 比嘉 「恐竜100万年」という作品との出会いがきっかけですね。そのころは小さかったので、着ぐるみではない何かが画面の中で動いていることを不思議に思っていましたが、中学生になって、「おかしなおかしな石器人(デビット・アレン作)」という作品を見て実際に自分でも画面の中で動いている人形を作って動かしてみたいという思いになりました。 Q ハリウッドでの活動について 比嘉 世界のトップレベルのすごさに驚きました。アメリカに行く前にも人形を制作していたのですが、『これではいけない。がんばらねば』と思いました。はじめは英語もしゃべれなかったので苦労はしましたが、各制作スタジオのスタッフに助けられて世界レベルの技術を学ぶことができました。 Q 「鉄の子カナヒル」の制作にあたり特に苦労したことは? 比嘉 脚本や絵コンテの作成です。原作者の儀間先生の世界観を表現するには、先生との調整や確認作業が必要だったので、どうしても時間がかかってしまいました。また、撮影にはいっても1秒間で24コマ必要ですので、根気が必要でした。途中で本当に完成できるのかな?と思ったこともありますよ。 Q 約9年の歳月をかけて完成した作品への思いをお聞かせ下さい。 比嘉 育ててきた子どもが、手から離れて独り立ちしていったような思いです。これから多くの方々に見て楽しんでもらえることを期待しています。 Q 入江プロデューサーにお尋ねしますが、比嘉兄弟の第一印象はどうでしたか? 入江 初めて比嘉兄弟にお会いしたときに、作品を見ないでも彼らを信じられると思いました。それは真剣に映画制作に取り組んでいて、熱意も行動力もある、このような人たちがいい加減な仕事をする人たちではないと直感で思ったからです。 Q プロデューサーの立場から比嘉兄弟の作品の魅力はどのようなところですか? 入江 最近の映画は、コンピューターグラフィック(CG)を多用したものが主流となっていますが、視聴者はそのCGに目が疲れているように思えます。その点で比嘉兄弟の作品はアナログで、スクリーンからは、人間の暖かみが感じられると思います。 Q 今後の作品づくりへの意気込みをお聞かせ下さい。 比嘉 今後はもう少し短い期間で作品を作っていきたいと思います。またアニメではなく特殊メークを利用した実写映画を撮ってみたいと思っています。 入江 プロデューサーの立場からは、すばらしい作品を大きなマーケットへ出展して、比嘉さんたちが次への創作活動にうつれるような資金的な体制の確保を図りたい。 比嘉兄弟の作品「鉄の子カナヒル」はバンコク映画祭をかわきりに、県内外で上映が決まっており、9月には、比嘉兄弟を招いて、読谷村文化センターで上映会&トークショーを予定しています。 写真説明 バンコク映画祭について語る入江氏 映画祭でレッドカーペットの上をかりゆしウエアで歩く比嘉之典・入江両氏
地域の子どもたちを守ろう!太陽の家委嘱式 7月10日、古堅南小学校で、子ども110番の家(太陽の家)の委嘱式が行われました。 太陽の家は、登下校中の児童生徒たちが、何らかのトラブルに巻き込まれたとき、駆け込んで助けを求める場所で、嘉手納警察署管内で160カ所設置されています。 委嘱式で親川博嘉手納警察署長は「太陽の家にご協力いただきありがとうございます。地域の子どもたちを地域の大人が一致団結して守っていきましょう。」と述べました。 写真説明 もしものときは、右の看板のある民家や商店等に助けを求めましょう。
読谷村商工会 地元産品等の優先使用を要請 7月2日、読谷村商工会(会長:平良喜代子)の皆さんが、地元産品及び地元企業の優先使用について、読谷村と村教育委員会に要請しました。 7月は、県産品奨励月間となっており、村商工会としてもこの時期にあわせ、地元産品の優先使用運動を展開しています。 安田村長は「村民の雇用拡大、地域経済の活性化のためにも品質の向上、販売路の拡大など、積極的な取り組みを期待しています。」と述べました。 平良会長は「県内外に地元産品をひろくアピールするためにも、更なる需要拡大にご協力お願いします。」と述べました。
夏の到来を伝える「海人の祭典」 読谷村ハーリー大会開催!! ~おさかなフェスタも同時開催~ 梅雨明けとともに開催される読谷村ハーリー大会。今年で23回目を迎え、会場となった都屋漁港には、多くの村民や家族連れが集まり、盛大に開催されました。 ハーリーは、豊漁と安全祈願を目的に行われる伝統行事で、県内の漁業の盛んな地域で行われています。 大会では、鐘の音に併せて漕ぎ手たちが声を掛け合いながら進むハーリー舟に、会場からは指笛や熱い声援があがりました。 おさかなフェスタでは、セリの体験やマグロの解体ショー、魚のつかみどりがおこなわれ、会場の都屋漁港は、にぎわいをみせました。 写真説明 魚のつかみどりのワンシーン。大きな魚を胸に抱いて、とてもうれしそう。
婦人会主催 美化コンクール 「緑と花いっぱい運動推進」と「地域環境美化」をとおして明るく住み良い豊かな村づくりを目指して、第37回美化コンクール(主催:村婦人会)が7月7日に実施されました。 各字婦人会では、公民館や集落内の空きスペースを活用し、女性ならではの感性で、緑と花に囲まれた花壇づくりを行っています。審査の結果、最優秀賞「瀬名波婦人会」・優秀賞「波平婦人会・楚辺婦人会」・努力賞「宇座婦人会」に決定しました。 最優秀賞に輝いた瀬名波婦人会は、中部地区美化コンクールでも最優秀賞を受賞しました。 左上、下 最優秀賞の「瀬名波婦人会」。きれいに咲く花々の中で、かわいいお人形さんが訪れる人たちを迎えています。 右 優秀賞の「楚辺婦人会」の花壇。雑草で生い茂っていた道沿いの空きスペースを花々でリニューアル。
Buenas Tardes こんにちは! ボリビアから研修生がやってきました! 新城久乃 さん 父は瀬名波出身、母は名護市出身の日系2世。 ボリビアの専門学校では、パソコンや会計事務を学んでおり、研修ではそのスキルアップを目指すため、7月から5ヶ月間研修を受けることになりました。 読谷村は、南米やその他の国々へ移住した読谷村出身者の子弟に対して、技術の習得や沖縄文化の理解、村民との交流をとおし、移住国と読谷村とのかけ橋となる人材の育成を目的に研修事業を行っています。今年はボリビアから新城久乃さんが研修に訪れました。 初めまして、ボリビアから来ました新城久乃です。 沖縄には7月7日につきました。沖縄に来たのは初めてで、沖縄の暑さはボリビアと似ていますが沖縄の方が湿度が高いのでもっと暑く感じます。 日本語は祖父母や父も母も沖縄人なので、普通に話せます。 私はボリビアでコンピュータや会計事務などを学ぶ専門学校に通っています。沖縄では自分が今学んでいることの知識を広げるために研修しにきました。また沖縄の文化なども学びたいと思っています。特に三線や琉舞などに興味があります。 沖縄の歴史や文化を学び、また沖縄を目や耳で感じながらいっぱい勉強し、いろんなことに挑戦していきたいと思います。村民の皆様、これから約5ヶ月間、読谷村でお世話になりますが、よろしくお願いします。
シアトルへホームステイ 両中学校から8名を派遣 読谷村では、国際性豊かでチャレンジ精神旺盛な生徒の育成を目的に、村内の中学生を海外(英語圏)へ派遣しており、今年は、村内両中学校から8名(読谷中4名、古堅中4名)がアメリカ・シアトルへ派遣されます。 7月17日、出発を前に研修生らは安田村長のもとを訪れました。 宮城杏奈さん(古堅中3年)は「海外に行くのは不安もあるけれど、恥ずかしがらずに体当たりでコミュニケーションをとりたいと思います。また旅費を出してくれた親や読谷村に感謝し、4週間の研修を意義のあるものにしたいと思います。」と意気込みを語りました。
農業支援センター管理施設、バイオディーゼル施設指定管理者決定 農業支援センター管理施設(センターハウス)の指定管理者に特定非営利活動法人むらおこし共進会、バイオディーゼル施設に就労継続支援事業所e-ラインが決定し、7月2日同施設内で引渡し式が行われました。 同施設は読谷飛行場の跡地利用による地域振興の一環として整備され、本センターハウスは、農業支援センターを運営する上で中心となる施設です。また、バイオディーゼル施設は廃食用油を利用してディーゼル燃料を精製することができます。 写真説明 指定管理を受けるむらおこし共進会 指定管理を受けるe-ライン