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第11回読谷まつり闘牛大会 主な目次 第34回読谷まつり…P2 よみたん見聞録…P6 個別健診はお早めに…P10 ゆんたんざinfo…P16
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三線歌謡の始祖「赤犬子」と大交易時代の先駆者「泰期」の壮大なドラマが、感動を誘う「第34回読谷村まつり」(読谷まつり実行委員会)が11月1日、2日にわたり、延べ15万人余が会場を訪れ、盛大に開催されました。 オープニングに先立ち10月26日には、むら咲きむら闘牛場にて「第11回読谷まつり闘牛大会」が開催され、村内外から多くの闘牛ファンが観戦に訪れ賑わいました。 初日、まつりの主会場となった運動広場では、小・中学校児童生徒によるカラーガードや吹奏楽など集団演技のほか、ステージでは読谷高校ダンス部の「創作ダンス」、しまうた愛好会の皆さんによる「しまうた」などが演じられました。 赤犬子琉球古典音楽大演奏会では、赤犬子大主前を迎え、総勢300名余による荘厳で華麗な演奏が行われ、各字に伝わる伝統芸能がステージを盛り上げました。 2日目は、読老連・読子連の集団演技のほか、ステージでは「受け継ごう、読谷(ふるさと)の心」をテーマに村内の子ども達による琉舞、棒術や獅子舞など多彩なプログラムが披露され、会場を沸かせました。
大交易時代のロマンと勇姿を再現した、創作「進貢船」では、大陸・中国から新しい文化や文物を満載し帰還した泰期の乗った進貢船が、たいまつの炎によって導かれ姿を現すと、出演者・大観衆・会場は一体となり、熱気とパワーが最高潮に達し、まつりのフィナーレを華々しく飾りました。 今年は村制100周年の節目の年を迎え、激動の時代を乗り越えてきた先人達の英知と努力に感謝し、多くの村民と共に100周年を祝うため、まつり2日目に「村制100周年記念祝賀」が開催されました。記念祝賀では、村制とともに歩んできた新100歳の方々や歴代村長を迎え、村の100年を振り返りました。 その後、川口恭吾やキロロがステージで100周年記念コンサートを行い、その美声で観衆を魅了し、記念祝賀に華を添えました。 また、村では村制施行100周年記念石碑を役場正面玄関左側に建立し、その除幕式が11月1日、まつりオープニングの前に行われ歴代村長や関係者が参加するなか行われました。 歴代村長を代表して、第14代村長の知花成昇さんが「多くの村民が協力し、厳しい時代を乗り越えてきた努力の結晶が完成したことは非常にうれしく思います。これからも、すばらしい村づくりをしていこう」と代表して挨拶しました。
10月11日・12日、親志公民館の建設10周年記念式典及び祝賀会に、区内外から10周年を祝おうと、大勢の人が集まり盛大に開催されました。 会場ではフリーマーケットやバザーをはじめ、親志区の懐かしい写真が多数展示され、写真を前に笑顔を見せたり、昔を思い返すように写真の前でしばらく立ち止まったりと訪れた人々の心をくすぐりました。 夜には、県道12号線から親志公民館までの道を「親志の灯籠坂」と称して、灯籠で飾り付け、普段見慣れた道とはひと味違う幻想的な風景を創りだしていました。 式典で、山川親志区長は「老若男女問わず、みんなが気軽に楽しく集まれる公民館にするよう、みんなで協力しましょう」と挨拶があり、最後は青年部のエイサーで盛り上がり、終日賑わいをみせました。
10月12日、心地よい秋晴れの下「健康づくりスポーツ大会」「がんじゅうフェスタ」が健康増進センターや平和の森球場、読谷村運動広場など、各地でミニバレーボール大会やキックベースボール大会など、様々な催しが開催され、参加した多くの村民がさわやかな汗を流しました。 今回から、健康増進センターで体力測定を行い116名の参加者があり、村民の健康づくりへの関心の高さがうかがえました。
昨年で15回大会の節目を終えた「読谷村教育長杯中学校ソフトボール大会」を、これまで大会に関わった生徒・関係者等の熱い思いと情熱を大切にするために、男女の優勝杯を優勝旗に変更することになりました。 この大会目的に賛同した(株)読谷ククルリゾート沖縄(社長:国吉真哲)より10月21日、比嘉教育長へ優勝旗2本が寄贈されました。 国吉社長は「読谷村はソフトボールの盛んなところで子ども達の目標と、健全育成につながってほしい」と期待を込めました。
恒例の村行事である観音堂祭が、喜名児童公園北側の観音堂で10月16日に行われ、村の発展や村民の安全、子孫繁栄を祈願しました。 安田村長が代表して祭祀を行い、各課職員も一緒に手を合わせました。 「喜名観音」は、沖縄に3つある内の一つとされ、御利益が大きいと建立以前は那覇や金武まで祈願に出かけていたのを、1841年の旧暦9月18日に、この千手観音を金武から招請したとのこと。また隣には農業の神である「土帝君」があり、農業振興の発展を祈願しました。
10月17日、独立行政法人国際協力機構(JICA)から、ブータン・モルジブ・タンザニアなど8名の研究員が読谷村を訪れ、楚辺浄化センターを視察しました。 研修員は、浄化センターで土壌浄化システムの概要について説明を受け、処理施設の工程を熱心に見学しました。 研修員の暮らしている国々では、下水道が未整備で日本のように浄化槽などもないために環境汚染が広がっているとのことで、「自国で村の浄化システムを取り入れたい」と高い関心を示しました。
第32回沖縄の産業まつり会場で開かれた、第11回商工会特産品フェア「ありん・くりん市」特産品コンテストで食品部門21点の中から、「海人自慢のもずく丼」(読谷村漁業協同組合)が最優秀賞に輝きました。 「もずく」の可能性を広げ、地域活性化の起爆剤となる画期的な商品で、味・デザイン・将来性等で高得点を獲得し、今回の受賞となりました。 照屋清秀組合長は「今回の受賞を励みに、より一層村民に親しまれる本村の特産品として期待に応えるよう生産に取り組みたい」と抱負を語りました。
「読谷山花織」の作り手の意欲の高揚と技術の向上を図ることを目的に、「第18回読谷山花織特別展」(主催:読谷山花織事業協同組合)が読谷まつりの期間中に読谷村伝統工芸センターで開催されました。 8年ぶりの展示会ということもあり、組合員1人1人の個性あふれる作品には、古典的な花織から斬新なデザインの花織まで、すばらしい作品が会場を飾りました。 特別展審査は厳正な審査の結果、次の方々が受賞しました。 村 長 賞 松田 栄子 美術館長賞 福地 正美 議会議長賞 浦崎さやか 理 事 長 賞 上地ひろみ 奨 励 賞 仲宗根めぐみ 池原 幸美 大城冨美子 島袋 芳子