題字「よみたん」には、紅イモのカラーを採用しています。
11月7日(土)と8日(日)の二日間にかけて、第35回読谷まつりが開催されました。 まつりのフィナーレを飾る創作「進貢船」の泰期一行です。 主な目次 第35回読谷まつり……………………P2 よみたん見聞録……………………P6 新型インフルエンザワクチン接種について……………………P10 ゆんたんざinfo……………………P18
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11月7日(土)と8日(日)の二日間にかけて、第35回読谷まつりが開催されました。 まつりのフィナーレを飾る創作「進貢船」の泰期一行です。 主な目次 第35回読谷まつり……………………P2 よみたん見聞録……………………P6 新型インフルエンザワクチン接種について……………………P10 ゆんたんざinfo……………………P18
11月7日(土)、8日(日)の2日間に渡って「第35回読谷まつり」(読谷まつり実行委員会)が盛大に開催され、約13万人の来場者がまつりを楽しみました。また、11月1日(日)には、むら咲むら闘牛場にて「第12回読谷まつり闘牛大会」が、読谷村文化センター鳳ホールでは森山良子コンサートが開催されました。 初日、まつりの主会場となった運動広場では、村内の児童生徒たちによる集団演技のほか、しまうた愛好会の皆さんによる「しまうた」が演奏されました。18時半からの赤犬子琉球古典音楽大演奏会では、楚辺出身で三線の始祖として伝わる赤犬子大主前を迎え、総勢300名余による迫力ある演奏と、各字の伝統芸能が披露され、会場を盛り上げました。 2日目は、読老連・読子連の団体演技のほか、ステージでは「受け継ごう、読谷(ふるさと)の心」をテーマに村内の子どもたちによる琉舞、棒術や獅子舞などが披露されました。17時半からは、まつりのフィナーレを飾る創作「進貢船」が行われました。「進貢船」は、当時の中山王察渡の命を受けて初めて明に進貢したと伝わる泰期をテーマとしています。苦しい航海に耐え、明から新しい文化や文物を満載した進貢船が、たいまつの炎に導かれて帰還したシーンは会場が一体となり、まつり中最大の盛り上がりを見せました。帰還した泰期一行を迎えた村の長は太極拳や空手の演舞、棒術、舞踊などを披露し、泰期一行をねぎらいました。 ひとときの休息を終え、再び航海に向かう泰期一行を見送り、第35回読谷まつりは幕を閉じました。
写真説明 ① 花火 ② オープニングセレモニー ③ 琉球残波マーチング ④ 小学生演舞(よさこい) ⑤ しまうたでの一コマ ⑥ 楽しむ観客の方々 ⑦ 楚辺のイリベーシ ⑧ 恩納節 ⑨ 赤犬子大主前 ⑩ 与那国のマヤーグァー ⑪ 座喜味棒 ⑫ 永良部百合の花 ⑬ 稲刈口説 ⑭ 踊りクワディーサー ⑮ 泰期一行を乗せた進貢船
10月24日(土)、村内各地でカジマヤー祝(97歳)が行われ、喜名の照屋キヨさん、波平の上地ヨシさん、渡慶次の與那覇ヒデさん、儀間常眞さんの自宅を訪問し、石嶺副村長より祝状と記念品が贈呈されました。石嶺副村長は「長生きしていただくことは、家族や親戚、地域にとって嬉しいことです。これからも健康で長生きしてください。」と挨拶すると、カジマヤーを迎えた方々は「家族・親戚に祝っていただきありがたく思います。」と祝いの日を迎えた気持ちを語りました。
我が国の伝統工芸品を将来に向けて継承するため、全国の小学校4・5・6年生を対象に伝統工芸品に関連した内容の図画のコンクール「第26回伝統工芸品月間図画コンクール」で、古堅南小学校の仲地嬉子さんの作品「三線づくりに励む人」が全国最高賞の一つである文部科学大臣賞を受賞しました。仲地さんの作品は同時に沖縄県知事賞も受賞しました。
第24回中頭地区少年の主張大会が、9月11日(金)、中頭教育事務所大会議室で開催されました。中頭地区10市町村の代表12名が発表する中、村代表の読谷中学校3年生安慶名愛さんが最優秀賞に輝きました。村代表が同大会で最優秀賞を受賞するのは、平成3年以来、実に18年ぶりのことです。安慶名さんは、『言葉の力』と題し、人を傷つけることも元気づけることもできる言葉を、大切に使おうと訴えました。 また、安慶名さんは、9月25日(金)に浦添市てだこホールで行われた第31回沖縄県少年の主張大会に中頭地区代表として出場し、県内各地域から選ばれた12名が熱弁をふるう中、上位3名に入る優秀賞を受賞しました。 言 葉 の 力 読谷中学校三年 安慶名 愛 みなさんは、人から言われた言葉で傷ついたことはありますか。 中学一年の頃、同じクラスに、言葉のいじめを受けている人がいました。彼女は深く傷つき、いつも一人で寂しそうにしていました。彼女を助けたいという気持ちから声を掛け、一緒に行動するようになったのですが、「何で最近あいつと一緒にいるの。」「あいつと行動したら嫌われるよ。」と言われ、私は何も言い返すことができませんでした。言葉のいじめは次第にエスカレートしていき、彼女は、それをきっかけに不登校になってしまいました。 「私がもしあの時、何か言い返せていれば不登校にならずにすんだかもしれない。」その日から、私にとっても辛い日々が始まりました。学校生活のほとんどを一人で過ごす毎日。寂しく、辛くて悲しい気持ちでした。ふと、「学校にいきたくないな。」そう思ってしまったのをきっかけに、私自身も登校することができなくなっていました。 最初は、「一日だけ。あと一日だけ。」という気持ちでしたが、休めば辛い思いをしなくてすむという自分の弱さに負け、気づいた時には一年が過ぎていました。「このまま、ずっと休んでいるわけにはいかない。」何度も何度も学校へ行こうとしましたが、気持ちだけで、体が思うようについていかず、自分ではどうすることもできませんでした。 そんな時、詩人の須永博士先生との出会いがありました。須永先生は、私に一遍の詩を書いてくれました。それは、家のどの壁にも張り出せないほどの長い長い詩でした。 「苦しんだ人が、苦しんだ人の苦しみを分かってやれるんだよ。ひとりぼっちになった人が、人に優しくできるんだよ。」 その詩のどの部分をとってみても、温かく心に響く言葉が並んでいて、書いてもらっている間中、ずっと涙があふれて止まりませんでした。 その日から、不思議と今まで悩んでいたことが嘘のように消え、気持ちがとても楽になりました。「やっぱり、言葉の力って、本当にすごい。」私は深い感動に包まれ、「三年生になったら、ちゃんと学校に行こう。」そう決意しました。 始業式の日、すごく不安な気持ちと、もやもやした気持ちで登校したのを覚えています。何度も家に戻りたいと思いましたが、須永先生に書いてもらった詩を思い出し、「今ここで一歩を踏み出さないと、このままずっと行けなくなってしまう。」そう思い、思い切って登校することができました。もしあの時、須永先生の詩を思い出せずに、学校に行ってなければ、今いる大切な友達に出会い、楽しい時間を過ごすことはできなかったかもしれません。 辛い経験をし、須永先生に出会い、あの詩に出会って、言葉の力がどれほど人に大きな影響を与えるのかということを、よく知りました。言葉は、悪いように使えば人の心を傷つけてしまう恐ろしいものです。しかし、良いように使えば、人の心を温かい気持ちで包み込み、幸せにしてくれる、かけがえのない素敵なものになります。私自身が、そして私の周りの人達が幸せな思いをたくさん味わえるよう、これまで以上に「言葉」を大切に使っていこうと強く思っています。 あなたは、「言葉」をどのように使っていますか。
10月17日(土)~18日(日)の二日間、Gala青い海で第4回読谷やちむんと工芸市が開催されました。会場は村内の各窯、ガラス工房からの出展がなされ、村内外から集まった多くの来客で賑わいました。北中城村から買い物に訪れた比嘉さんは「ラジオで今回の開催を知って訪れた。読谷のやちむんを買って帰りたい。」と語りました。
11月11日(水)は介護の日でした。この日、県内では児童生徒に介護への関心を持ってもらうため、未使用のタオルを収集して福祉施設等へ寄贈する「ふれあいタオル」事業(主催:社会福祉協議会)が行われました。読谷村では古堅南小学校の児童会が約300枚のタオルを収集し、読谷村社会福祉協議会へ寄贈しました。児童会代表の仲宗根麗美さんは「今回のタオル集めを通じて、他人の役に立つ喜びを知ることができました。これからも誰かのためにできる活動があれば取り組んでいきたいと思います。」と感想を述べました。 介護と聞くとピンと来ない方もいらっしゃると思いますが、未使用のタオルを寄付することも助けとなります。村民の皆さまもぜひ介護への関心をお寄せ下さい。
10月4日(日)、読谷村文化センター鳳ホールで「第4回読谷村民俗芸能祭~結座(ゆいざ)」が開催されました。催しは二部構成で、一部(胎動)では子ども会による演舞が、二部(躍動)では大人による演舞が披露され、先人から受け継がれた伝統芸能を一目見ようと村内外から多くの観客が詰めかけました。 出演団体一覧(出演順) 長浜子ども会、渡慶次子ども獅子舞クラブ、座喜味子ども会、波平子ども棒・獅子舞クラブ、渡具知区、儀間伝統芸能保存会、渡慶次文化財保存委員会、座喜味棒保存会、高志保馬舞保存会
10月11日(日)、読谷村健康増進センターや読谷村運動広場を会場に第26回健康づくり村民のつどいが開催されました。健康増進センターが無料で開放され、骨密度や動脈硬化などさまざまな測定が無料で行えるとあって、100名以上の方が測定を行いました。 また、シニアソフトボールやタグラグビーなどのスポーツ大会も開催され、訪れた方の健康づくりへの意識が高まった一日でした。