ユンタンザ産業フェア むら咲きまつり
むら咲まつり ユンタンザ産業フェア 第十二回ユンタンザ産業フェア「むら咲まつり」(主催:読谷村商工会)が五月一日・二日の両日、南海王国・琉球の風跡地にて開催されました。 このむら咲まつりも今年で十二回を数え、特産品を集めて行われるこの「むら咲まつり」も村内外に知られ年々訪れる皆さんが増え、読谷物産を紹介する産業フェアとして定着しており、両日にわたって、終日家族連れで賑わいました。 この「むら咲まつり」は、地場産業・商工業の振興、魅力と活力にあふれた地域づくりと、新たなビジネスチャンスの創出を基本に村商工会が中心になって毎年行われております。このまつりも村の一大イベントの一つとして定着すると共に地域産業の育成・活性化、経済振興に大きく寄与しております。 まつり会場は、琉球王朝文化・大交易時代の風情の漂う同施設内で行われ、伝統文化・芸能の鑑賞、趣向を凝らした各種イベントヘの参加、本村特産の展示即売等でにぎわいました。 今回は特に会場である、琉球の風跡地の施設再利活用事業を成功させようと、シンポジウムが開催されました。 第一部では読谷村商工会会長の大城勝哲氏から「南海王国・琉球の風施設再利活用検討経過報告」がなされ、同施設を運営する新会杜発起人代表の国吉眞哲氏からは「同施設再利活用事業計画案」が提示されました。 また、第二部の討論では琉球新報社中部支社長の若杉和広氏がコーディネイターを務め再利活用について各界の専門的立場から討論が進められました。席上にはアドバイザーとして琉球大学教育学部教授の眞栄城守定氏、パネリストとしてホテル日航アリビラ副総支配人の宮里捷氏、読谷村役場建設経済部長の当山弘氏、読谷村商工会から大城勝哲氏、株式会社設立発起人を代表して国吉眞哲氏が参加して活発な議論がなされました。