読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1959年6月発行 読谷村だより / 4頁

6月10日~6月11日 大きな成果を修めて 第一回生改グループ幹部研修会終了”緑化本部長大田副主席の講演も”

6月10日~6月11日
大きな成果を修めて 第一回生改グループ幹部研修会終了
“緑化本部長大田副主席の講演も”

 明るい楽しい家庭生活と農村生活を築くために、読谷村生活改善グループ連絡協議会(会長山内ヨシ子)では六月十日、十一日の二日間にわたって村内二十七生改グループの幹部名が新しい村民会館ホールで第一回幹部研修会を開いた。
 初日は(十日)九時三十分から受付を開始して十時に開会、村長の挨拶があって宮良普及員から研修会の目的、実施要領、日程等について説明、引続きグループ活動の目的やプロゼットの意義、発展活動について講義があり午后から作業衣の作り方の実習及分科研究会、二日目は午前中は大豆を主体にする農産加工パパヤ、きつぱんの作り方などについて説明実習
 午後二時からは緑化運動推進について太田副主席の講演と家計簿の必要性と記入方法について経済局赤嶺主事の指導助言があって大きい成果を修めて研修会を終つた。

豆を食べてまめに働きましょう。
大豆とするめ昆布の栄養漬
 材料
大豆一CC、するめ一枚昆布一○G、醤油、油、二分の一CC 砂糖少々
 作り方
一、するめはさっと焼いて横二糎幅三糎に切って更に細かく切ります
二、昆布はうすくて良質のをえらんで細かく鋏で切ります。
三、大豆はぬれ布巾できれいにふいてフライパンでから炒りします。
四、鍋に酒と砂糖を煮立て醤油を入れ火からおろし炒った大豆、するめ、昆布を入れて漬けておきます。
軟らかくはってくると昆布の汁が糸をひいてきますが変質したのではありません。長くもつので常備菜としてお茶漬にぞうすいにおべんとうの小付にも重宝であります。

大豆のつくね揚
 材料
大豆一CC 塩少々 味の素揚げ油メリケン粉半CC 卵一個
 作り方
一、大豆は一晩ふやかし槢鉢でする。
二、よくすりつぶした大豆にメリケン粉 つなぎに卵を合せてまぜ形がまどまるくらいの固さに作る
三、塩味の素を入れて煮立つた油に落し周りがきつね色に変わったら引き上げて油をきる。
 盛り方
千切 きゅべつなどあしらった皿に盛つけて醤油やソースをかけて頂きます。

パパヤきつぱんの作り方
 材料
パパヤ 六KG ザラメ二K二○○G、エッセンス少量
 作り方
一、パパヤの皮種子を取り除き清水で洗い一個を八等分立に包丁を入れ更に二糎の巾で切りおとします。
二、鍋はジュラルミンを利用し鍋に割合のパパヤ砂糖を入れて煮つめる箸でなくしやもじでかきまぜる
三、鍋の水分がとれたころ火からおろして日光に干す(一○時間位)
四、更に鍋に入れて水分がとれたら火からおろすその時香料のエッセンスを入れてかきまぜる充分に冷えきったら鍋から取り出しつつ残り砂糖をまぶしてから頂きます。
注意(パパヤを煮つめるには二日間に亘つて火にかけると保存もきく)

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