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上をかたづける運動」を一般につよく呼びかけその理解と協力を求めてをります。
特に週間中は多数の警察官が街頭に進出されて交通に対し親切な指導を積極的に行い各家庭や職場の末端まで交通安全思想浸透させ交通事故を未然に防止するよう計画されています、別表のとおり村内においても毎年多くの交通事故が発生しています。われわれは各職場や家庭において次の事項をよく守り交通の安全を図るように努めましょう。
一、正しい歩き方
1 左側通行の励行
歩行者の正しい通行の基本はまず左側通行である、特に歩車道のない道路では対面交通を行う
2 正しい横断の励行
交通事故の大半が道路横断に際しておきているので、横断歩道のある場所は必ずこの歩道を通ること「急ぐときでも横断歩道で」
横断歩道のないところでは左右のないところでは左右の安全を十分確かめた後真直ぐに横断する。斜横断、車の直前直後の横断は事故のもとである。
「止って見て、待ってとおる」
3 信号機のあるところ、手信号をしているところでは必ずこれに従って横断する。
二、正しい運転
1 交通法規をすなおに守って安全運転をすること
2 取締を強力に実施する
三、道路をかたづける運動
1 道路は交通の用に供することが本来の目的である、せまい道路を広く使うことができるようお互いに協力する。
2 建築資材(材木、砂、バラス等)道路上に放置しないこと
3 道路上に停車、駐車、しないこと道路を車庫がわりに使用しないこと
4 軍払下げ物資業者、パンク、修理業者等店頭に物件を放置しないこと。
5 道路上に農産物やその他ほし物をしないこと
管内交通事故発生状況 嘉手納地区警察署
発生場所 58年度 59年度 備考
嘉手納 27 12 嘉手納部落内1号線、16号線
比謝矼 19 3 比謝矼より比謝停留所
古堅 1
楚辺 1
高志保 1
多幸山 6 3 恩納村との境界迄
比宮組前 4 1
伊良皆 4
喜名 6 3
座喜味 1 1
都屋 2
長浜 2 1
波平 1 1
読谷中校々庭 1
瀬名波 1
南洋土建前 2
合計 72 32
交通事故調(全琉、当署比較)
年度 発生件数 死亡 重傷 軽傷 物件損壊 備考
全 琉 1958 2,312 78 218 840 142,570 単位はドル
1959 979 30 174 349 55,222
嘉手納署 1958 72 8 16 36 5,621
1959 32 2 11 12 3,091
但し 全琉1959年は上半期の分
当署1959年は9月分まで
交通事故年令別調
年度 死亡 重傷 軽傷 計
幼 児 58 1 4 5
59 2 3 5
小学生 58 4 4
三年以下 59 2 1 3
小学生 58 1 1
三年以上 59 2 1 3
中学生 58 1 1
59
成 人 58 5 12 21 38
59 6 9 15
合 計 58 6 12 31 49
59 2 10 14 26