読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1960年8月発行 読谷村だより / 3頁

統計調査費について

〔50号2ページの続き〕

=公債費=一弗で目在置
=諸支出金=三、五三八弗

 第一項の微税費は、納税奨励金に一、五六一弗計上してあります。それは微税交付金として、村税と教育税の調定額約二七、○○○弗の五分の一、三五五弗と償金の一八二弗を計画してあります。それに各種税の微税令書、納付書等の需用費として四七二弗が主であります。第四項の負担金は、大きく一、三五九弗となっていますが、これは沖縄市町村長会を始め各種の協力、連合会、支部、協力団体等への負担金で全琉市町村、或いは地域市町村が均しく負担するように協議された、義務的な支出であります。

=予備費=二○○弗
 以上才出予算について各款別に説明を申し上げましたが、才出合計一四○、一二五弗の規模のうち、約七二、○○○弗が補助金や助成金として、約八、○○○弗が原材料費に、報償金に約一、七○○弗で予算総額の五八%余りに当る八一、七○○弗となり、産業振興の面に或いは民生の福祉に又は納税奨励費として、直接、間接に村民の皆さんに還元されることになります。一四○、一二五弗の事業計画を強力に押し進め乍ら、経費の節減できる部分は節減して、予算執行を効果的に、かつ迅速に執行する態度を整えていますので、特に村民各位の御協力を切にお願い申し上げまして、一九六一年度の才入才出全般の予算説明を終わります。

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