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1960年12月発行 読谷村だより / 1頁

「第四回定例会追加実正予算等を可決」

「第四回定例会追加実正予算等を可決」

 本村第四回の定例会が去る十二月八日に開会され村長提出の左記事件について審議それぞれ原案のとおり可決され十二月十日に閉会した。

議案第二十七号
 読谷村監査委員選任に関する同意を求めることについて

議案第二十八号
 村税の減免について

議案第二十九号
 一九六一年度読谷村才入才出追加更正予算について

議案三十号
 村費より補助金及び負担金支出について
尚議案について概略説明を申し上げます。第二十七号議案は市町村自治法第百三十条第一項の規定に基く監査委員(学識経験を有する者)が任期満了による後任の選任について議会の同意を求めたものでありまして、議会でも提案のとおり本村字高志保二三番地の松田正夫氏(四一才)を万場一致で同意されました。次は第二十八号議案の村税の減免について」は市町村税法第二十八条の規定によりまして主として生活扶助者等に対する一、九六一年度固定に対する一、九六一年度固定資産税の免税を行いたい主旨で提案されたので、人員にして八十名で、税額が合計で十七弗九三仙になっています。本案も原案どおり可決されました。
第二十九号議案の追加更正予算は才入才出とも追加更正額が一二、六一三弗となっております。まず才出で主なるものは、村教育委員会補助金九、二六九弗でこれは読谷高等学校敷地購入費の分担金としての補助金でその他役所費一、六六三弗(職員手当一、○三四弗管外旅費二五○弗 退職金三七九弗)失業対策事業費五○○弗、産業経済費で農薬購入補助一、二○○弗、甘蔗作付補助に四九○弗が主として追加され、そのほか火葬場費や財産費及び諸支出金で七六一弗となっています。
才入綿では市町村交付税に七、五三八弗、繰入金八二弗、繰越金四、九九三弗を計上し才入才出の均衡をとってあります。本年度追加更正予算は今回が第二回目でありまして現在の村の総予算額は、一六○、二三八弗となってをります。
次に第三十号議案は予算と関連する議案で、補助金及び負担金の支出については議会の議決を要する規定になっていますので本案を提出したのであります。

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