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1963年2月発行 読谷村だより / 3頁

村長当選祝賀会賑わう

村長当選祝賀会賑わう

 去った十二月の本村村長選挙において無投票で当選した池原昌徳氏の村長当選祝賀会が二月十七日ひる二時から楚辺区公民館(館長桃原恒雄氏)で盛大に催された。楚辺部落は明治三十年に松田平治氏初代間切長に就任されたがその後戦前においては部落から村長の就任をみなかったが、戦後村長の公選が実施されるようになり一九四八年の二月に初めてその選挙が行われた。この選挙において楚辺出身の松田平昌氏が当選し、第十代目の村長に就任、その後一九五六年には第十三代目の村長に伊波俊昭氏が無投票で当選、今回また池原昌徳氏が無投票当選で第十五代の村長に就任された。
このように戦後になって楚辺部落から三人の村長が出られたことは部落としてもまた誇りであり、大きな喜びである。当日は部落民をはじめ村内外の関係者が多数参加して盛大な祝賀会が行われ、余興には部落の青年会、婦人会、その他特別出演があって部落あげてのお祝で大変賑かだった。

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